21年9月18日

  木曜日にはもう1件事件があって。以前から信州新町の古い家を買い取りたい、買い取って自分がリフォームしたい、と受け取れる趣旨の発言をしていた不動産業者(というよりも不動産業を兼ねた工務店)に、古い家を内見して貰ったのが9月13日の月曜日だったわけです。で、そのときに、長野市の「空き家バンク」に登録して買主を探したい、と言われたわけで、そこまではまだ良いわけですが、普通この流れからいけば、不動産業者が媒介をして、その上更に空き家バンクにも登録するサービスをしている、と解するのが当然である。なぜなら、不動産業者が媒介をしないのであれば、その業者には「関係のない物件」ということになるので、どこに登録も何も「あなたに関係のないことに余計な世話を焼かないように」となるわけで。だけど、不動産業者であったら一番に関心を持たなければいけないはずの土地の境界とか「どうでも良い」と言うわけで、「是非、扱わせて欲しい」と言う割には、業者であったら当たり前にやることをやってなさ過ぎるので、正直「怪しい」と思うわけで。で、「住自協」と一緒に事業をやっている、とか言って、ともかく「住自協」、「住自協」とこれを連呼するわけ。親が「じゅうじきょう、って何のこと?」と訪ねると「住民自治協議会」の略だと言うわけで、そんなDAI語みたいなものが分かるわけがない。で、ともかく、そこと組んで移住者を安く受け入れる事業をしている、という風に受け取れることをまわりくどく、分かりにくく言って、かつパンフレットとか資料とか何も渡さないわけ。なので、「お任せしたいと思いますけれども、詳しい資料を下さい。」と言って、その場はお別れして、家に帰ってから、住民自治協議会とか空き家バンクとか調べて、「本当にそういう事業をやっているのか?」と問い合わせたのが、月曜日とか火曜日とかそのくらいのことだったわけです。

 で、木曜日に、携帯を見ると昼の13:46となっていますが、不動産業者から私の携帯に電話があって、「話がある」とかって言って、自宅までわざわざ来てたわけ。で、要は「普通(法律の範囲内の扱いで)に売りたいのならうちは扱わない」とか、そういう趣旨のことを言い出すわけで@@。媒介をするにしても、しないにしても、もっとまともな物言いはできないのかよ、というのが正直な感想なわけですが-;。で、住民自治協議会に問い合わせたこともちらと言われる。でも、そう聞かされると、いかにも「住自協」とやらとぐるになっているように聞こえるけど? と思う。少なくとも「空き家バンク」は長野市の公の事業であって、それを利用して詐欺まがいみたいな事業をやっていていいの? となるよねえ? 普通?? と思う。で、田舎の土地の売主なんて、たいていは法律なんて良く知らない年寄りな気がするので、そういう人達に何か嘘ついてる?? となるわけです。このタイミングに合わせて車のタイヤのことが発覚したのは、業者のやったことを追求しないように、という配慮なんじゃないのかと、正直疑っています。

 で、今日中古で買った古い昭和54年の「家庭洋裁」という雑誌が届いて。これは私が長年愛読していた「female」という洋裁の雑誌の前身らしいのですが。親になんだか不思議そうに「1冊あればアレンジは自在にできるんじゃないの?」みたいに言われるわけで@@。洋服のアレンジってそんな簡単なことではない気がする。もちろん、適当に型紙の形を変えることはいくらでもできるけど、その結果着やすい服、そしてそこそこ見栄えのする服を作れるかどうかはまた別の話だから、洋服の構造とか体の動きとかある程度は知らないとまともなアレンジはできない気がするわけで。裾の長さを変えるくらいなら簡単だけど、肩幅とかアームホールを操作するのは難しいし、プロのパタンナーもその辺りの1cmとか2cmで、気やすい服、見て美しい服のしのぎを削ってる気がするわけで、そんな甘くないでしょ、と思う、というか、甘く見てるから丁度良く感じる服がうまくできないのでは、という気がするわけで-;。私もそうだけど、母親も肩幅が広いので、昔風の肩パッドが入っているような肩幅の広い服で、肩パッドを取って着るのが丁度良い感じだと思うわけで。婦人服にがっつり肩パッドが入っているのは私がけっこう大きくなってからの流行なので、平成の初めの頃ではないかと思う。昭和53~54年だと控えめ肩パッドで、今から見るとレトロな感じのデザインで私はけっこう好きですが。暇があったら現在のパターンと比較しつつダブルカラーの服とかちょこちょこと作れるようになりたいとは思います。

 昨夜はちょっとお裁縫始めで生地の地直しとか裁断とかしたのでした。
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 1杯目。2/3以上が石分。