福山君の動画を見ていたら、「メソポタミアで最大の山羊の太母っていったら、ニンフルサグじゃなくて、エレシュキガルなんだって教えておいて、って山羊の人達から言われた」って言われる気がするわけで@@。そういえば、その黄泉の国の女神には「N」音がないですねえ? って思うわけで。「熊」の名前がついていない女神ほど「純血の山羊」の神サマなんだー、と思うわけで。日中の頂点にある「白い太陽」のバッバルが「狼の太陽神」であり、真夜中の頂点にある「黒い太陽」のエレシュキガルが「黒山羊の太陽」であって、山羊は狼の獲物であるので、山羊の命を食い尽くして生を得て、昼の頂点に輝く狼の「白い太陽」が、真夏の太陽であり、真昼の太陽であり、喰われて死んだ山羊の女神が冥界に君臨する「真夜中の太陽神」となるのが、非常に古い時代の古代メソポタミアの太陽信仰、って言われる気がするわけで。そうやって、「生と死」や「昼と夜」は循環する、ということのようで。で、インドのベンガル地方のカーリー寺院では、今でも女神に対して生きた山羊の首を切って捧げる、という信仰が盛んであるということで。(だから、その寺院に行くと、山羊の血で血なまぐさくて、辺り一面血の海で、非常にシュールな光景が繰り広げられているらしいのですが)要するに、「黒い山羊」とは、カーリー、イシス、エスス、アースっていう神々のことなんだ? と思うわけで。
古代イスラエルにも「アザゼルの山羊」というものがあって、「7番目の月の10日を贖罪の日として祝う時、イスラエルの人々から贖罪のささげものとして2匹の雄山羊を受け取り、これを引いてきてくじを引き、一匹を主のものにし、もう一匹をアザゼルのものにする。ここでアザゼルのものとされた山羊を屠らずに生かしおき、これにて贖いの儀式を行う。こうして民の罪を負わされた山羊は、荒れ野のアザゼルのもとへ放逐される。以上が贖罪日の儀式である。(Wikipediaより)」という祭祀があったそうで。要するに、人々の日頃の細かい罪をあがなうために、生贄とされる山羊のことを「アザゼルの山羊」というらしいのですが。こういう山羊のことをスケープゴート(身代わりに他人の罪を負わされる者)とかって言うわけで。でも、そもそも「アザゼル」というのは「イシス」のことだよねえ? って思うわけで。イシス女神に対する犠牲として捧げられる雄山羊とは、オシリスのことそのものですねえ@@、って始めて思ったわけですが。そして、ローマにおける創始者であるロームルスとレムスの双子は狼の乳を飲んで育ったわけですし、ギリシャの主神ゼウスは山羊の乳を飲んで育った、と言われているわけですので、「山羊信仰」というのは、トーテムとしての山羊の地位はそれほど高くないように見えて、西欧の多神教を広く底支えしているような存在なのですねえ? と思うわけで。要するに、西欧の古い時代の「母系社会」というのはほぼ「山羊トーテム」であって、あとから入り込んで来た「男系社会」が、牛トーテムであったり、豚や羊のトーテムであるので、男系優位の社会では山羊の神サマの地位はそれほど高くないわけですが、でも、女性がいなければ世の中は成り立たないので、潜在的には「山羊」の神サマがたくさんいる、ということになるようで@@。
でも、私の場合は、縄文系の人々の「大姥サマ」であるので、バッバルの名前は貰えるけれども、純血種の山羊の太母の名前が、良くも悪くも貰いにくい、性格的にも、そっちの才能があんまりない、って言われる気がするわけで。「熊」という名前がついている「山羊の太母」であるニンフルサグの名前は貰えるけれども、エレシュキガルは駄目って言われる気がするわけで@@。それはたぶん、日本には古来から山羊がいなかったせい、って言われる気がするわけで@@。ニホンオオカミの餌は山羊じゃなかったから、ってことね? って思うわけですが-;。西欧では「狼と山羊」というのは、定番の組み合わせでも、日本ではそうでないということで、グローバル的にはそちらの方が珍しいんだけれども、そういうところだけ「和風」な気質が出ていてもそれは仕方のないこと、って言われる気がするわけで-;。「アザゼル」の名前の「良い気質」の部分を蛇の兄さんが貰えるのは、やっぱり「蛇の目」の人達が西の方からやってきた人達だからなんだー、と思ったのですが。でも、純血種の「山羊」の人達の気質は近親婚の傾向が強いこともあって、狂気がけっこう強いので、「応援の気」を送って貰うときには、どこまでやるのか調整が必要、って言われる気がするわけで。ともかく、「熊人」も「狼人」も獣の人で、凶暴であることに代わりはないわけですが、狼でかつ山羊の「目」を持つ人というのは、自己を抑制する意思の力が弱くて、怒り狂い出すとなりふり構わなくなる傾向が強い、ということで、逆に意思の力が強い人は、その名前に向かない、って言われる気がするわけで。で、西方では山羊、特に「雄山羊」は、生殖能力の象徴、というか性欲の象徴の神サマ、みたいに扱われるので、逆に言えば、生殖により豊穣に関係して、「N」音がついていない神サマの本来の姿は「山羊」と考えればいいよ、って言われる気がするわけで。古代エジプトの「黒い甲虫」のケプリとかインドのシヴァが、それって言われる気がするわけで@@。ケプリはフンコロガシという甲虫の神サマなので、変則的ですが、それが家畜の糞を食べる虫だから、「山羊と同じモノ」扱いを受けるのだろうな、と思うわけで。「KB」の名前を広汎に貰える私は、山羊であろうがなんであろうが、「KB」のつく神サマの名前は広く貰えるらしいのですがー;。名前って言うのはけっこう厳密で難しいーー、って思うわけですが。