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「読んで 遊んで とっぴんぱらたからぎけのり 新長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 81p、コラム
松本市中山にある「生妻池」の伝説である。
毎晩やってくる娘の着物の裾に糸をつけて後をつけたら、娘の正体は池の竜蛇女神であった、というもの。同じような伝説が岐阜県高山市朝日地区の道の駅の看板に書いてあったので、中部地方の竜蛇女神伝説としてはポピュラーな形式のものなのか、と思う。
生妻池の近くの弘法山古墳には「泉小太郎」伝説もある。小太郎の母の犀竜が、かつては広範囲に信仰されていた竜蛇女神であった証拠だと考える。
#昔話 #長野県 #中信 #竜 #龍 #女神 #池 #糸