さて

で、兄さんが一番目の子と二番目の子を連れてくるのを事実上断念したので、兄さんから解放された一番目の子が私の中にも戻ってきました。

で、どうも総合するとですねえ、要するに道中にいろいろと「呪いの建物」があるのがよろしくなくて、兄さんの力であれば、蹴散らしてこれるようなものでも、力の弱い人にはそうでもない、と。で、「食べ物のタブー」というものがあるわけで、これは要するに「敵の食べ物」を食べると、その分敵に踊らされやすくなってしまいますので、食べちゃいけないわけですが、力の強い人なら、代償行為で「敵の食べ物」を食べても、自分で呪いを跳ね返しすことで、それほど踊らされないで済むようで。要するに、芸能界にいる人とか、いわゆる「お金持ち」とかが呪いの高級料理なんかを食べるのは、表向きはステイタスの象徴みたいに見えますが、実際はそれは特に味方の場合は「代償行為」であって、自分が克服できる範囲で食べてることがほとんどのようで。要は「悪食」できる人ほど「力」も強いようで。

で、力の弱い人が、代償行為で悪食すると、その呪いにまず捕まってしまう、と。で、どうもですねえ、山道というものは「山」がついてよろしくないので、幹線道路を通ってくると、沿線には「おやき」の店がありまして、長野県人の二人はそういうものを食べたことがあるので、その呪いに捕まっていて、我が家が良く利用していた「おやき屋」の前を通過しようとすると、そちらの方が我が家との結縁が強いので、邪魔されて通れなくなってしまうらしいです。それで誰かさんは、そんなものも克服できないで、役立たず、って思って、連れてくることを事実上断念したわけだ。(確か昼間怒ってましたもんねーー;)っていうか、「おやきの呪い」に捕まって身動き取れないなんて、それこそ冗談みたいですが。でも、あれも一応「人頭」の代替物なので、恐ろしい人には恐ろしいわけだ。でも、長野県育ちでない兄さんにとっては、お話にもならない呪いというかーー;。(というか、兄さんなら食べたことがあっても、どうってことないでしょ。あのジャケットの写真とか、ツアーグッズの「綿棒」とかのノリを見ればさ? と思うわけでして。でも、余談ですが、「綿棒」のネタが出たのって、丁度サバジオスのプラカードとか、棒に刺した首とかを勉強してた頃でしたよねえ? と今になれば思うわけで。こういうことの一つ一つの積み重ねがあったから、私は白鳥兄さんと福山君のことを誰よりも信頼してるし、好きになったのだな、と思うわけですが。)

っていうか、「おやきの呪い」にひっかかって我が家にこれないようでは、一生自分から来ることは不可能でしょ? あなたたちはさ? とは私でも思うわけで。だったら、せめて私の防衛の補助でもしてろ、ということで兄さんは一番目の子のことを解放する気になったようです。それで、食べ物の呪いというのは、要するに「食べたことのない人」にはあまり効力が無いものなので、食べたことがない応援(あるいは食べたことがあっても平気な人)を探す気になったようでーー;。まあ、東京とかにはそういう人いっぱいいるでしょうよ? と思うわけで。

どうも、「食べ物の呪い」というものには強弱があるようで、例えば「ラーメン」みたいに誰でも食べたことがあるような普遍的なものは、呪いのものであっても、割と効果が薄いようです。ラーメン屋さんなんて、どこにでもありますから、結局はその「呪い」に「耐性」ができてしまうということで。

だから、一番よろしくないのは「その地方にしかないローカルフード」であるらしいです。だから、フランス料理とかイタリア料理とか、地域が限定されてるものはよろしくないんですね? と思うわけで。それはともかくとして、作戦を練り直すとなれば、また新たな勝負とか代償行為も必要となるわけですし、誰かさんはちょっと落ち込んで、卒業写真の一番目の子と二番目の子の写真を飛ばしながら、「役立たず」ってぶつぶつ言うわけだ(苦笑)。(だいたい、私は私で「悪食の太母」って言われちゃうのに、他の二人はそんなに潔癖なまでに、「清浄」を必要とするんだ? というのも不思議な気がするわけですが。)