文献等データベース I love books.

固有名詞は可能な限りWikipediaに準ず

No.135

地主が馬になった話
「ソヴィエト諸民族民話集」 154-158p

 下男達の助け手となる男神がペルーンであることが明らかになっている物語。
 前半は地主=怪物的な物語で、ペルーン(物語中ではペコルーン)が問題解決をしてしまう。物語の主人公はペルーンといえる。
 後半は馬に変えられた地主がキャベツを食べて再生する話で、キャベツを捧げられる馬の神のような扱いになっている。地主は家畜の神であるヴォーロスの化身といえようか。地主(ヴォーロス)は再生されると新たに結婚生活をやり直すわけで、結婚の復活も神らしい結末と言える。
 「馬を恐れない」という禁忌は明確な言葉では現れないが、下男達の容赦ない態度から暗喩される。タフムーラス型といえる。

#民話 #ラトビア共和国 #馬 #禁忌 #タフムーラス #食事 #恐れ #おじいさん #ペルーン #ヴォーロス #聖ゲオルギウス #地主 #怪物退治 #変身 #キャベツ #植物 #吝嗇

by admin. 民話,神話,神名 <413文字> 編集

DASHBOARD

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2022年1月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

■ハッシュタグ:

■最近の投稿:

■フリースペース:

編集

▼現在の表示条件での投稿総数:

1件

▼最後に投稿または編集した日時:

2023年02月14日(火) 17:51:41

RSSフィード