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タグ「吝嗇」を含む投稿3件]

食わずにょうぼう
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 109-116p

 吝嗇が元で、怪物に祟られる話。
 後半に「呪的逃走」が入る。
 「瓜子姫」が欠落した「瓜子姫と天邪鬼」といえると思う。要は、魔女との婚姻と、その逃走譚(この場合は「追い出し」型)である。
 「瓜子姫」は登場しないが、その名残で、逃走の手助けを植物が行ってくれる。それが「端午の節句」の由来譚となっている。

#昔話 #長野県 #中信 #鬼 #祟り #吝嗇 #呪的逃走 #由来 #樹木信仰 #蓬 #菖蒲 #追い出し #匿い

by admin. 昔話,起源・由来 <251文字> 編集

ずるいアルダール・コセーとけちなシガーイ旦那
「ソヴィエト諸民族民話集」 165-177p

 アルダール・コセーはカザフ民話で愛される主人公、とのこと。
 「難題聟」の変形。逃げ出す手段は遊牧民らしく馬である。突如として消えてしまうところが「魔法的」といえる。

#民話 #カザフスタン #呪的逃走 #馬 #運搬動物 #難題聟 #叡智 #ポセイドーンとアムピトリーテー #吝嗇

by admin. 民話,多エピソード保有人名 <189文字> 編集

地主が馬になった話
「ソヴィエト諸民族民話集」 154-158p

 下男達の助け手となる男神がペルーンであることが明らかになっている物語。
 前半は地主=怪物的な物語で、ペルーン(物語中ではペコルーン)が問題解決をしてしまう。物語の主人公はペルーンといえる。
 後半は馬に変えられた地主がキャベツを食べて再生する話で、キャベツを捧げられる馬の神のような扱いになっている。地主は家畜の神であるヴォーロスの化身といえようか。地主(ヴォーロス)は再生されると新たに結婚生活をやり直すわけで、結婚の復活も神らしい結末と言える。
 「馬を恐れない」という禁忌は明確な言葉では現れないが、下男達の容赦ない態度から暗喩される。タフムーラス型といえる。

#民話 #ラトビア共和国 #馬 #禁忌 #タフムーラス #食事 #恐れ #おじいさん #ペルーン #ヴォーロス #聖ゲオルギウス #地主 #怪物退治 #変身 #キャベツ #植物 #吝嗇

by admin. 民話,神話,神名 <413文字> 編集

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