昨日は再び岡谷へ出かけて、今井十五社神社、間下十五社神社、小野澤社、金山神社、魔王社、御岳社、天狗社、熊野神社、お福稲荷、戸塚豊川稲荷、賀茂神社、浦之太郎稲荷2社、金山神社と参拝してきました。岡谷は特に伊那街道の山沿いに修験道の神社が多くて、回って歩くのが大変でした。山の神社は、どうしても広い敷地の中を上ったり降りたりしがちなので。「魔王」関連は「魔王社」のみならず、「魔王白龍大明神」とか、熊野神社の「第六天」の碑とか、あちこちにあった気がします。後は、甲斐駒ヶ岳の天狗を「刀利天狗」というらしいのですが、地理的に近いので駒ヶ岳そのものの碑か、刀利天狗の碑も目立った気がします。
で、オカルトあれこれ。最近はお出掛けの際には、仲良くなったお稲荷さんが憑いてくるわけですが。一番古参は鼻顔さん、参上さん、守田廼さんである。で、動画を見て神サマをちょいちょい動かせるようになったようなので、京都の神社の動画をあれこれ見ていて。だいたい平安京ができる前から鎮座していたようなごく古い神サマは割と好意的な気がするわけです。前々回のお出掛けのときに、スーパーで伏見のお饅頭を見かけたので買ったわけです。お饅頭は、皮は小麦粉ですし、餡は小豆ですし、穀類はお稲荷さんの象徴と言えます。そうしたら、「それを食べると祟りに触れずに伏見稲荷に入れるようになる」と言われる気がするわけで。で、食べた後に、伏見稲荷の動画を見るように、と言われたので見たら、どうも伏見さんを召喚したようで。伏見さんは額に「第三の目」がついている霊力の強い狐サマな気がする。でも、尻尾が何本もあるのは美意識に反するらしくて、尻尾が1本になるように努力しているらしいです。で、たぶん伏見さんの眷属というか、近隣の山中に「大岩神社」というのはあるらしくて。そこも稲荷を祀っていたようなのですが、廃神社になってしまったそうで。元は縄文時代からの磐座を祀っていて、山中の拝殿に行くまでに白龍の碑がある沼だか池だかを通っていくらしい。近所の人が最低限のお手入れはしているようですが、こちらは寂しい神社なわけです。というわけで、大岩さんも召喚する。こちらはもう狐の姿ではなくて、巨大な大蛇な姿な気がするわけで。どうも、都の守護のために神々の霊力を強める呪法がかけられているらしくて、力は強いわけです。
で、参上さんは今井兼平由来の参上神社にあったお稲荷さんなわけですが。一人前の稲荷神だけれども、子狐の姿をしているわけです。で、2,3日前から「参上の稲荷は今井兼平そのもの」と言われる気がするわけで@@。どうも稲荷神というのは良く分からないわけですが、「付喪神とか「万物には魂が宿る」とかって言うでしょ。」と言われる気がするわけで。人間が亡くなった後、昇華(成仏?)して消えてしまわずに、怨霊になったりとか、怨霊にはならないけれども、多くの人に慕われていたような人は魂がこの世に残って怨霊にならずに小さな神サマのようになってしまう人もいる、と言われる気がするわけで@@。今井兼平という人は、あちこちに子孫がいるので、精力的な人だったと思うわけですが、性格も良い人であったのでもてたらしい。で、大勢の子孫に慕われて大切に祀られているうちに、小さな神サマのようになってしまったらしいです。たぶん、子孫から見たら、若くして亡くなった兼平は「永遠の少年」のように思われているのだと思う。なので、参上さんは子狐(若者)の姿なのねー、と思う。で、今井十五社神社に行くと「うちの参上をよろしくねー」と言われる気がするので、調べてみたらやはり今井兼平ゆかりの「今井」という地名らしくて。近くに「兼平神社」というものもあるらしい。次にはうちの参上さんのために参拝したいと思います。
