No.186, No.185, No.184, No.183, No.182, No.181, No.180[7件]
by admin. ⌚ 2022年03月01日(火) 00:10:33 伝説,英雄名,多エピソード保有人名 <192文字> 編集
とりかえ子
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 110-112p
「フェアリーのおくりもの トマス・カイトリー」 36-38p
「とりかえ子」について2篇。
「とりかえ子」とは、精霊が赤ん坊をさらう代わりに、自分の子供を置いていってしまった、その子供のこと。
普通の赤ん坊と違って、異様な行動をしたり、成長が普通でなかったりする。
人々は知恵を使って、とりかえ子を追い出し、本物の赤ん坊を取り戻そうとする。
「とりかえ子」は大声で叫んだり、異常な大食いであったりして、まるで古代中国の饕餮のようである。
類話は「とりかえ子(スコットランド)」、「とりかえ子(ドイツ)」
#伝説 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール #取り替え子 #饕餮
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 110-112p
「フェアリーのおくりもの トマス・カイトリー」 36-38p
「とりかえ子」について2篇。
「とりかえ子」とは、精霊が赤ん坊をさらう代わりに、自分の子供を置いていってしまった、その子供のこと。
普通の赤ん坊と違って、異様な行動をしたり、成長が普通でなかったりする。
人々は知恵を使って、とりかえ子を追い出し、本物の赤ん坊を取り戻そうとする。
「とりかえ子」は大声で叫んだり、異常な大食いであったりして、まるで古代中国の饕餮のようである。
類話は「とりかえ子(スコットランド)」、「とりかえ子(ドイツ)」
#伝説 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール #取り替え子 #饕餮
by admin. ⌚ 2022年02月28日(月) 18:06:27 伝説 <341文字> 編集
トロルと踊った少女
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 109-110p
少女が冥界へ行って戻ってくる話。
踊りが「禁忌」となっていて、少女は時間と正気を失う。
浦島的な部分については「あの世で過ごした一夜」が類話。
正気を失う点については「底革のハンス」が類話である。
ダンスと関連する点については「フェアリーの住居にはいった若者」が類話である。
#民話 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール #踊り #狂気 #浦島太郎
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 109-110p
少女が冥界へ行って戻ってくる話。
踊りが「禁忌」となっていて、少女は時間と正気を失う。
浦島的な部分については「あの世で過ごした一夜」が類話。
正気を失う点については「底革のハンス」が類話である。
ダンスと関連する点については「フェアリーの住居にはいった若者」が類話である。
#民話 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール #踊り #狂気 #浦島太郎
by admin. ⌚ 2022年02月27日(日) 10:05:03 民話 <240文字> 編集
じゅうにのかみのおたのすけ
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 91-94p
「狐に化かされる」小編が4つ語られる。
狐神に対する信仰は、日本では「稲荷信仰」に集約されるが、その起源は古代中国の西王母の随獣である「九尾の狐」にまで遡ると思う。
狐神は人に恩恵を与えてくれるだけでなく、道に迷わせたり、幻を見せたりする神であり、その結果、狐の好物とされている食べ物を人間から取り上げたりする。
化かされると、道に迷ったりする結果、人が命を落とすことも少なくないように思う。
「化かす」とは、神の所業としては「祟り」に似たものだと思うが、動機は餌のためであったりして、姿だけでなく性質も獣的な面を強く残しているのが狐神の特徴であるような気がする。
筑北村(旧坂北村)の里坊稲荷には7年に一度「狐の嫁入り」行列が披露される、珍しいお祭りがある。
#昔話 #長野県 #中信 #稲荷 #狐 #動物 #化かす #祟り
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 91-94p
「狐に化かされる」小編が4つ語られる。
狐神に対する信仰は、日本では「稲荷信仰」に集約されるが、その起源は古代中国の西王母の随獣である「九尾の狐」にまで遡ると思う。
狐神は人に恩恵を与えてくれるだけでなく、道に迷わせたり、幻を見せたりする神であり、その結果、狐の好物とされている食べ物を人間から取り上げたりする。
化かされると、道に迷ったりする結果、人が命を落とすことも少なくないように思う。
「化かす」とは、神の所業としては「祟り」に似たものだと思うが、動機は餌のためであったりして、姿だけでなく性質も獣的な面を強く残しているのが狐神の特徴であるような気がする。
筑北村(旧坂北村)の里坊稲荷には7年に一度「狐の嫁入り」行列が披露される、珍しいお祭りがある。
#昔話 #長野県 #中信 #稲荷 #狐 #動物 #化かす #祟り
スカンジナビア半島のトロール
トロールは丘陵地、長塚、土墳などの下に共同体を作り暮らすためスウェーデンではベルグフォルク(丘の人々)と呼ばれた。彼等の住処は財宝でいっぱいで夜になると光り輝くと言われた。彼らは騒音を嫌い鐘や教会からは離れて暮らした。気に入った人間には富と幸運をもたらし、気に入らないものには不運と破壊をもたらした。また女子供をさらい財宝を盗む。金属工芸にも秀で、薬草や魔法を使った治療にも秀でていると言う。日の光に当たると石に変わるため、夕暮れ時から明け方までしか姿を見せない。
参照:トロール
#神話 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール
トロールは丘陵地、長塚、土墳などの下に共同体を作り暮らすためスウェーデンではベルグフォルク(丘の人々)と呼ばれた。彼等の住処は財宝でいっぱいで夜になると光り輝くと言われた。彼らは騒音を嫌い鐘や教会からは離れて暮らした。気に入った人間には富と幸運をもたらし、気に入らないものには不運と破壊をもたらした。また女子供をさらい財宝を盗む。金属工芸にも秀で、薬草や魔法を使った治療にも秀でていると言う。日の光に当たると石に変わるため、夕暮れ時から明け方までしか姿を見せない。
参照:トロール
#神話 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール
by admin. ⌚ 2022年02月23日(水) 17:02:37 神話,定義 <288文字> 編集
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 95-100p
いわゆる「怪物退治」譚。僧侶が退治する「聖ゲオルギス型」である。
閑貞坊とは、昔信濃町に住んでいた僧侶のことのようである。
ただし、知的な感じではなく、修験道の僧侶らしく、逞しく武力に優れていたと思われる。
#伝説 #長野県 #北信 #狢 #化かす #動物 #祟り #追い払い #聖ゲオルギウス #修験道