ええと、龍馬が藩から堤を作るという役目を命じられて、苦労しながらやり遂げる、というお話。で、オープニングを見ているときから、誰かさんが「脳筋で済みません。」とか言っているわけで、「何のこと?」と思うわけで。
で、途中で、仕事がうまくいかない龍馬が、赤い風車を持ってじたばたしたりとか、人足に向かって、治水の大切さを説いたりとか、これって要するに、KBの女神に、「治水って大事な仕事なんだよ」って教えようとしていた話なんだ? と思うわけで。で、対する「呪い」はといえば、ずばり「仕事しろ」ということで。
だいたい、今までの経過から察するに、別に私自身はお金持ちというわけではありませんし、土木工事の専門家というわけでもありませんから、「治水」って言っても期待されていたのは、災害があったら、そして機会があったら、そういうことに対して、10円でも20円でも良いから、「善意の寄付」をして欲しい、ということだった気がするわけですが。まあ、確かにそういうことは全然やったことがなかった私なわけで。こういう暗喩に満ちたドラマなので、今見ればなおさらにさっぱり「面白くない」と思うわけですが(苦笑)。まあ、呪いにしても、教えようとしてくれたことも、どちらもさっぱり届かない鈍い私だったわけですが、龍馬伝が2010年で、東日本大震災が2011年だったわけで、「善意の寄付」なんていうのとは全く違った方向性で私が突っ走ったもので、それで今までの負けっ放しだったこと以上の「勝ち」が手に入ったから、敵もそれで本気になりましたけれども、その勝った分で、兄さんも本気で勝負する気になったんだな、と今になれば思うわけで。龍馬伝の時に、兄さんの言いたかったことが私に伝わっていたら、東日本大震災の時にこの国はどうなっていたのか? って今になって聞かれましてもですねえ? と、それはさっぱり分からないわけですが。あの時、アメリカの盲導犬協会だかの、支援の漫画で、イエス・キリストが原発に水をかけた図、というのがあって、今から思えば、あれは「盲目の犬の女神が、原発に水をかけた」って言いたかったのだと思うわけですが。まあ、でも、そういう期待が高まっているとは思ってもみなかったものですのでねえ? と思うわけで。未来のことならともかく、過去のことを仮定形でいろいろ言われても仕方がないわけで。
ただ、ドラマの中で、龍馬が雨に打たれて泥まみれになるシーンがあったので、思わず「こういうので雨を降らせる方もたいへんそう」って呟きましたら、「ずぶ濡れになって頑張ってる自分はどうなんですか?」って兄さんに突っ込まれるわけで。すみません、このドラマ、全然面白くなくて、疲れるんですけれども、と思う私なのでした(苦笑)。でも、兄さんはやっぱり目の力が強いと見えて、敵でもお味方でも、兄さんと相対する時はけっこう防衛に気を使っているという気がします。
あとは、家から「鶴」のつくものを全部追い出しましたら、スーパードライの新CMで、「金色の鶴」編が新たにアップされたわけで。鶴の子が空に飛び立つ日が来るのを、兄さんも心待ちにしてくれているのだと思うわけですが。ただ、CMの中で福山君が珍しく「流し目」なんぞをしていますので。そういう芸能人オーラを全開にされると、どうにも「この人なんで、私のことが好きなんだろう?」とか、そんなことしか浮かばないわけで。ええと、まあ、格好いいな、とも思いますけれども? ということで。この期に及んで、そういうことを言うなんて、自分が思っている以上にすっとぼけてる子かもしれない、と誰かさんは思い始めているようですが。まあ、どうにも色恋沙汰とかでは、思いっきり鈍い性格かもしれませんねえ、すみません、すっとぼけてて、と思うわけでーー;。