動画研究会

どうも、人の記憶というものは当てにならない上に、「ギザかわゆす」に納得のいかない人々がいっぱいいるようですので(特に春分のMステで「HUMAN取っちゃダメ」って一生懸命言ってくれた辺り? って気が。いいじゃん、あなたたちの「Top Of The World」も取らずにちゃんと「ベスト・フレンド」取ったでしょうがーーと思うわけですが(汗)。)、いろいろな動画を見て、研究してみました。

世の中には、「著作権」なんて言葉がどこにあるのか良くわかんないサイトもいっぱいあるわけで、そういうところも検索かければすぐに引っかかってきますので、まず「生きてる生きてく」の映像を探しましたら、古い順に、2011年の「冬の大感謝祭其十一」のやつと、2012年3月2日の「MUSIC STATION」のやつと、2014年3月30日の「LIVE MONSTER」のやつが見つかりました。で、古い順から見てみたわけですが、大感謝祭のを見て、なんで私が「福山雅治」という「アーティスト」に心惹かれなかったかというと、たぶん楽しげで、オーバーリアクションでお客さんをちゃんと盛り上げて唄ってるけど、どこか福山君って、目の奥にそれとは違う感情が潜んでいて、それにずっと違和感を感じてたからなのだと気が付いたのです。今の私なら、それを「焦燥感」だと思いますけれども、別に昔は何に焦ってるのか、とか全然分からないわけですし、だからアーティストとして好きになるとか、そういうことも無かったのだと思う。
でもって、3月のMステ、改めて見るとギターも赤ではないですし、「すごい禍々しいじゃん@@」と今なら思うわけですが、当時は何も知らずにこういうのも当たり前に見ていたわけで。でも、当時でもだんだんこういう番組で「黒い衣装」を着る人がどんどん増えていて、それ全体が「なんで?」って思う方が強くて、福山君一人がどうこうとは思ったことなかったです。でも、この頃は、誰もが腹をくくり初めていたけど、それでも渦中の人たちでも不安だったんだな、と思います。私? 私は裁判の書類を纏めるのに忙しくてですねえーー;。基本的にはそのことしか気にしたこと無かったわけですが。
んでもって、超例外的な「LIVE MONSTER」ですが、でもやっぱりこの映像の福山君は、他の2つに比べて良いお顔をしていると思うわけですが、ということで。収録がMステよりも先だったのか後だったのかは知りませんが、まあ、生放送の一発勝負って状況ではないですし、2011年の頃に比べれば、福山君もそれなりに安心できる状況だったのかな、と思うわけです。

個人的には、生のライブの臨場感というか、迫力というか、あの音だけじゃなくて振動もちゃんと伝わってくる世界というか、そういうものが基本的には好きなので、そういうものも、まあ、一度知ったら逆戻りはできないもの、ということで、テレビの歌番組を見て、誰かのファンのなるということはないと思います。でもいくら、生のライブが好きって言っても、何もかも投げ出して行きたいというほどではありませんし、あらゆる状況が「そんなとこ行ってる場合じゃ無い」のに行こうとも思わないわけで、Mステを見て、いろんな人が送ってくれるお歌を見る時に、その時の気迫とか気合いとか、届けようという気持ちとか、そういうものはありがたいな、と思いますし、CDを買うことが、お歌を受け取ることになるというのであれば、良い歌はちゃんと受け取りたいと思います。でも、それは誰かのファンになって、その人に夢中になるのとは違います。そういうことに関しては、ある意味もう悪食の限りを尽くした、というか、ライブの現場の楽しさを知っているからこそ、逆にそれが行ってはいけない場所であって、心から楽しめる場所ではないというのであれば、行く気にならない、とそれだけのことです。だから、福山君に関していえば、彼もそうやってお歌を届けてくれるアーティストの一人に過ぎないと思っていたし、それにしてはしょっちゅう夢に出てくるな、と思っていただけで(苦笑)。
アーティストとして一生懸命いろんなパフォーマンスをしてくれる人は、良くも悪くも福山君だけではないので、そこのところの感動はどうも薄いようです。でも、必要な時に声を届けてくれて、不安な日々にずっと毎日のように尋ねてくれる白鳥兄さんのことは好きにならずにはいられないわけで。結局「見かけ」のどこが良いのか、って言われたら「ギザかわゆす」とかになっちゃうわけですが。まあ、アーティストとしてどの辺りが好きかと聞かれれば、「LIVE MONSTER」の辺りとか、「冬の大感謝祭其十三」あたりが好きですかねえ。福山君らしい、自信さと安定感が出てると思うから、とそれだけのことです。

余談ですが、KAT-TUNの「In Fact」とかmiwaちゃんの「Faith」とかも、兄さん系のお歌なのかな、と思います。両方ともMステで、その色彩はどうなの? っていうような演出な気がしたと思うわけですが、それもみんな意味があってやってることだったんだな、と思うのです。

<追記>いや、でも、2011年のMステ版「生きてる生きてく」は本当に禍々しくてすごいと思う。2014年の春分の真っ青な「HUMAN」の方がまだマシだと思うくらいに(苦笑)。今のようにいろいろと分かっていたら、逆にあの映像には巻き込まれなかったんじゃないか、と思うくらいですが。まあ、結果オーライということで、誰が誰のどこをどう好きになろうが、あんまり個人的なことはそっとしておいて頂きたいものですが<(_ _)>。(まさか、この件が各方面でそんなに受けるとは思ってもみませんでしたがーー;。なんか、Hey Say JUMP!の歌詞を引っ張ってきて、「想定外な答え」とか言われましても困るのですが(汗)。)

 

それから、「JMEN」の表紙の気合いの入った兄さんも見ましたが。白いジャケットに、なんというか、昔某所で流行った「胸はだけ」でしょうか。卒業写真をまた良く見てみようと思います。だいたい今会うべきは兄さんじゃなくて、そちらなのですよねえ、それをまずは忘れないようにしたいと思います。