1998年の4月に出された曲ということで、丁度私が「医学部」というところと縁を切った、まさにその頃に出された曲のようです。
なんだかんだ言って、どんなにたいへんな時期でも歌番組は比較的良く見続けていた気がしますので、この曲も発売された当時から知っていたと思います。今、歌詞を読み返してみると、結構タイムリーな曲だったかも? と思いますが、当時はそんなことを思う余裕は全くありませんでした。
当時は新しい場所で、自分の力でできる限り生きてみたい、とそう思っていて、
医者を辞めちゃったらどうなるんだろう?
とか、そんなことは
「これっぽっちも」
思っていませんでした。まあ、世の中の大半の人は、
「医者じゃなくても生活している」
わけですから。後から考えると、もっとやりようはあった気もするし、そうじゃない気もしますが、でも、あの時いろんなしがらみを全て蹴飛ばしきって思い切って私が辞めたことを、心の中で秘かに喜んでくれてた人たちは、実のところ当時思っていたよりも多かったような気もしないでもない気もするのですがーー;。