本日の日誌

いろいろなキリスト教と神話関連の本を買った結果、なんだか人文系の大学生が買うような本ばかり溜まった気がするわけですが。カフカスの「ナルト叙事詩」に関する本は、ほぼ絶版状態で中古市場からせっせと探し回って買い求めたわけで。で、いわゆる「琥珀の眼」というのは、科学的にはアンバーという成分が多い「目」であって、白人の中にこういう「目」を持つ人がいる、ということのようで。で、琥珀に近い目の色だから、そう呼ぶのだと思うのですが、他にもう一つ「山金(エレクトラム)」も似たような色ならしくて。金というのは、精製されていないと、大抵は銀との合金として産出されるらしくて、それが琥珀に近い色をしているものがある、ということで、琥珀色で、光の当たる角度によって金色にも見える目を「琥珀の目」というらしくて。それで、「琥珀の目」のことを「金蛙王の目」とも言うのですねえ? と思うわけで。貴金属とか宝石を珍重する文化は、移動の多い遊牧民の文化から発生したものであって、彼らは定住しないので不動産なんかにはあまり執着しないわけです。でもって、古代においては、青い目の人は青いラピスラズリ、緑の目の人は緑の翡翠、琥珀の目の人は琥珀と金と珍重する、という風になっていて、人々は自分の属する宝石(あるいは貴金属)を知っていて、それらがほぼ永遠に変わらないものであることになぞらえて、命の永生性も願ったわけで。「琥珀の目」とは、「金信仰の目」なんだーー、と気が付いたわけで(で、狼の目にもアンバーが多いと言うことで「狼の目」とも呼ばれるらしいのですが。)。金の装飾品とか、神具が盛んであるのは、北からだいたいスキタイ、トラキア、ギリシャのドーリア人だと思うわけで。で、ギリシャのドーリア人系の神話には「エーレクトラー(琥珀)」という名前の半神半人の女性が出てくるわけで。この女性は、母親が愛人と共謀して父親を殺してしまったので、弟をそそのかして復讐する、という女性であって。弟の方は、実の母親を殺したと言うことで、神々に呪われてしまうわけですが、姉の方は全然呪われないわけで、そもそもこの「エーレクトラー(琥珀)」というのは、「血の報復を求めるような苛烈な女神」だったのが、神話の中でのその地位が低下して半神半人扱いになった存在だと思うわけで。「金」を珍重する人々は、その昔は「通り過ぎた後には、家畜も穀物も生きた人も残らない」と言われた凶悪な騎馬遊牧民だったのではないか、と思われるわけで。だからこそ、彼らは「悪魔」と恐れられたのだと思うわけですが。彼らは馬と犬を大切にする「狩人」でもあったわけです。でもって、「エーレクトラー」の「エーレ」というのは「神」ということで、「クトラー」というのは、ヘケトと同じ子音ですので「蛙の女神」ということですよねえ? それ?? と思うわけで。ドーリア人の「エーレクトラー」とは、スキタイの「エキドナ」、カフカスの「サタナ」と同じ子音の女神ですよねえ? と思うわけで。「青い目」と「琥珀の目」は、他人の命や財産を食い尽くす「凶悪な悪魔の太母」が持つ目なんだ? と思ったわけですが。だからこそ、「敵の書物」を食い尽くして、その力を奪ってしまえ、ということになるらしくて。なんというか、確かにこれらの書物を家に入れると、右目の力がちょっと変わった気がするわけで。

で、カフカスの民族衣装とか見て見たわけですが、あちらの女性は髪を「おさげ」にすることが多い気がして。でも、私なんかは髪は後ろで縛っているだけであって、おさげとかツインテールにはしていないわけです。何故なら、そうしてはダメって言われるわけで。で、なぜ「おさげ」がいけないのかというと、それは「角」を模したものだから、ということらしくて。西方の「角のある神」というのは悉く「悪魔」ですから、おさげにすることは悪魔信仰であることの証らしいのですが。で、メソポタミアの古き太母ニンフルサグは、山羊であって、で、メソポタミアで珍重されたのはラピスラズリですから、彼らの太母は「青い目」であったと思われるのですが。メソポタミアの略奪主義の「青い目」とは全て北方のカフカス山脈からやってきた、ということで。カフカスの青い目の太母が、そのままメソポタミアの太母に移行しているわけで、その名をスドゥというわけです。要するに、ニンリルとニンフルサグは起源的に「同じ物」ですよねえ? と思うわけで。カフカスでは、殺される太母=ゼラセ、生と死の太母=サタナ、ですがメソポタミアでは殺される太母=ニンリル、生と死の太母=ニンフルサグとなっているわけで。青い目と琥珀の目を持っていて、「ニンフルサグ」の名を持つ者は、「エーレクトラー」の名を取っても不都合ではないらしくて。また、一つ新しい名前が増えましたよ、ということで。

