No.78
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No.78
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2023年02月14日(火) 17:51:41
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「ペルシアの神話伝説 世界神話伝説大系4 名著普及会」
インドのヤマ(Yama)(人類の始祖)、北欧神話のユミル(Ymir)と同語源。
神より一本の黄金の矢、黄金をこめた一本の鞭、聖なる火を送られる。
「恐ろしい冬」を囲繞地の中で過ごす。(「ノアの箱舟」的である。)
禁忌の食物を食べ、不老不死を失う。(「アダムとイブ」に類似している。)
イマとイマク(妹)は悪魔と婚姻し神を裏切る。(「アダムとイブ」は悪魔にそそのかされ神を裏切る。)
アジ・ダハーカ(Azhi Dahaka)という怪蛇に殺される。(「アダムとイブ」は蛇に化けた悪魔にそそのかされ、不老不死の生命を失う。)
語源的には、
ドゥムジ、タンムーズ、デモポン、テリピヌ
アドニス、アッティス、アダム
と類似があるか。
性質的には、エンキ、オシリス、浦島太郎、(蛭子)にも類似する。
この系統の神(あるいは特別な人間)は、「死」と関連があり必ず死ぬ(あるいは異界を旅する、一時的に眠りにつく、等)。
そして、その「死」にはなにがしかの神話的意味が存在する。
ジャムシード王の隠された宝がどこかに埋められている、という民間伝承があるようである。「甥と叔父」参照。
#神話 #イラン #ペルシア #ゾロアスター教 #英雄 #蛇 #イナンナとドゥムジ