おまけ

でもって、蛇の兄さんからは、私が兄さんと結婚するのは、「愛し合っている二人が正式に結婚するのが当たり前だから。」って親に言え、ってぎゃーぎゃー言われるわけで。そんなこと言ったって、既婚者妻子持ち、とかそういうことを私が口に出すと、黒い大蛇に変身した兄さんが降臨してきて、シャーシャー威嚇するから、それが言えないだけなんですけれども? ということで-;。私だって、お悩みは尽きないんだから、ちょっとは状況を見てモノを言って下さいな、と思うわけで。みんな、自分の欲することしか言ってこないから、大変なわけですー;。

本日の日誌

昨夜は特に夢も見ず。現場に出かけて、朝寝をしている時に何か夢を見たはずですが、覚えていなくて。で、穴蔵の中の湿った土を出して干したり、奥の方を掘ったりしていて。で、奥の方を埋め戻したいのに、なかなか石だのゴミだのが出て来て、そういう段階にならない上に、土だけがたまるわけで-;。

奥の方を掘っている時に、ふっと守達神が降臨してきて、「太陽女神の夫として興味があるのは「権力」だし、外に出たら「権力」とはどういうものは教えて上げる。」と言われるわけで。そういうことに興味がある人もいるんだなあ、と思ったわけですが。

で、帰るときに親といろいろと話していたわけですが、親が6番目の子が私と正式に結婚したがるのは、「権力が欲しいから」だって言い出して。その人も「権力」というものに興味があるということは知っているわけですが、でも、それは違う、と思うわけで。だいたい、彼がなんで「道鏡」って言われるかというと、「身分違いの結婚」を望むからです。でも、慣例的には太陽女神の「正式な夫」は王族と決まっているわけで。で、「権力」といっても、いろんな種類があるわけですが、どこぞの「事務所」は太陽女神に属するものなので、そこで使える「権力」というものは、正式には「太陽女神の権力」なわけです。6番目の子もそうだし、守達神もそうですが、彼らが使っているのは私の「権力」ということになる。で、蛇の兄さんは王族だから、王族として富の王家に属する権力を持っているわけです。王家の守護神でもあるわけだから。でも、私と結婚しても兄さんは「事務所」が関わる「権力」には干渉できない。何故なら、「事務所」が関わる「権力」とは私のもので、そうやって誰と結婚しようとも、私に属する「権力」は、どこからも独立したものとして守られる、ってそういうことになっているわけです。だから、私と「事務所」が、富の王家の血を引く子供を「養子にする」と決めて、族長として「権力」を行使すると、実の親でもその決定は覆せない、とそういうことになるわけで。富の王家も、太陽女神と仲良くやっていきたいから、折れてくれるわけです。だから、6番目の子の立場は、敵でいうと「法王」みたいな立場であって、敵でも味方でもそうですけれども、「神に忠誠を誓って、神と結婚する」ということは、俗世では「一生独身である」ということが当たり前なわけです。だからこそ、そこで行使される「権力」というものは、万民のために公平かつ公正さが保たれることになる、ということで。でも、6番目の子のように、「正式に結婚したい」って言う人が現れると、「権力」のあり方が偏る恐れがあるので、通常なら道鏡と同様排除される方向に働くわけですが、富の王家が、「別にそれでもいーや」って言うので、良くなってるわけでー;。でも、その代わりに、6番目の子に「権力」が集中しないように、特に配慮が求められるから、彼の立場で「正式な夫になりたい」ということは、むしろ「権力を欲する」立場からいくと不利になるわけで。

だいたい、今のところ、私の一番目のお悩みは、蛇の兄さんと養子の子の関係のこと。その次のお悩みは、WESTの兄さん達の述べるところの「お潤の方とお亀の方の対決」なのでー;。ともかく、6番目の子が妻神が好きすぎて、若手の「目の力」があまり強くない婿の兄さん達を圧迫しまくるので、苦情が来る。しかも、そういう人達と私が仲良くしていると、思い切り焼きもちを焼くし、「筆頭としてすべきではないことでしょ。」という苦情がものすごく来るわけでー;。そういうことをよろしくないと思っている人達は、7番目の常識と良識のある兄さんの方を重用すべき、って言ってくるので、今のところはそうなっているわけです。だから、太陽女神の「権力」そのものは、筆頭として6番目の子が行使するけれども、7番目の兄さんはそれをしっかり監督する立場、ということで。で、事務所の中には6番目の子にあまり個人的に好意を持っていない人もけっこういるので、事務所は大きくわけて、6番目の子の派閥、7番目の兄さんの派閥、第3勢力の人達の派閥、年長者の人達の派閥、と、4つに分かれている気がするわけで。6番目の子にも7番目の兄さんにもつかない「第3勢力」の人達は亀の子の「後見」として名前を連ねる、ということで、中は中で、どこにも権力が一極集中しないように工夫がされているわけです。6番目の子と7番目の兄さんのどちらが「上」なのかってことは微妙な問題なわけですが、7番目の兄さんは「権力を自分が行使する」ということにはあまり興味がないので、こういう構図になっているわけで、それは私が表向き誰と結婚しようが、変える気がないわけで。

だから、蛇の兄さんの憂鬱は、妻神が養子の子と仲が良すぎること、であって。そして、6番目の子の憂鬱は、とりあえず自分が妻神の中の一番になれないこと、かつ男として7番目の兄さんの方が、自分よりも妻神に信頼されていること、だと思うわけで。だって、けっこうな「目の力」でJUMPの兄さん達を締め上げてたし、ほっとくと亀の子のことも虐めるし、それは困るのですけれども? ということで。正式に誰と結婚するのか、ということと、誰が真に「力」を持つのか、ということは違うのですが。でも、「権力」というものは、とりあえず一番使うのが上手い人に使わせておくのが、効果的だし効率も良い、ってそういうことなわけです。