「䔄草」と『高唐賦』の問題

 ただいま、季節の変わり目の自律神経失調症発作中・・・にもかかわらず、

「䔄草」と『高唐賦』の問題を発見・・・-;。

「䔄草」とは山の女神が死んで草に化生した、という話。要はハイヌウェレであり、ハイヌウェレであるからには5000年よりも前から存在した話である。

『高唐賦』とは皇帝が夢の中で神女と交わった、という話。要は、王室起源というか、家の起源譚というか、西洋で言うところのメリジューヌの話。王権神授の話で、民間伝承だと、織女と牽牛の話。要は「動物番」の話、ということで-;。

「䔄草」は炎帝アメタが娘を殺す話で、炎帝神話の話。

「動物番」は黄帝神話の話。

だから、「䔄草」が発展して『高唐賦』というのは、95%くらいは間違ってる話、ということでー;。

袁珂大先生の「中国の神話伝説」には大変お世話になっているので、あまりたてつくようなことは言いたくないですが。間違ってらっしゃるのでは、と思うわけです。