ニゲラの種

ニゲラの種が次々と実っています。この花は、花が咲いた後、花の中央部が風船のように膨らんで、その中に小さな黒い実がたくさんつきます。既に蒔いた以上に収穫できましたので、まあまあ良かったかな、と思います。この花は、おととしに苗で植えてみたのですが、移植に弱くて枯れてしまい、去年は種を蒔く時期が遅すぎて花は咲いたものの実がならず、今年は3月末に種をばらまいたところ、ようやく種の収穫までこぎ着けました。どうも、近所のと比べると花が咲く時期も、実がなる時期も我が家は遅かった気がするのですが、あまり早く蒔いても芽はでないでしょうし、我が家ではこれが精一杯といえます。花はコミツバチが好んで寄ってきていましたが、種を取るために膨らんだ部分を開くと、今でもかすかに良い匂いがします。

 

最近では、早朝にカワラヒワの声で目を覚まし、彼らの姿をチェックしつつ、いつひまわりの種を収穫するのかを考える日々が続いています。ヒワさんたちは、一家総出で朝早くにやってきて、お腹いっぱいヒマワリの種を食べた後、近所じゅうのヒマワリの種の出来具合をチェックしてから飛び去っていきます。まあ、その姿もかわいいといえばかわいいのですが。ヤマガラは遠くからヒマワリをチェックし、スズメはミニヒマワリの種がなくなってから来なくなってしまいました。