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タグ「鍛冶屋」を含む投稿3件]

鍛冶屋のゼップ・アントニー ATU753+ATU753A
「世界の民話1 ドイツ・スイス ぎょうせい」 221-224p

 異教の神の業をイエスが横取りしてしまった物語といえようか。キリスト教の影響といえよう。

#民話 #スイス #鍛冶屋 #神 #イエス #疫神 #再生 #蘇民将来 #カトリック #キリストと鍛冶屋 #蘇生の失敗

by admin. 民話 <167文字> 編集

鉄のハンス
「世界の民話1 ドイツ・スイス ぎょうせい」 135-140p

持ち物は「鉄の棒」ではなく、「鉄のむち」である。
下男が悪い主人を懲らしめる、という物語は一種の「怪物退治」譚であることが分かる。狼や悪魔を捕まえて利用しているところは「動物神」型の変形といえる。
類話は「商人と下男」。

#民話 #オーストリア #鍛冶屋 #食欲 #怪力 #下男 #奉公 #狼 #兎 #動物神 #酷使 #禁忌 #恐れ #悪魔 #牛 #地獄 #聖ゲオルギウス #鉄の棒

by admin. 民話 <231文字> 編集

ジプシーと三人の悪魔
「世界の民話1 ドイツ・スイス ぎょうせい」 123-129p

 前半は「蘇民将来」的な話。イエスが人を生きかえられたりする代わりに、現世利益的な宝物を与える点は北欧神話的、異教的と言うべきか。
 主人公と悪魔とのやりとりは「怪物退治」の崩れと思われるが、主人公が悪魔を自分の家で迎え撃つ話といえる。そのため、「呪的」に逃走するのは悪魔の方、と入れ替わっている。
 パロディー的ではあるが、「恐れを知らないこと」が禁忌として暗示されている。
 主人公の生きているときの所業が来世に影響する点も北欧神話的といえると思うが、天国と地獄という表現が出てくるところ、良くも悪くもなりきれない人間的な主人公が天国にも地獄にも行き場がない、という点は、「煉獄」を連想させ、キリスト教的な思想の影響といえると感じる。イエスに「永遠の魂の平和(天国)」を求めない主人公が悪い、というキリスト教の説話的な意味の物語であろう。(でも、異教徒の私はキリスト教徒ではないので、「死後の天国を求めない精神」が非難されるべき、というキリスト教の考え方そのものに共感する気持ちがないので、説教的に感じにくい面はある。)

#民話 #オーストリア #蘇民将来 #イエス #財布 #悪魔 #鏡 #魔法のアイテム #ジプシー #梨 #鍛冶屋 #天国と地獄 #禁忌 #恐れ #来世 #怪物退治 #迎え撃ち型 #カトリック

by admin. 民話 <603文字> 編集

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