シャウシュカ女神
ヒッタイトの神話をおいかけて、フルリの太母シャウシュカ女神を調べているわけですが、この女神はアッカドのイシュタルとほぼ同一視されている、というわけで、この「イシュタル」に引きずられるとよろしくない、ということが分かったわけです。メソポタミアでは、イシュタルはイナンナという女神と同一視される、というよりも無理矢理同一視することにされているわけですが、このイナンナ女神は、楔形文字で「蛇」と書くくらい蛇蛇しい女神で、エジプトのウアジェトに相当する女神なわけです。で、イシュタルは、英語版のwikipediaを見れば分かる通り、手にシェン・リングの杖を持って、足下に「蛙」がいる、とーー;。
しかも、シャウシュカというのは、シャプシュの地方版なお名前ですので、そもそも「フルリの太母」などと言わずに、

レバノンのヘバト、
ウガリットのシャプシュ、
ミタンニのシャウシュカ、
ヒッタイトのイスタヌ、(そしてアッカドのイシュタル)

と言えば良いのですが、わざわざ蛙イシュタルの石像をwikipediaに載せることはできても、そのことを「書くことはできない」とでも言うかのように思えます。アマルナ改革のアテン神は、子音で分解したら(K)A-T-Nということで、要はstan系の太陽神のことと思われます。だから

アテンというのはヘバトのことでもあり、イシュタルのことでもある

というわけで、これらの女神はアマルナ改革の神へ、そしてこの王朝が潰れた後に、エジプトから出てきた人々の神へと繋がってると思われます。だから、エジプトーモーセ、テシュブーヤコブって、由来が異なるように見えて、みなヘバトで繋がっているように思えます。どうも昨夜は夢見が良くなくてちと落ち込んでいたわけです。で、どういう夢を見たかというと、

お布団にくるまって寝ていたら、福山君が寝床に入ってきて、なんだか口説かれている感じ? なので、
「好きな人がいる」
と言ったら、
「そいつのこと本当に愛しているのか?」
と聞かれて目が回るような気がした、という夢だったわけでーー;。

だいたいこの手の夢を見る原因の一つには、ウォークマンで音楽を聴きながら寝てるので、福山君の曲を聴くと無意識に福山君の夢を見る傾向がある? ような気がするのですが、他の人の曲だっていっぱい入っているのに、どうも他の人の夢はたまにしか見ないわけです(そういえば前に嵐が出てくる夢も見たことあったかも?)。

夢を見るなら福山君ではなくて鉄瓶の夢を見たいのに、娼婦のイシュタルではなくて、太陽女神のイシュタルを取り戻したいのに、どうも変な夢しか見ないと、ちと落ち込んでしまったりするわけです。でも、ようやく「アマルナ改革」の意味するところにたどり着きつつあるわけで、ミタンニから来た妃がこの改革を助けたのであれば、それはシャウシュカ女神に対する信仰を持ち込んだともいえるわけです。アメンの神官団と対立しないわけがない。だって、アメンって「ベス」のことなんじゃん? というわけで、どれもこれもおいおい書いていければ、と思うわけです。全くのところ、誰に何を聞かれようが、選ぶのはベスではなくて、鉄瓶の方かと。

Posted by bellis 21:34 | 神話::ヒッタイト神話 | comments (x) | trackback (x)