No.216
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2023年02月14日(火) 17:51:41
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「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 168-171p
お寺で飼われていた猫に、霊力(法力?)が宿って奇跡や恩返しをした、という話。長野県には唐猫に対する信仰もあるし、猫に若干稲荷的な性質をもたせて語られることが多い気がする。
また、小川村、鬼無里(長野市)、美麻村(現白馬村)は、かつては修験道の道で行者の行き来があった地域なので、「仏教説話」的な物語の成立には、修験道が関わったかもしれない、と思う。
内容よりも、昔(江戸時代くらい)の日本の葬式に関する風俗がうかがい知れて、楽しい物語である。
小川村瀬戸川にある霊験山法蔵寺に伝わる伝説である。宝蔵寺には猫塚があったり、猫供養を行ったりしているそうです。
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