20年4月15日

 そして、倫理委員会がないような小さな医院のドクターがアビガンを処方する時は、臨時に、保健所が倫理委員会の機能を代替するようにすべきです。

 本日はお手紙を出す日なので、出かけて石を捨てたり、お手紙を出したり、買い出しをしたりしました。

PCR検査について

「東京都医師会が新型コロナウイルスの感染を調べるための「PCRセンター」を、都内8か所に設置することを検討していることが分かりました。」というニュースが入ってきました。「かかりつけ医を受診した患者のうち、新型コロナウイルスの感染が疑われる人に実施される見込み」とのことですので、これでは不充分だと思います。この場合の「かかりつけ医」とは、一般的な「開業医」を想定しているのだと解釈しますが、そもそも、そういうところでは、COVID-19の可能性のある患者を、診察しないのではないでしょうか。すなわち、感染の可能性のある人は、「かかりつけ医」の段階で、シャットダウンされてしまって、「PCRセンターまでたどり着けない」ということになりかねません。

これを有効にするのであれば、医師会で「オンラインで受診できる場所」を設けて、医者がそこに在駐し、「発熱のある人」「風邪様症状のある人」「なにがしかのCOVID-19感染症の疑いがありPCR検査を希望する人」など、「症状がないけど検査を希望する人」のような「とりあえず」以外で、少しでも「疑いのある人」を「検査要」と診断を出せるシステムを作らないといけません。

そして、医師が関わるのであれば、「PCRセンター」で、「陽性が出たけれども、ほとんど症状がない人」「陽性判定前でも、感染が疑われる人」に対して、アビガンを処方できる態勢を整えることが必要と思われます。検査の結果、陽性だけれども、「行くところがない」ということがないようにしないといけません。アビガンについては、「承認前であること」「経過についての調査に協力すること」等とひきかえに、よく説明をして同意をしてくれた人には投与すべきと考えます。感染初期に投与できれば、それだけ重症化の予防も見込めるからです。そして、患者さんの「感冒様症状」がCOVID-19感染症でなかったとしても、インフルエンザとか、普通のコロナウイルス感染でも効果はあるのではないのかなあ??? と思うけど、どうなのでしょうか?

必要とされる人が検査して貰えない、ということがないように、そして、検査の結果、陽性の患者さんが放置されることのないように、そういうシステム作りが必要だと思います。