20年4月25日

本日も朝から外作業をした。2m近い木の板の周辺に30cmもあるコンクリートガラとか、20cmくらいのアスファルトガラとかいろいろと出て来ています。

で、とある所に、いろんな情報を送ったら「血液検査の結果がない」と言って苦情が来る@@。そういや忘れた、というか、「扁桃腺炎」の診断に血液検査の結果なんている? 目で見れば分かるじゃん? と思う。そうしたら「CRP」と言われる気がするわけで。で、どっかにあるはず、と思って家中探してみる。そうしたら、市民病院の救急での検査結果が見つかる。で、好中球が上がってるのね。医者はまず、これを見て上辺では「細菌感染」と判断したから抗生物質を処方してるのだと思う。で、何故か「腹部のX線写真」をとってるので、「消化器に何かの細菌が感染して炎症を起こしている」と、上辺ではそういう診断らしい。「風邪引いてくしゃみしてた」って言ったよね? 人の話をちゃんと聞けよ、腹部と胸部の区別もつかない馬鹿が、って思ったかどうかは内緒です。(自分じゃX線写真を見ても全然分からないので、どこの写真を撮ってもよっぽどの所見でなきゃ意味ないし、と思ってたのは内緒だ。国家試験に出るレベルのアップルコアサインとかでなければ、私に分かるわけがない-;。)

で、CRPが上昇してるわけ。炎症反応を表すデータなんだけど、その日の早朝から嘔吐と発熱があった割には、上がるのが早すぎない? と思う。そして、なんだか単球が上がってて、それも変と思う。急性炎症で、急激なモノの上昇は来ないよね? EBウイルス感染症?? とか思うわけで。呼吸器の医者も、救急の医者も、こっちの所見をスルーしてるわけ。おそらく彼らの脳内では、「消化器の炎症が慢性的にあったもの」とか上辺はそんな感じだったのだと思う。腹がおかしくなったのは昨夜遅く、熱が出たのは今朝って言っただろう、人の話聞けよ、と思うわけですが-;。

あたくしとしては、血液検査的に、リンパ球の減少は来てないけれども、CRPと単球の増加がくるようなやや慢性的な炎症が消化器に遷延してたものが、消化器症状として発症し、脱水とか起こしたので、扁桃腺にも2次的に細菌感染して発熱したと判断します(こう書きゃいいんだろうーー、と思うわけですが-;)。父親には軽度の扁桃腺炎もあって、それは呼吸器内科の医者も確認しているから、「家族」という集団でみれば、全員に、自覚症状があるかないかの程度から、やや自覚症状がある程度の上気道症状があり、内3人は消化器症状を伴って、経過がやや長い感染性の疾患があったというべき。でも、一般的な「食中毒」の症状を見れば分かる通り、消化器に重篤な症状を起こす細菌やウイルスは割と経過が早いので、単球が増加するような長期的な経過を経た後に発症するなんて、変だから、そもそもそっから「普通の消化器の感染症ではない」と疑わなければいけないと思う。

どうも、血液検査の結果を知らせなかったら、「どこの野戦病院出身の野生児なのか」とか、「臨床経験がないでしょ?」とかいろいろと馬鹿にされたようですが。臨床は大嫌いだから、経験なんかあるわけないし。そもそも、人の話をちゃんと聞かずに、「血液検査」の結果ばかり見て、流れ作業で診断書と処方箋を書く方が悪い。問診を大事にして、経過とか家族歴をよく調べるように、って学校で習っただろう。だいたい、なんで誰も私に「渡航歴」があるかどうか聞かないのですかね? 地方裁判所っていう人外魔境への渡航歴ならあったのに、とかって思うわけですが(苦笑)。そこも、一応不特定多数の人が集まる場所なのですけれども。臨床ばっかりやってると、学生時代によくよく「これが大事」って習ったことを忘れちゃうんだよ。そして、馬とか鹿の同類項になり下がって、医療崩壊とかを起こすのに協力するようになるんじゃん?? と疑うわけですが。なんでも、良く聞いて、観察することを大事にしないと、医学の進歩も発展もないと思います。でも、血液検査の結果くらい、見れば私だって分かるんだからねーーーー(これは学生時代に習ったらしい-;。2内ゼミのK先生のおかげ、とは言っておく。私みたいな不肖の弟子はあっちの方が欲しくないだろうけれども(苦笑)。)。でも、一般家庭では血液検査なんてできないのが当たり前なので、文字通りの「ホームドクター」は血液検査の結果で判断する、という習慣がないのです。野戦病院扱いでけっこうですともさ。