龍馬伝第8回

ええとですねえ、のっけから「走れ、走れ」の呪いが出て来ますし、「力のある者は何をしても許されるけれども、力のない者はただ黙って耐えるしか無い。」とか、そういう台詞が当たり前のように出てくるわけで、呪い属性の強い回ですねえ? と思ったわけですが。

でも、基本的に兄さんが関わっているドラマですので、強烈な呪いが来る時には、そうじゃないのもあるということで、広末さん演じる平井加尾と龍馬のラブシーンがあるわけで、聞いて欲しい台詞がくる前に、広末さんが兄さんに「しっかり芝居して下さいね」って言っているのが聞こえてくるわけで、「ん?」と思いましたら、その後の台詞が以下の通り。

 

龍馬「わしは今も変わらずおまんのことが好きじゃ。けんど、わしはまだ何者にもなっちょらん。ちっくと待ってくれ、加尾。その時が来たら、わしは必ず、必ずおまんを迎えに行くきに。」
加尾「本当?」
龍馬「わしは嘘は言わん。」
加尾「分かった。」

 

このシーンの後、広末さんがうれしそうにピースサインしている絵を送ってくるわけですし、今になって届いても喜んで下さる方々はいるのだな、と思って。ドラマの中では加尾と龍馬は結果的に結ばれないわけですが、やはりこういうのは1回1回が勝負であるようで、たいしたメッセージがない回には呪いもあまり目立たないですが、大事なメッセージがある場合には呪いもてんこ盛りということらしくて。

この回は本放送では見ていなかったわけですが、4年前にこのドラマを見ていても、この台詞はきっとスルーされていただけだったと自分でも思います。でも、呪いの台詞の方は、きっちり認識していて、裁判を起こしていた私に対する「嫌がらせ」とか「当てつけ」の台詞だと認識して、復讐心の強い私は巻き込まれて絶望するというよりは、大激怒していたと思うわけですがーー;。きっと、「見てろよ」って思ってたと思うわけで(苦笑)。

どうも、昔から福山君の呪いの言霊は私には通じにくかった? みたいな気がするわけですが。まあ、呪いじゃない方は、もっと通じてなかったわけですけれどもーー;。

今からでも気が付くことができて、広末さんが得意満面な回でしたね、と思うわけです。でも、全体としては兄さんの悲しそうな目が印象的な回であって、ここまで来れて良かったね、と今となっては思うわけですが。

それから、今日はニュースサイトに掲載されるオバマ大統領の写真の背景が、星条旗ではなくて、ユニオンジャックであることが多い気がするわけで。イングランドはお味方の国ですので、味方の力がそれだけ強くなったことを示す意味があるのかな、と思ったのですが。