21年2月10日

 本日は、母親を小谷医院に連れていって。あの、紹介状もろくに書けない姉さんが、またぞろおかしなことを企み始めているらしくて。2,3日前から、どうもビクビクしてるんじゃないのか、と予感がしていたわけですが。どうも、診察室に入ったら、病気とは関係のないことを親しげにしのごの言うわけです。なんて言ったっけな? 忘れちゃったー、録音がもしあれば、聞けば思い出すかも、というような「聞き苦しいこと」を言ったと思って下さい。で、最後に「暖かくなって血圧が下がったら薬の量を減らしましょう」みたいなことを言ったわけです。どうも、小谷の姉さんは

「尊敬する医者は誰ですか?」

と聞かれたら

「市民病院の泌尿器科の加藤先生みたいに患者を殺そうと企む医者」

って答えそうなタイプである気がする-;。というか、こちらの機嫌をとって、殺人計画に賛成させようってしてる、って叩かれそうだと思うなら言わなきゃいいのに、どMでしょ、と思う。まあ、小谷医院にはメールを送れますので、人生の先輩として、かつ医者の先輩として、高血圧症について色々と教えてあげようと思います。ガイドライン2019の62頁とか78頁あたりを送って教えてあげたら、感謝の言葉の一言もなく逆恨みしてくれそうな気がする。でも、最近では春日の若旦那が上辺だけ、「先生のおっしゃる通り」みたいにヨイショしてくれるので、医者に対して「名医面」するのに抵抗がなくなってきました。まあ、前立腺癌の抗癌剤に関する基本的な知識のない者が恥ずかしげもなく泌尿器科の専門医でござい、とか言ってる昨今だから、私以上の名医なんていないでしょ、みたいな妙な思考にはまりつつあります-;。気をつけなければ-;;。

 でも、なんとなく、色々な町医者様方には、「上皮内癌なんて癌じゃない」とかって暴言を吐く「病理医思考」がそもそも「ドン引き」の対象なのかなー、と思うので。癌だって思わないからほっといてるわけではないのですよ。まあ、ある意味では、市民病院の加藤先生と同様「今すぐジタバタしなくても、浸潤もしてなさそうだし?」という思考に近い。老人相手の慢性病、しかも経過が長期で入院とかの早急な治療が特に必要のない相手ばかりを対象にしてる町の内科医様には、「癌医療のど真ん中」で働いていた人の思考はちょっと合わないのかも、と思う。医者は科によって考え方とかもかなり違ってくるし、良性の慢性病を扱うことがほとんどで、癌の患者をあまり診たことのない町医者様と、毎日癌の標本ばっかり診ていた私とでは「悪性腫瘍」に対する考え方が相当違ってても仕方がないと思う。でも、老人の病気で、「経過が長期で入院とかの早急な治療が特に必要ない」からって、自分の趣味を最優先にして患者を殺そうとしちゃ駄目ですよ、と思う。

 あとは、なんだか隣の家で工事が始まりそうな気配なので。誰かが測量みたいなことに来てて、うちの私道に私の許可も取らずに勝手に入り込んでたりしたので。工事そのものは、お互いさまだから、文句も言えませんが、常識のない業者に、昼間に大きな音を立てられれば、こちらの生活のリズムはどうしても乱れますし、そうやって母親の生活を乱すことが目的の工事なのか、と疑ってしまう。生活のリズムが大きく崩されて、小谷の姉さんが期待するほど血圧が下がるかねえ? そちらの方が心配だー、と思っております。

 で、今日も作業とかはしたわけですが。朝からバタバタしていて、疲れたのか、私が自律神経失調症の発作を起こして今までへたばっていたので。本日の日記は簡単にしておこうと思います。