文献等データベース I love books.

固有名詞は可能な限りWikipediaに準ず

No.264, No.263, No.262, No.261, No.260, No.259, No.2587件]

油の運び方のこつ
「シルクロードの民話 パミール高原」 320p

 小話かつ笑話。愚か話。

#民話 #タジキスタン #愚か話 #油

by admin. <67文字> 編集

人身御供(ひとみごくう)の伝説
「ひだぶり街道物語 岐阜新聞社」 32p

 宮川村の人身御供伝説。
 前半は八岐大蛇的な若い娘の生贄を求める大蛇の話。
 後半は娘自身が大蛇を倒す話。蛇が金物(特に針)を嫌う点は三輪山伝説に類似している。蛇(化け物)退治の英雄は登場しない。
 村の水田の開墾由来譚であり、お寺での断食供養の由来譚でもある。
 女性の力が開墾(村全体の収入や生活の安定の元となる事業)を可能にしたり、悪者の存在を解決する点は、岩見の乙子狭姫 の伝承と似る。かつては女神が直接農作物の豊穣をもたらす、という伝承があり、それが崩れたものか。飛騨地方の縄文時代の信仰を知る上での資料となり得るような古い時代に起源のある物語なのでは、と思う。(生きているままの女神に対する信仰の片鱗が残っているから。)
 お寺での断食供養はやや「犠牲的」な祭りといえるが、若い女性が女神(水や豊穣の神)の代理人あるいは祭祀者として神を祀っていた縄文時代の祭祀の名残かもしれないと思う。

 宮川村は縄文時代のイノシシ、クマ、蛇などの動物をかたどった動物意匠紋土器が岐阜県で初めて出土した地とのこと。石棒も出土しているようである。(石棒を「金精様」と呼ぶのは岐阜県の習慣だろうか?)

#伝説 #岐阜県 #飛騨 #蛇 #こんにゃく #針 #怪物退治 #開墾

by admin. 伝説,神話,起源・由来,固有地名 <573文字> 編集

味のつけ方 ATU1687+ATU1696+ATU1741

「シルクロードの民話 パミール高原」 316-319p

 言うべき言葉を段階的に忘れてしまう愚か話。

#民話 #タジキスタン #愚か話 #忘れ話 #転倒 #名前 #忘れた言葉 #「何て言うべきだったの(何をすべきだったの)?」 #司祭の客と盗み食いされた鶏

by admin. 民話 <161文字> 編集

豚でない豚
「シルクロードの民話 パミール高原」 314-315p

 小話かつ笑話。豚が忌避される物語は、ムスリムの文化だからか?

#民話 #タジキスタン #愚か話 #豚

by admin. 民話 <87文字> 編集

アロー家のはじまり
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 243-244p

 鳥女房的物語兼始祖伝説といえる。キリスト教が浸透すると、「神の子孫」を名乗る人々はいなくなったかもしれないが、かつての始祖としての「神」は人外の超常的存在へと変化したように思える。この物語に登場するヒロインは「山羊のようなひづめ」を持っており、かつては山羊をトーテムとした女神であったことが示唆される。

#伝説 #カタロニア #スペイン #始祖伝説 #禁忌 #聖母マリア #馬

by admin. 伝説 <228文字> 編集

あきれた両親 ATU1341
「シルクロードの民話 パミール高原」 314-315p

 愚か話。

#民話 #タジキスタン #愚か話 #愚か者たちが泥棒に何を盗んではならないか警告する

by admin. 民話 <93文字> 編集

ペテル・デ・カビナムの娘
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 222-225p

 スペインにおける「魔神(デモン)」とは、ヨーロッパ的よいうよりは、中東のデーヴァに似ていないだろうか。
 人間を誘拐して働かせる話なので、取り替え子の類話といえる。

 参照:取り替え子

#民話 #カタロニア #スペイン #魔神 #デモン #湖 #魔法のアイテム #取り替え子

by admin. 民話 <182文字> 編集

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