本日の日誌

昨夜は「NEWS ZERO」を見てから寝たわけですが、翔君がチェックのシャツを着ていましたし、なんだか気になって。で、寝ようとしたら、基礎のコンクリートのことで気が付くことがあって。だいたいいつもこういうことに気が付くのは、夜寝ようとする直前が多いわけで。そして、夜ははっきりとした夢は見ませんでした。

で、本日は暑くなる前に出かけて、せっせと土を掘り返して、やるべきことをやってきましたーー;。で、帰ってきてから写真を印刷して。そうしたら、基礎のコンクリートの型枠の跡がけっこう「十字」になって残っているのに気が付いて。「これをどうしましょうか?」って思いましたら、「やっと「十字」の本当の意味に気が付いたので、それはそのままにしておきましょう。」って言われるわけで。今まで、さんざん「十字はダメ」って言ってきたけどいいの? って思ったわけですが、細かくてみんなが「そのままでいい」って言ってくれるものはそのままで良いらしくて。で、「蛙の神サマの夫は魚でしょ。だから、「十字」というのは正確には蛙と魚が田んぼの中で仲良くしている図。」って言われたわけで。昔の人は蛙が雌で、魚が雄だと思っていたんだ? と思うわけですが。

で、イギリスには「アーサー王伝説」というのがあって、これは4世紀だか5世紀だかに実在した人物がモデル、と言われているわけですが、話の内容はアーサー王とその部下の騎士達が騎士道精神に則って、冒険をしながら聖杯(イエス・キリストが最後の晩餐で使用した杯)を探すというもので。で、この聖杯を発見した者は確か、「天国に行ける」という恩恵を授かるので、見つけると死も近い、ということで聖杯そのものは、良いのか悪いのか良く分からない代物なわけで。で、聖杯が見つかった後は、発見者が亡くなってしまったので、再び騎士達が一同に会することはなく、アーサー王はしまいには甥に反乱を起こされて、その戦いで亡くなる? というか、別の世界に旅立つわけで。で、アーサーにはグィネヴィアという王妃がいるのですが、この王妃がランスロットという騎士を好きになってしまって、で、それがアーサー王の知る所となって、火刑にされそうになるわけで。ランスロットは王妃と不倫関係にあったわけですが、その一方で王の忠実な臣下でもあったので、不倫がばれて彼が国外逃亡してしまった結果、王国が弱体化して、反乱が起きた、ということになっていて。だから、グィネヴィア王妃は、王とランスロットの間の信頼関係を壊して、王国の崩壊を招いた元凶、みたいに言われることがあるわけで。で、オシリスって、ウセルとかアセルとも言うそうですので、アーサー王とグィネヴィアってオシリスとイシスの焼き直し板ですよねえ? と思うわけで。グィネヴィアがアーサー王の王国に繁栄をもたらすイシス女神に相当するわけで、でも彼女の寵愛が他の男に移ると、アーサー王は黄泉の国に去らねばならず、王国の繁栄も終わる、みたいな感じで。必ずしも貞操堅固ではないグィネヴィア王妃は、かつての母系の蛇の太母の姿を投影していると思うわけです。でも、「気まぐれで王国を滅ぼす存在」みたいに扱われたり、貞淑でないことを理由にして焼き殺されそうになったりするのは男系的な思想の表れだと思うわけで、しかも伝説の主な主題は「聖杯探索」ですから、キリスト教的な価値観が全体に流れているのは当然なわけで。女性は不吉なものだから、男に従属させておかなければならない、みたいな価値観が全体にあると思うのです。そして、伝承の種類にもよりますが、アーサー王と王妃の間には子供がいないことになっていますから、それはイエス・キリストとマグダラのマリアの関係を意図的に投影させているのだと思うわけで。これはおそらく、ブリタニアの古い伝承とか神話を、宣教師がキリスト教に沿った「物語」として書き直したものがいわゆる「アーサー王伝説」の始めだと思うわけで。そもそもその場にあった伝承を、キリスト教に沿った形で書き換えてしまうのがどこへ行っても彼らの「常套手段」だと思うのですが。

そして、古い時代には、メソポタミアにも「十字」の紋が見られますし、ゾロアスターのプラヴァシ(祖霊)も「十字」ですよねえ? と思うわけで。社会が母系から男系に移行した際に、女神を隠すために神々が男神に書き換えられると、太陽神も男神に置き換えられるようになるわけですが、「十字」というのは本来「女神の豊穣の象徴」ですので、「十字に守られた太陽神(要するに王権者のこと)」とは、「女神に認められ、保護された王」という意味もあるということで。で、西方で「太陽の力を強める星」とされたのがシリウスですので、六芒星のシリウスこそが「隠された女神そのもの」ということになっていると思うのですが。出雲系の神社の亀甲紋はシリウス星で「隠された女神そのもの」、富の王家の×十字は「女神の豊穣の象徴」だと思うのですが、そもそも羌族には、狩人の王家と違って、上位の階級が下位のクラスを支配して搾取するのが当然、という文化がないって言われるわけで、「シリウスが王権を保護する星」という思想はゾロアスターのもの、ということで。羌族の太陽女神には、「王権を保護するイシス女神の十字の力」は本来使えないものだったようなのですが。おかげで、「当代は蛙の姿をしているだけで、「太陽女神」の方が形式的な名前になってる。」って言われるらしいのですがーー;。(そして、男系文化とか専制君主の概念の文化を持たない縄文系の人々は、何故女神を隠さなければならないのか、根本的には分かってないし、ブリタニア辺りからは「デーヴァの目を持っているならブーディカ女王のように戦え。」って言われるって嘆かれるわけでーー;。)でも、それでちょっとは「十字」も安心して使えるようになったらしいのですが。

今日は、帰ってきてからお昼寝していて。で、夢を見て、兄さんから携帯に「デートしよう」みたいなメールが来たのですが、使い方を良く知らなくて、メールを開こうとしてじたばたする、という夢を見たわけで。まあ、毎日そんな感じでじたばたしているわけなのですがーー;。