で、改めて「山羊トーテム」というものを勉強してみたのですが、ギリシャには「雄の山羊」の神サマとして、「パーン」というのがいるわけで。その一方で、雌の山羊としては、ゼウスの養母でアルクレタ島のアマルティアという山羊がいるわけで。クレタ島のアマルティアというのは、地中海東岸地域のアナト女神のことだと思うわけで。ニンフルサグ、ニンリル、イナンナ、そしてアナト、とその辺りの古い太母は「山羊トーテム」の気配が強いわけで。で、イタリアの方にいくと、エトルリアの主神ティニアの妻はユニという名で有り、ローマではボナ・デアという一種の「母神」がいるわけで。ギリシャのパーン、エトルリアのユニ、ローマのボナ・デアって、みな「BN」を子音に持つ同じ名前、ということで。全部山羊の神サマで、それはフェニキアのフェニックスにも通じる名前、と思うわけで。エトルリアというのは、メソポタミアの文化の強い影響を受けているわけですが、そこの太母ももしかして「山羊」なんだ? と思うわけで。エトルリアと北部メソポタミアの血を引く十支族の末裔から、「山羊の太母」の卦が強い娘が生まれる可能性は、だから「あり得る」のだということで。

でも、じゃあ、「イシス」の名を持っていたと言われる気がする「マグダラのマリア」も山羊の太母だったの? って思いましたら、「その女はハトホルと同じく牛だった。」って言われる気がするわけで@@。で、「マグダラのマリアの福音書」かどこかに、「イエス・キリストには7人の特に信頼していた女弟子がいた」ってようなことが書いてあって。その人も女癖の悪そうなご先祖サマだ、という気がするわけですが-;。でも、結局主な「後継者」と、後世に目されるような弟子というのは、ローマのペトロとエフェソスのマグダラでしょ? と思うわけで。他の女弟子はどうなったのさ? とふと思いましたら、7番目の子に「何のために寡婦殉死という制度があると思うのか?」って言われた気がしたわけで@@。死んだ旦那の後継者になりそうな邪魔な女はみんな片付けちゃったんですか?? って思うわけで@@。邪魔者は、みんなきれいさっぱり「救済」して片付けて、自分の双子の子供だけ大事に可愛がって育てた凄腕の魔女がいたおかげで、今の自分がいるってそういうことですよねえ??@@ と思うわけで。それも何だか不条理な気がしたわけですが-;。まあ、それはともかく、「山羊トーテム」に対する信仰も割と各地に広がっているんだな、と思って。

で、一方ローマのユーピテルって言ったら、雄牛ですよねえ? やっぱり? と思うわけで。で、ネット上を検索していたら、紀元前3000年くらいの東イランで発掘された、雄牛の角を持つ山金の神像を見つけたわけです。その禍々しい神の名は何だろう? と思って調べて見たのですが、紀元前3000年くらいのイランといえば、エラムという国があった頃ということで。その頃のエラムと言えば、スーサの主神である雄牛のインシュシナク(メソポタミアのエンリル)が有名なわけで。で、この神サマは周辺地域の住民にはただ「スーサ」と呼ばれていたようで、聖書には「スシ」という人の名前で出てくるわけで。スーサの都市神、スーサは当然戦士の神であり、軍神でもあると思うわけで。その軍神の名前もこの国に持ってきた人達がいますねえ? と思うわけで。雄牛の須佐之男、雄羊の八束水臣津奴命なんだ? と思うわけですが。でも、古代において牛なんていなかった日本では、当初は須佐之男は牛トーテムの神ではなかったわけですが。でも、後から入ってきて、スーサが雄牛トーテムの神であることを知っている集団が須佐之男と牛頭天皇を習合させてしまったわけで。それ以来、須佐之男は上位の「雄牛トーテムの神」に捕まって酷使されまくり、ということのようで。でもって、「鹿島の神」のトーテムは鹿でも、ユーピテルのトーテムは牛ですよねえ? と思っていたら、「石井のHPを見に行くように」って言われて。「ん?」と思って見に行きましたら、なんでも30周年とかで、武道館でコンサートをやったそうで。コンサートのポスターを見たら、「雄牛の角のついた兜」を被ってるよ、おい@@、ということで。この人はこの人でねーー、と思ったわけですが-;。

