お昼ご飯を食べていたら

「すみません、すみません、変なビデオをお買い上げする約束をして貰ってしまって。」
って誰かが、誰かに謝っているわけで、ん? それって某事務所関係の人? とか何となく思うわけで。相変わらず自分とこの商品にヘンな言い方? とかふと思っていると

「別にいいですよ。あの男にはそのくらいやり返してやらないと気が済まないから。」

ってものすごく怒って言っている人がいるわけで。あー、これは2番目の子だと思うけど? と思ったら、分かったことがあったわけです。それは昨夜も疑問に感じたことですが、どうも話がここまで来ても、なおうちの親は大宮時代の家賃のこととかで怒っているわけで、私としては「今更しょうがないじゃん?」みたいな気がどうしてもするのですが、なんでそんなに怒るんだろう? 大盤振る舞いしてくれたのは親の方なのに?? とも思うわけで。しかも、家賃を全額払うか、さもなければ全然払わないか、みたいな両極の選択肢しかなかったみたいな言い方するし? とも思うわけで。そうすると、ことここに至って、兄さんが
「じゃあ、自分があの時、親の立場であったらどうしますか?」
って聞いてくるわけで。んー、私だったらですねえ、だいたい家賃というのは収入の1/3というのが常識なので、私だったら「収入の1/3は家賃に回せ。それで足りない分は、多少は補填してやる。」って言うと思いますねえ。まあ、こちらもできるだけ親の援助を得れれば収入的に楽なんで、ものすごく甘えがあったことは事実なんですけどね、と思うわけで。

 

そうすると兄さんが、笑いながら言うわけで。「そういうのは、相性が悪い奴がお願いするとそうなるんですよ。誰がそこまで大盤振る舞いするように「気」を遣って、親に働きかけたと思うんですか? 一番相性が悪い奴が働きかけたから、お願いは聞いて貰えても、嫌な感情がどうしても後に残ってしまって、いつまでも怒るってようになるんですよ。」
そういうものなんだー@@。というわけで、どうもこういうことも「初歩的」なことには入るようなのですが(苦笑)。

 

要するに、いったん大学を出た私が
1.速やかに家に帰ること、というのが兄さんの作戦であり
2.どうせ家に帰っても、家の掃除をしてなすべきことをなす力なんてないから、だったらいっそ外に出させて、たとえ石井のおっかけをすることになっても、機会を伺って結縁できるだけの神社に先行して結縁させてしまえ、っていうのが2番目の子の作戦だったわけだ。それで氷川の神は、私に金銭的余裕をもたせるために、家賃を全額親に出させるまでに無意識下で働きかけることに成功したけれども、基本的に相性が合わないので、いつまでたっても親はそのことを思い出すと腹を立てると(苦笑)。で、そうやって、私に経済的な余裕があると、いつまでも家に帰らないものだから、兄さんはそれにもぶすぶす怒っていたわけだ。(そして、兄さんはそういう点では私を助ける気は全くなかったわけで。)
しかも、良くも悪くも最大の問題点は、伊勢神宮への参拝であって、そこは味方にとっては一番行かせたいところ、敵にとっては一番行かせたくないところ、というわけで、それを成功させたのはいいけれども、結局敵の罠にはまって、一番行かせたくない病院に私が行く羽目になってしまったことは事実であるので、兄さんとしては、それも失点に上げて怒っていると。

で、行った先は、一応氷川神社の影響力が及ぶ場所ではあったし、家の中にはまだ昔、ゼミで撮った写真、私と一番目の子と二番目の子が写っている写真があったから、家の中はまだ守れたわけですが、どうしても外は守り切れないので、同じ東京に住んでいて、しかもあの小さな諏訪神社に一定の影響力を及ぼしうる兄さんが守護の主体にならざるを得ないわけで。それで兄さんも泣きそうな顔をして頑張っていたわけで。

 

そして、東京時代の後半と家に帰ってきてからのしばらくというのは、裁判するのか、しないのか、という点に話が発展するわけで、
1.裁判なんかさせずに家に帰らせる、というのが兄さんの作戦
2.ともかくまだ家の掃除をやりきるには力が足りない。最低でも裁判に勝ち抜ける程度の力はなければ、というのが2番目の子の作戦
であったわけで。要するに、2番目の子は、いったん外に出たからには、私なりのやり方で良いから、バランスを取って生きていく力と能力を模索しながら、身につけていって欲しいと思っていたわけで、そこを自分はずっと守って支えていこうと思ってくれていたわけだ。それに対して、兄さんは家に引っ張り込んで、強引にこちらに巻き込んでしまえば良い、と思っていたわけで、そもそも、そこのところで、あなたたちは意見が合わないし、気も合ってないわけだ(苦笑)。

 

でも、あの地震の騒ぎがあったし、私は私で、みんなの努力の結果、だんだんうすうす自分の能力や立場にも気が付き始めていたし、裁判は裁判で、目力で裁判長をねじ伏せて自分のペースに持ち込みつつあったので、要するに、「このまま行けば最終的に勝利は確実」というところまで持ち込めたところで、2番目の子からもゴーサインが出たので、兄さんはやりたいことができるようになった、と。そういうことなわけだ、なるほど。それだものだから、スタンドプレーが得意な兄さんが、天橋立のことを持ち出せば、

 

「誰がそこに行くお膳立てをしてやったんだ。」

 

と思う人もいるということで(苦笑)。2番目の子は、私に心を読まれたくないのか、あまり直接的な接触はして来ませんが、一瞬の会話でも、こっちにはそこまで分かるわけだ。(兄さんは、「お前も腹の中を読まれていい気味。」とか思ってそうですねえ。まあ、この点では兄さんが一番被害にあってますからね 苦笑。)
だから、こういうことを知っている人たちは、要するに私に対して「ハウルさんは、とってもいい人」だって言ってくれるわけですね。でも、大宮時代、私は誰が私を主に守っていてくれたのかは、ずっと知っていたと思いますよ。氷川神社はいつも私に対しては優しい神社であったように思いますのでね。

 

<追記>やっとこさ、私がここのところ一番家に入れたかった「Teenage dream」が家に来たわけでーー;。あなたたちは作戦がどうのという前に、一番目の子のこういうところをもっと見習うべきです。全くのところ。(ていうか、こういうこと書くと「良く言ってくれました」って中居君とかから言われる気がするわけですがーー;。)