そういえば、蛇の兄さんは「おじさん」に私の写真も見せたそうなのですが。どうにも私には、豊穣相の「KB」の神サマの名前を貰える才能があんまりない、ということで。それこそが蛙の人たちの十八番なのにヘン、ということらしくて。そっちの才能は、私よりも蛇の兄さんの方があるわけで、それもやっぱり兄さんが「王族」であって、遠くても蛙の人たちの血も引いているから、ということらしいのですが。「おじさん」は、私の「目」の方が兄さんよりもよほど凶悪だし、私に「豊穣相」の「KB」の神の才能がないなら、どちらの相の「KB」の神サマも、私と蛇の兄さんの「共有」ということにして釣り合いを取れば、って言ったらしいのですが-;。私の方が兄さんよりも性格が悪いんだ? と思うわけですがーー;。
でも、親と話をしていると、そうかもしれない、とも思うわけで。だいたい、いくら自分でやるって言ったって、とてもできそうもないような土運びとか、なんで工務店さんに頼んではいけないのさ、どうせ土はたくさん出るのだし、彫った土の余りを敷地内のどこそこへ置いておいてくれ、って言ったて、そんな重労働というか、たいへんなことじゃないでしょうが? って思うわけで。土運びがたいへんで、思ったほど簡単ではなかったからといって、私に突き当たることないでしょうが、ってそう思うわけで。
しかも、床下の工事が一段落するまで、電気の打ち合わせを私がしたがらないことも不満なようで。だって、床下のいろいろな数を数えるのも大変ですし、いったん潜ってしまうと、他の監督が全然できなくなってしまうし、電気工事についても細かい所で、隙があれば、おかしなことをやろうとしている態度はミエミエなので、少し時間がかかっても、きちんと詰めていきたい、ってそれだけのことなのですが。しかも、兄さん達に夏至の時候のご挨拶もしなければならないわけですので、それも済ませてしまいたいわけで。その間、やりたいことがあればやったっていいとは思いますけれども、イライラして家族に突き当たるほど敵の目に振り回されてしまうなら、少々大人しくしていても、家で我慢してたって仕方がないのではないの? と思うわけで。一番大事なことは、敵の「目の力」に振り回されないこと、なのに、それがすぐに忘れられてしまう気がするわけですー;。