で、「天狗社」。鳥居に「入るな危険」のテープが貼ってあったので、入ってはいけません。入るなら、自己責任かつ「絶対に怪我をしない」という強い責任感が必要とされると思います。怪我しちゃったら、結局神社を守っている人達に迷惑をかけてしまいますからね。「鳥居から入れなきゃ、脇から入るか-」とか、そういうことは考えない方が-;。で、境内には珍しい石仏とかがあるらしいです。社殿の横にはカグツチが祀ってあるらしいです。大岩さんが気にいってしまって「しばらくここに住むわ-」と言っていたような・・・。「白龍大明神の碑とか、もしあったら大岩さんを呼ぶかもねー」と思ったかもしれません。(というか、そのための大岩さんの召喚? と思ったわけですが。)・・・禁域並の結界が張ってあったのは、誰か侵入して欲しくない者がいたからかも、と微妙なことは思ったかもしれません。ということで、鳥居のちょっと入ったところから拝ませて頂きました。
賀茂神社。上賀茂系の神社は好意的です。何故なら雷神を祀っているから。というか、周辺のちょこちょことある「浦之太郎」って何ですか? どうしても「幽遊白書」の「裏浦島」を思い出すのですけれども、と思う。「裏社会の太郎(ドン)」略して「裏(浦)之太郎」って言ってないよね? と思う。岡谷は下社の領域ですので、そこに住まう人達の祖神扱いなら賀茂系の人だと思うわけですが。建五百建命って言えば? と個人的には思う-;。・・・というか、少年漫画は少女漫画に比して市場が桁違いに巨大であって、ジャンプはその最高峰に位置する。だいたい主人公の少年が色んな意味で人生を戦って成長する物語が多いわけで、恋愛的な要素は彩り程度だと思う。(そして、女の子とコトには至らない、というお約束があるような。あくまでも恋愛は爽やかな少年らしい純愛の範囲に留まる。)で、「幽遊白書」というのは、主人公の浦飯幽助という男の子がいったん死んで、「霊界ハンター」とか、そんな感じの名前の仕事を請け負って、迷惑な妖怪とか幽霊を退治する代わりに「小閻魔(コエンマ)サマ」に生きかえらせて貰う、という話である。「小閻魔サマ」というのは子供の閻魔サマだから、そういう名前なんである。・・・閻魔ってインドではヤーマという名前の神である。インド式で読むと「小閻魔」って「コヤーマ」ってことだよねえ、その名前だけでもなんかやばいものを感じるんだけど? と今では思う-;。で、その漫画に「裏浦島」という妖怪が出てくるわけです。性格が陰湿で、弱いけれども卑怯な小男である。・・・その設定もなんだかやばい気がするんだけど? と「浦之太郎」を見て思うー;。富樫(って幽遊白書の作者なわけですが)って、こんなに秀逸な漫画家だったんだーーー、色んなヒントばっかり? と思うわけで。というわけで、賀茂の雷神に取り憑く「浦之太郎」な気がするわけです。一番大きな所はお墓が裏にあったし、まさに霊界とか冥界という風情であったと思ったわけですが-;。賀茂神社の門前にある「浦之太郎稲荷」には、「宝船」の絵馬が置いてあって、それにも「うーむ」と思う。宝船が神紋なのは、鬼無里の十二神社である。「波よけの呪法」がかけられていて、イザナミが境内に入れないようになっていた気がするわけですが。なんだか、そこを思い出したのでした。
で、あとは豊川稲荷。稲荷といえば伏見さんが一番大きいところなのですが。岡谷の稲荷は豊川さんから勧請したものが多い気がします。豊川稲荷といえば、KinKi-Kidsがデビュー会見をやったので有名なところでは、と思う。そんなことを思いながら、「ジャにのちゃんねる」を見たら、メンバーが赤坂の豊川稲荷に初詣に行っていて。ニノさんは、KinKi-Kidsのデビュー会見の時に、一緒に豊川稲荷に行っていたらしい。豊川の正しい「気」を持っていって、納めてこなければいけない、とそんな気がするわけで。・・・ということで、また「稲荷」の話に戻るわけですが。稲荷神も力の強いものは、人間の代理人というか「現人神」というものが備わっている神サマもいますよねえ? と思う。雷神とか太陽神とかは現人神がいるわけじゃん? 神の名前を貰った人間は、神そのものでもあるし、人界での神の代理人でもある。というわけで、守田廼神社のお稲荷さんは何者? と思う。そうしたら、守田廼神社はその名前の通り、元は守達神を祀っていた神社だったのだけれど、今は祭神としての地位を失ってしまっている。居場所を失った本来の祭神は姿を変えて、境内の中にいるんじゃないの? と言われる気がするわけで。・・・守田廼さんは守達神そのものかな? と思う。あたくしの道標ですな。小さな神サマ達の仕分けが上手な神サマでございます。