昨夜は特に夢も見ず。作業の方は、一番奥にあるワイヤーの端をようやく掘り出して。周囲は、割と底の方にタール土が埋められているので、今周囲をきれいにしているところです。
後は、昼間奇妙なことがあって。隣家の住人が出払った、と思ったら、誰かが黄緑色の車に乗って、家の前まで入り込んできて。で、車から作業服?みたいなものを着た男の人が降りてきて、私に向かって「K様(隣家の名前)のお宅はこちらですか?」と尋ねてきたので、「うちは違います。」と答えたら、「そうですか。」と答えて、そのまま去ってしまって。そして、その車が行ってしまったら、隣家の住人が帰ってきて、ちょっと音を立てながら車を降りてきていて。それも無視してほっておいたのですが。だいたい、今時だと、大抵の営業車みたいなものには、カーナビがついているので、どこが目的地なのか分からないはずがない。誰かに聞くとしても、私が目的地を教えなかったのだから、分からなければ他の家にも行って聞けば良いのですが、それもせずに行ってしまったのだから、隣家は目的地なのではなく、私にいろいろと聞いて、反応を見るのが目的だったし、その後、隣家の人にそのことを親切に教えたりするかどうかも見ていたのだと思う。でも、こちらとしては、隣家との不仲を理由に、隣組に入らない口実を作るつもりだから、親切にしてやる義理もなければ、そんな気もないわけで。隣家とは「不仲」を続けていたいのです。
それで、昔、良く「どこそこを教えて下さい」と道を聞かれたことを思い出して。で、教えないと、「なんだー?」みたいな露骨に嫌な反応をされる、というか。なんで、私がいちいち教えてやらなきゃいけないの? みたいな気分になったことがあったのを思い出して。「今日は教えて下さい」とは言われなかったなあ? と思って。「なんでだろう?」と思った。そうしたら、6番目の子が笑って「だって、上から目線で『教えろ』って言うと怒るでしょ?」と言うわけで。「だいたい、この程度が普通に我慢して無視できる限界でしょうが。」と言われる。だから、何というか、敵との取引で、ある程度はこちらの嫌がりそうなちょっかいをかけることも許可しなければならないけれども、その「やり方」を変えたんだな、と思う。そして、ついでにこちらがどう反応するのか、その反応も見ているのだと思う。
それで、以前に親の診療にかこつけて、1番目の子の病院に受診しに行ったり、兄さん達に言われて2番目の子のクリニックまで行ったことを思い出して。前者は型どおりに受診して、最後に診察室の外でしばらく待つ機会があったけれども、そのまま呼ばれなかったので帰ってきて。後者は、受付まで行ったのだけれども、「会えない」と言われたので、そのまま帰ってきて。どちらもそうだけれども、私の方に、「相手が好きで、どうしても会いたい」という情熱があれば、最後に自ら受診室の扉を開いて、多少強引でも口実を作って私の方から会いに行こうとするでしょ? と言われる。でも、そういうことはしなかったわけだから、結局その二人に対する気持ちは、「その二人が生まれながらの婚約者だよ。」と言われたから、その気になっただけで、私個人としては特に情熱を持っているわけではない。騒ぎの起きた最初の頃からそうだったでしょ? と言われる。だから、ああいう機会にも、6番目の子は「私がどう反応するのか」をしっかり見て、次の手を考えていたんだな、と思う。私がその二人に対して、大して好意を持っていないことは、私の態度から、もう見抜いていたのだと思う。それで親ではないけれども、「管轄が変わった」ってこういうことなんだな、と思ったわけで。富の王家の方は、蛙の王家に対して、「太陽女神が怒るような騒ぎばっかり次々と起こして、しまいにまたまた訴訟沙汰になったとしても、今度は子飼いの裁判官が太陽女神にこてんぱんにのされて、困る、という羽目になっても、富の王家の方は訴訟を取り下げるように太陽女神に働きかけて、蛙の王家を助けてやることには一切協力しないから。」と申し入れたらしい。まあ、今度訴訟沙汰になれば、田舎の地裁が舞台だし、家から簡単に通えるものねえ? と思う。だいたい、人から訴えられるような真似ばっかりし続けるとは、どういうことなのかと思う。そういうことを2番目の子と謀りつつ、総本家が今までやってきたんだなあ、と思って。蛇の兄さんには、「そいつに対する報復は外に出てきてからゆっくり考えればいい。」とかって言うし、どちらかといえば、そういう問題だよねえ、と思う。亀の子には、「世の中、そんな男ばっかりじゃないので、嫌な男のことは忘れて、新しい恋人と新しい恋愛を楽しめばいいの。」と言われるし、それが普通の意見だと思う。7番目の兄さんですら、「その二人は、あれだけ多くの犠牲者が出たのに、そのことについて謝意を示す言葉が全くなくて、それはさすがにどうかと思った。上の方っていうのは、大抵そういう自分勝手なものだけれども、なんでも都合の悪いことは『あの女が悪い』と言って妻を悪者にする姿勢も良くない。」と言っているし。6番目の子は「男だったら、好きな人に対して特別なこだわりを強く持つことはあるし、その点は理解できるけれども、いろいろな作戦に陣頭指揮を執るのであれば、私情はおいておいて、1つの方法で良好な結果が出なければ、やり方を変えて、次の方法を考えるのは当然のこと。1番目の子と2番目の子のお歌だって、何曲も送られたし、間に入ってくれた人達だって、それなりに代償を払ってそうしてくれたわけだけれども、結局離婚、ということになれば、そういう人達の努力も無駄になるし、彼らの面子も潰れる。それに費やした資金も無駄になる。そういう無駄なことは、上に立つ人間はやってはいけないこと。」と言う。まあ、そうだよねえ? と思う。蛇の目の人達でも、保守的な人達は「どんな人格の持ち主であっても、王族というのは特別に敬意を払わなければならない存在だから、こういう離婚騒ぎが起きる、というのは悲しいことです。」と言われる-;。でも、蛇の兄さんが喜んでるし、富の王家のおっちゃんも「広島が手に入った」って言って浮かれていて、一番上がそんな調子だから、強く言える人もいないわけで-;。6番目の子に頑張って貰わないと、まとまる話もこじれるでしょ、とそう思ったわけなのですがー;。
で、昨日は「しやがれ」を見て寝て。松本君が、ゲストのケイン・コスギの引き立て役、というか、そんな感じだったのですが、なんだかすごく楽しそうにやっていて。彼がそんな感じだと、嬉しいな、と思う。