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No.115

ネコと茶がま
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 77-79p

 「片目」にされた猫神の祟りの物語。
 茶がまは、「豊穣の大釜」のような意味があり、本来は猫神が主人公に授けた、という由来はあったかもしれないと思うが、消失するか、形が大きく崩れており、不明である。
 猫が片目にされる点はいわゆる西欧の「半分男」をどことなく思わせるし、「夷羿と洛水の河伯」の物語も思い出させる。

 参照:夷羿(夏の羿

#昔話 #長野県 #南信 #猫 #祟り #魔法のアイテム #茶がま #魔法の大釜

by admin. 昔話 <248文字> 編集

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