あ、そうだ。
なかなかな祭祀で有名なコンド族の女神の名はタリ・ペンヌーといいます。
ミャオ族の兄妹の名前は・・・・ダロンとバロンといいます。二人合わせたら「タリ・ペンヌー」になります。
大母女神を焼き殺して、その記念に細切れ殺人祭祀を始めたことを記憶しているヤオ群と
大母女神が石をまき散らして人間を作ったことを覚えていて、それを新たに作り出した子神たちにやらせているミャオ群に分かれました。
日本では母親の大宜都比売が殺された後に、小さな狭姫がやってきて種をまきます。一応植物の種始祖神話が入っている分、苗族の伝承の方が日本の神話に近い、と考える所以である。要はヒョウタン伏羲君は父系の時代に付け加えられたもので、当初はタリ・ペンヌーが殺されて、小さなペンヌーちゃんが人々に種を持ってきてくれる、という話だったと思われます。でも、時代が下るとヒョウタン伏羲君が加えられ、更に時代が下ると、男神のニニギだけが降ってくるようになります。狭姫はどこに置いてきたんだーーー、ということになるのですが、ニニギは弥生日本人の神話なので。狭姫のことは縄文日本人が覚えていてくれたのだと思います。だから日本海側は女神信仰が今も強く残っているのです。
ちなみにうっとこの玉依姫も一人娘のバロンちゃんです。天皇家には伏羲の化身のニニギを押しつけたけど、自分ちのところには古い形式で小さ子女神の玉依姫しか残しませんでした。彼女は確か名古屋のあたりを開拓してたかと思います。
さらに付け加えると「雉も鳴かずば」の小豆娘も一人娘です。小豆盗んだのはどう見ても「黄帝」ですが、この話からは「とにかく何がなんでも女が悪い」という主旨以外出てきません(笑)。「to be or not to be」なんて、本当に言っている場合ではございませんww。誰が黄帝を殺したのか吟味しないとあたくしが父王の幽霊に悩まされてしまいます。
ちなみにあたくしのHNはダロンちゃんがローマに引っ越して名乗った「ユーノー」からとっております。元々は女神なのよ。ヒョウタン伏羲君じゃないのよ? 細切れ祭祀はいただけないけど、となります-;。