建御雷神の正体

結論から述べますと、今日の午後家の近くの八幡神社へ参拝しに行ったわけです。要するに、非常に超有能な軍師から、「八幡神としての名乗りを上げるべし」という進言が午前中にありまして、午後になって兄さんから、了解の旨の返答が来たわけで。で、私自身は関東の八幡神社の総元締めともいえる鶴ヶ丘八幡宮に既に結縁しているわけですから、その力を持って、家の近くの八幡神社を抑えて、八幡神としての名乗りを上げ、実力支配して来て欲しい、まずは家の周りを固めるのが先決だから。しかも、あそこは昨今この家を呪うための敵の最前線ともいえる神社で、敵の力もかなり集中しているものですから、あそこを取れれば逆にそれが敵に対する最大の「力」となるということで。
で、行きまして、八幡神にお参りし、合祀されていた小さな祠群にも結縁してきたわけで。で、あそこで主に祀られているのは、八幡神の他に鹿島社があるわけで。で、家に帰ってから、鹿島社の祭神を調べて欲しいと言われましたので、調べましたら建御雷神とあったわけです。で、この神の本宮は鹿島神宮ということで。
建御雷神というのは、諏訪神を諏訪へ追いやって、信濃国に封印した神ですよねえ? しかも、香取の神・経津主神とも同一視される神です。要するに、諏訪神である兄さんには鬼門ともいえる神といえます。そして、香取の神・経津主神というのは、本来、石上神宮の主祭神である川の神ですから、建御雷神とは別の神なのですが、現在は同一視される、と。でも、香取の神って、香取君のことですよねえ? と思うわけで。
で、言われるわけです。鹿島神宮ってどこにあるのですかねえ? って。茨城ですよねえ? って答える私がいるわけで。で、言われたわけ、「茨城生まれのろくでなしって誰ですか?」って。えーえーえー、それって石井竜也が建御雷神ってことなんですか? あの男は敵であっても「神」なんだ? ということに気が付いたわけで。
要するに、家の近所にあって、敵が非常に祭祀に力を入れているあの八幡神社は、八幡神も重要ですけれども、その次に鹿島の神も重要視されていて、この家が、鹿島の神に捕まって、ここから出られないように、そして兄さんが入って来れないように、そして私が建御雷神である石井竜也から逃れられないように、って呪いをかけてたんだ? 全部偶然じゃなかったんだ、何もかも??@@ って初めて分かったわけで。

そして、神々の世界は力が強いものが支配できるものである以上、習合している建御雷神と経津主神とでは、どちらが力が上だと思うのですかねえ? と言われるわけで。2000年の紅白でSMAPが、どうしてもあの男に勝てなくて、とても口惜しそうな顔をして「らいおんハート」を唄っていましたよねえ? 誰かさんはあの男にどうしても勝てなくて、自暴自棄になって自堕落な生活をしていましたよねえ? と言われるわけで。で、声の持ち主が何を言いたいかというと、経津主神の本宮は、石上神社なわけですが、石上神社には出雲建雄神社がありますよねえ? それって誰のことだか分かりますよねえ? と言われるわけで。それは、昨日行ってきたところと関係があって、出雲建雄とは大国主命の別名だと思うわけですが? と答えると、「名前が違う」ということには意味がある。「出雲建雄」という名には、出雲大社の呪いがかかっていない。神社に祀られている神々は、現実に一番力の強い神が、その場を実効支配することができます。あなたは、昨日「出雲建雄神」の現実の本地まで行って、その場所と結縁していた。だから、その夫のために、あの石上神社の主祭神を経津主神から出雲建雄神へと変更して下さい。と言われるわけで。

ちょっと、待って下さいよ。松本君? あなたはあそこを、主祭神である香取君から奪取して、二番目の子のものとした上で、代理人である自分が実行支配する気ですか?@@ ってなるわけで。さすがに、私はそんなこと一存では決めて上げられないですよ。その報酬が欲しければ、兄さんに直接直談判して下さいな? と言うしかないわけで。だって、香取君は兄さんの配下じゃないですか。
ということで、流石に兄さんもそれは譲れないらしいですが、しかし、松本君には何か策があれば、この私に直接献策して下さって良いですよ。兄さんを通さずに。ただし、神婚に関しては、これ以上兄さんを出し抜こうとなどせずに、きちんと協力して下さいよ? となるわけで。

ま、松本君としては、今回はそれで納得して頂けたわけですが。しかし、こうは言われたわけです。「20年も勝てないなんて、経津主神と建御雷神では、どちらが力が上かは明確に明らか。諏訪神と建御雷神でも、その差は明らか。あの男の正体を暴くために、あなたに八幡神として立て、と言って、あの二人が20年かけてもできなかったことを一日でやってのけたこの私のことも、嵐のことも、2番目の子のことも決して忘れないで下さい。」と松本君はおっしゃるわけで。松本君、あなたは確かに「神」ではないけれども、すごい才能に溢れた人だと思う。古の軍師である「太公望」の名こそ、あなたには非常に相応しいと私は思う。そして、その野心としたたかさもすごいと思う。あなたと兄さんが組めば、それこそ向かうところ敵無しだと思います。そして、あなたはこう言うでしょう。八幡神と結縁するために関西に攻め上る前に、兄さんと二人で、鹿島神宮に参拝して、今度こそ本当に、あの蛇男を頭から踏みつけにしてやりなさい。今のあなたならそれができるから、と言うことで。そうしてこそ、兄さんと香取君とSMAPの積年の恨みはやっと晴れる、ということになりそうですのでね。なるほどね。兄さんが、こちらでかき集めた情報を東京に持ち帰れば、早速そういう作戦が立てられるのも、非常にお見事だと思います。