全ての道は西安に通ず


中国の都市西安、昔で言う「長安」の都は、黄河流域にあるのです(正確にいうと、黄河の支流の流域)。黄河といえば、
四大文明の一つ
というわけで、周辺には黄河文明の遺跡がたくさんあるようなのですが、だいたい9000年くらい前に遡る新石器時代の文明に、「裴李崗文化」というのがあるわけです。これは西安よりも黄河の下流にあった文化なのですが、黄河文明の中でも古い時代の文化にあたります。で、そこから
賈湖契刻文字(かこけいこくもじ)
という文字様の印が発掘されたので、インダス文明の古い文字と関係があるのでは? と言われているようです。でも、「文字」といったら、まずは
中国ご本家の漢字の元
では? と思うわけで、実際、「目」とか「日」の文字の原型と思われるものがあるわけです。で、そのうちの一つが上の図なわけで、あまりにも
あんまりだ
と思うので、Wikipediaから拝借してきましたが、これはどうも個人的に思うに、
インダス文明
というよりは
メソポタミアとエジプト
に直結する「印」じゃん、なんで16個発見された「印」の中からこれを選んで載せるのですかね???
というわけで、これは
表意文字
です。でもって、当然
漢字の原型
でもあります。そして更にいうと、
t
の原型、できの悪い「師匠の肉」の原型である
ヒエログリフのパンを示す t
の原型となる文字なわけです。
いったい、何がスコーピオン・キングなんだか!?
というわけで、せっせと
シルクロードの地図
を描いているわけです。描かないわけにいかないからですーー;。