21年1月19日

 本日は、昨日に続いて父親の病院巡り、ということで春日内科・糖尿病医院と、にいざわ皮ふ科というところに、病院のはしごをして行ってきました。春日・内科糖尿病医院の方は、糖尿病についてなので、特に結果に変わりはなく。でも、妙に一人一人の診察時間がいつもよりも長くて、しかもあんまり病気と関係なさそうな雑談が聞こえてきたり、ときどき唐突で発作的?な感じの耳障りな笑い声が診察室とか受付から聞こえてくるので、「敵意がつよいな-」と思う。で、食後2時間値がほぼ正常になっているにもかかわらず、腎機能がどうのとかって言って、再びリプチン系の薬のことを蒸し返す-;。秋にはCKDに保険が承認される、みたいなことまで言う。で、食後2時間値の方は「食べる物にもよる」とかって言ってほぼスルーである。食べ物によろうが、よるまいが、下がればいいんだよ、と思うけれども、何を食べさせてるかは言わない。というか、家族全員同じものしか食べてないし。食後血糖値が上がらないと、あんまり太らない、ということが実感できるってすごいことだと思う。医者の薬を飲むだけが能ではない、と思うわけです。まあ、でも事実上は「多剤併用」と言えなくもない。

 で、じいさんは、昔顔のCaって言われたことがあって、凍結療法を2回やったわけですが、またちょっと再発っぽくて。ちょっと拡がった感じだし、冬で暇なうちに病院に連れて行っておくかー、と、ちょっとそういう余裕ができたので、連れていったわけです。後、足の内股にちょっとatheromaっぽいものができたので、それも診てもらいたくて。粉瘤も標本では山ほど診たことがあるわけですが、肉眼で見たことはないので。で、atheromaの方はちょいと絞って貰って。手慣れた手技はさすがだなー、と思う。で、Caの方は、「麻酔をかけて検査して診断とか、切除とか大変なので、まず治療を始めましょう」みたいに言われる。で、「ベセルナクリーム(イミキモド)」という、私からみれば珍しいものを処方してもらう。免疫系(Mφ)を賦活させてCaを攻撃させよう、という薬だから、いわば「免疫療法」というやつ? と思う。皮膚科は病変が体表にあって目に見えるので、こういう薬もあるんだなー、と思う。尖圭コンジローマとかに使う薬であるけれども、まあ「上皮内癌」には効果が期待できる薬っぽい。一応「癌」の薬、ということで、何かちょっと周囲が微妙な雰囲気というか、看護師さんから「絶対に後で検査に来て下さいね」みたいな感じを受けることを言われる。というか、「年寄りだから予約してね。」みたいに言われる。なんというか、もう年だから、「癌で死ぬ前に病院に来ようと動くだけで死にそう。」とかって思われてる感じがする-;。調剤薬局では、割と珍しい薬なのか「先生になんて言って説明されましたか?」みたいに聞かれる。「癌の薬をとりあえず塗りましょう、みたいに言われました。」と言っておく。まあ、こちらは効果さえあれば何でもいいわけですが、これで診断名は「SCC suspected」あるいはそれに準じる「Bowen suspected」とか「日光角化症疑い」だねえ、と思う。でないと、保険適用にならないんだよね。(一応言っとけば、尖圭コンジローマも上皮内癌の一種である。)でも、まあ、それでいいんじゃないの、と私が思う理由は、BCCよりもSCCの方が悪性度が高いので。SCC suspectedとかがついてれば、余所に紹介になったときにも、それを前提として検査とかせざるを得ないので。軽い診断名で軽く扱われるよりは、医者の注意喚起という点で、SCC寄りのsuspectedでもいいんじゃないの、と個人的に思うからである。

 でも、色んなところに取り憑いている「馬鹿な怨霊」の意図としては、「承認前の薬でも使っていいと思え」と言って、糖尿病に承認前の薬を使わせようとするとか、「検査しなくても治療していいと思え」とか、効果があればあったで「抗癌剤を使えば癌は良くなると思え(これは市民病院向け)」とか、出鱈目にこじつけて思わせようとか、そんなところなんだろうなー、と思う。「怨霊」って学生時代にそんな馬鹿だったっけ? とか思う。市民病院から帰ってくるときに、これみよがしにタクシーが附属の前を通ったりしてたしなー、と思う-;。

 八坂神社というのは、「厄除け」「疫病よけ」の神社ではある。今の祭神は「須佐之男と奇稲田姫」になってるけど、元々は「牛頭天王(武塔天神すなわち弥勒)と頗梨采女」である。昔の人の「医薬神」の考え方には2通りがあって、一つは「薬をもたらしてくれる神」である。要は、今のイメージでは「お医者さん」てことである。もう一つは「疫病神」であって。「病気の神サマ」に祟って病気を流行らせないようにお願いする。そうすると、病気は流行らなくなる。牛頭天王(武塔天神)とか須佐之男はどちらかといえば「祟り神」の方。奇稲田姫と頗梨采女の「医薬神」としての性質は明らかでないけれども、頗梨采女の朝鮮版ともいえる鉢里公主は、「両親を生き返られるための薬」をあの世から持ってくる神だから、まあ「医薬神」といえる。要するに「八坂神社」というのは、「医薬神」と「疫病神」の夫婦を祀って、「疫病よけ」の神サマにしてるのだと思う。だから、この夫婦が仲違いしたらどうなる? と言われる気がするわけで。「疫病神」はコロニャとは流行らそうとするし、「医薬神」は手持ちの薬で人類を助けようとするのではないのですかねえ? と思う-;。まあ、現実の医者は「疫病神」に加担してる方が多い気がするわけですがー;。

 だけど、私もねー、「上皮内癌は癌ではない」と、昔の病理医が良く言ったような「病理バイアス」が思考に入っている人なのでー;。まあ、浸潤してれば話は別だけれども、老人の「表皮内癌」であんまり「癌だ、癌だ-」って動揺するタイプではない気がする-;。特に「誰かに毒を盛られることに気をつけなくても済む生活ってどんなだろう?」って、そんな気がしてしまう場合にはねえ?? と思う-;。まあ、手を抜くつもりはないので、やるだけのことをやるしかないわけですが。ともかく、新年になって、部屋もけっこう整理できましたが、割と身辺の整理もできた気がします。そして、その日にあったことは、その日のうちに整理して纏めておくように、そういう習慣を身につけるように、と言われる気がします。

 で、昨夜は福山君の「SONGS」を見て。見ていると、蛇の兄さんがウェディングドレスを着ている私の絵を送ってくる気がする。やっぱり、そういうのは女の子の憧れであるし、蛇の兄さんは「目の力」がつよいなー、と思う。

 朝方はなんだか夢を見て。光ちゃんと剛君が出て来る夢で。私が車の運転をしていて、どこかの駐車場に車をバックで入れようとしたら、後ろに突き抜けて張ってあった金網を壊してしまう、という夢で-;。「暴走に注意」とかそういう意味なのかなあ、と思ったのでした。

 で、夜にCDTVの録画を見る。あーやちゃんも久しぶりに見られる。家入レオちゃんも相変わらず良い子だなあ、と思う。レオちゃんの新曲をなんだか買わないといけない気がします。[Alexsandros]の川上君が作った曲だし。たぶん、そのうちに買うと思います。でも、CDTV自体はね・・・・、そもそもロゴが「稲妻」を現している気がするというか、正直「SS」みたい、と思う。外国だったらどうなのそれ? ってなるかもしれないし、ならないかもしれませんが、私は個人的には、「それはねー」と微妙な気持ちになります。