21年10月29日

 本日は出かける日であって、かつ週に1度は細々と神社巡りをしたいと思っているので稲荷山の治田神社2社に行ってきました。治田神社は、要は古代に稲荷山に入植した治田連熊田氏が祖神の彦坐王を祀ったもの、と由来は一見すると明快に見えるわけです。熊田氏は近江国の小豪族で、開墾の功績で治田連の称号を賜ったらしいです。で、後の戦国時代に武田信玄の焼き討ちを恐れて、信玄の信仰が篤かった諏訪神を合祀したそうです。だから、信濃国には珍しく、元々は諏訪系の神社ではなかったらしい。でも、不思議なことは「上の宮」には境内摂社にかなりきちんとした杵築社があり、「下の宮」には事代主が祀られていることかなあ、と思う。杵築とは出雲大社の古い名前なので、誰かが古い時代に出雲から勧請したものだと思うわけですが、由来がはっきりせず。よくよくの古くは出雲系の氏族が最初に入植して、大国主、事代主を祀っていたところに熊田氏が入ってきたものか?? となんとなく思ったのですが、実際はどうなのかはっきりしません。杵築社は賽銭箱の前に格子があって、けっこう厳重に封印がされている感じであったのも印象的でした。で、帰りに2台の消防移動車とすれ違って、次に何をしなければいけないのか、にも気がつく。だから、神社巡りをすると、いつもちょっといいことはあるわけです。

 日が短いので、私は外作業はお休みしました。

 お裁縫の方はコースターをちょこちょこ縫って、キュロットの端糸の始末はあと少し。父親のジャケットの裁断はポケットまで進みました。

 それから、姉が母親の隙をついて、朝、また父親の薬を一つ捨ててしまったらしい-;。父親は姉の入れ歯を捨ててしまうし、よくよく似たもの親子であきれてしまいますー;。母親は「姉に介護なんかできっこない。殺してしまうくらい。」と言うけれども、本当にその通りだと思う。世間にはときどき、親の世話になっていながら、親に介護が必要になると親を殺してしまう子供がいて、色んな意味で「なんで?」と思うわけですが、そういう人って本当にいるんだなあ、と思う。イライラしてたり、気に入らないことがあると、後先考えずに、「自分が気に入らない」ってそれだけの理由で、人を殺そうとするようなことが平気でできる人っているんだよなあ、と、父親と姉を見てると思います-;。そういう性格は知能とかではなく、遺伝なんだと思う。でも、こういうことがある時にやろうとしてることは、やらなきゃいけない大事なことなんだと思います。

 テレビは昨夜は「VS魂」を見て。今日の昼は昨夜の「夜会」の録画を見ました。