で、結局、髪を後ろに縛って、青い目を持つエレクトラという名前の魔女が出て来ましたよ、ということで寝る前に、割といろんな人が「庵野、すごいな。」って呟いていた気がするわけで。アニメ映画の監督である庵野氏は、私が大学生の頃、NHKで「不思議の海のナディア」というアニメをやっていたわけで。主人公のナディアは「獅子を従えた女の子」であり、彼女が養女にして可愛がっている幼い女の子は「マリー」という名前で有り、ナディアの養母的な存在として登場するのが青い目の混血の女性エレクトラ、ということで。こういう構成は、グノーシス神話的には、その3つが「同じ女神」として扱われるわけで。庵野監督はかなり良く「未来が見える人」らしいのですが、でも、そういう才能を持った人は、何が見えるのかということはあまり話したがらないらしくて。下手なことをしゃべって、誰かに都合の悪いことを言ってしまうと、自分にとっても危険、ということで。その代わりに、私に呼びかけられるために作られたのが「ナディア」ということのようで。庵野監督には、いずれ「エレクトラ」の名を持つ魔女が出てくることが分かっていたのかも、と思うわけですが。でも、聖書関連の本だけだと、微妙にイライラする気がするわけで。カフカスの神話が家に入ったら、やっとちょっとバランスが取りやすくなった、というかそんな気がするわけで。

でもって、昨夜も夢を見たわけで。なんだか、ちょっと複雑な夢であって、まだ学生時代であって、で、同級生がなぜだかテレビ関連のバイトをしていて、なんだかその関係で私もエキストラのバイトをする、みたいな夢であって。で、そのバイトしている番組に福山君が出ていて、ちょっと顔を合わせる機会があった、みたいな感じであって。で、何故か私の髪型がツインテールであって、私が過去にしたことのない髪型だったので、ちょっと気になって。で、その後日譚というか、今になって「もう一度会いたい」みたいな夢であって。で、福山君の結婚のニュースで、なんだか気になっていたことがあって。何というか、結婚相手の人とは10年くらい前に、一度会っていて、一緒に仕事をしたことがあって、で、5年くらい前に再会して付き合いだした、みたいにニュースでは報道されていて。私が別のルートから聞いた気がする話とは、ちと違う気がする?? と思って微妙に不思議に思っていたわけですが。そうしたら、ふっとそれは、誰かさんが前世で一度会っていて、現世でももう一度会いたいと思っている女の子と結婚したい、っていう意味、って言われる気がするわけで。世の中のいろんなことは、いろいろと暗喩に満ちている気がするわけですが、そういうことを暗に示したくて、ああいう報道なんだ? と思ったわけで。兄さんも、何だかどこかヘンな人?? とか、そういう気がしたわけで。でも、一応今週出したお手紙は喜んで頂けたようで。誰かさんからは、「自分が知っていた子とは似ても似つかない性格だけど、君が好き。」って言って貰った気がするわけで。前世のことなんて、私の方はさっぱりなわけですが、どうも私の分身の蛙の子は私よりもそっちのことを覚えているらしくて@@。誰かさんは、前世でもそのまんまの性格だった、と言うわけですが@@。(4番目の子は今と全然違う性格で、もっと大人しい人だったと言っているわけですが@@。)

で、本日は買った本とかCDの始末をしていたわけで。嵐の最新のアルバムを買ったら、届いたもののケースが割れていて@@。梱包は厳重にしっかりされていたので、わざとやったね、と思ったわけですが-;。でもって、夜はMステでゲストは嵐、ということで。4番目の子は、蛙の子の髪型をおさげにして、どういう風に纏めようか、って考えていた気がするわけで。で、朝方の夢の私の髪型もちょっとヘンだったよね、って言われた気がするわけで。で、松本君はいつにないような目の力を送ってきているな、と思ったわけで。で、6番目の子は、最後にふっとピンクのハートマークを出して渡してくれたわけで。ちょっと嬉しかった、というか、生放送の良いところは、こういうところよね、と思ったわけで。なんというか、そんな感じの一日だったのでした。