建設工事紛争審査会

昨夜はなんだか夢を見て。最初何かの飲み会で飲んでいて、その場に潤ちゃんとか光一君とかいたのだけれども、途中からいなくなってしまって、で、私は敵に追いかけられて、家族と一緒に逃げながら、瓦礫を片付ける、という夢で。助けてくれる人もいるけれども、追いかけてくる人もいる、ということで。で、昼寝の時にも夢を見て、3階建てくらいの家に住んでいて、上の方は綺麗なんだけれども、下の方は汚い家、みたいな夢で。できるだけ頑張って瓦礫を片付けて欲しい、という夢なんだなあ、と思う。

で、作業の方は、また少し進む。

そして、朝のうちに、村長さんが「自分が業者を頼む」って言って、後でその言を撤回した件について、どう扱う方針なのか、村長さんに送っとくように、と言われる気がするわけで。で、送ったわけです。曰く、「そう言ったのは自分なんだから、問い合わせがあったら自分で対応してね」と。

そうしたら、割と車が出るし、微妙な×とvサインの雲が出るし、で、どうも何かがいけないらしくて。でも、何がいけないのかよく分からない。

で、夕ご飯を食べながら、昨日の中居君の番組の前の路線バスの旅を見ていたら、終わりの方にウェスタの目の女性が出てきて。彼女を見て分かったことなわけですが、そういえば村長さんは「建設工事紛争審査会」のことを何度も言っていたわけで。私は密室の紛争解決機関は大嫌いだし、だいたい、そこの制度も気にいらない。そこは、あっせん、調停、仲裁という制度があって、弁護士と、専門的な技術を持った専門家と、建設行政の経験者が公平・公正に問題を解決する、ということになっていて、国交省が設置しているものである。まあ、人権派の弁護士が詐欺文書を平気で送りつけてくるようなご時勢だし、だいたい一般的に、業者と監督官庁はべったり、というのが民主主義なので-;。しかも、そこは役所の機関なのにも拘わらず、建設業者が審査会の場に出た場合、法的に行政処分を食らうようなことをやっていたとはっきりしても、「処分の対象にはしない。なぜなら、結果は第三者には秘密だから。」となっているわけで。それが業者を「監督する」官庁の言うことかい?? ということがまず第1点。業者の悪事が発覚したら、監督してこその官公庁でしょうが、となる。しかも、「仲裁」に関しては、いったん申し立てると、その案件に関しては裁判を起こすことができない、とされているほど強制力が強いわけで。これは憲法における、司法の独立と、基本的人権(等しく裁判を受ける権利)を侵害する問題、として誰かが訴えれば、無効にせざるを得ないようなことである。でも、誰も裁判なんか起こさない。業者と監督官庁との関係に水を差さない、というのが、「民主主義的バーター」のお約束なんだなーー、と思うわけで-;。ま、要するに村長さんの「1億円」とは、私が非常に怒った際には、問題を表沙汰にせず、設計監理士も村長さんも無関係でいられるために、建設工事紛争審査会に強力に誘導するように、ということがあるんだなあ、と気がつくわけで。

そして、自分のことだけでなく、一般論として、住宅完成保証制度とか、いかにも消費者のための制度、消費者のための約款、みたいなものは存在する。でも、紛争の解決には、建設工事審査会が強く勧められているわけで。でも、そこを利用したら、業者の側が有利になるような和解案ばっかり出されて、「あんたは素人だから専門家ではない」みたいに言われるんじゃん? ということになる気がするわけでー;。村長さんには、「設計士が絡む紛争は、そこでは受け付けてくれないし、当事者同士で合意が形成されつつあるのなら、穏便に済ませるためにも、それが一番いいんじゃないんですか。」とお返事しておいたわけですが。