No.186, No.185, No.184, No.183, No.182, No.181, No.180[7件]
とりかえ子
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 110-112p
「フェアリーのおくりもの トマス・カイトリー」 36-38p
「とりかえ子」について2篇。
「とりかえ子」とは、精霊が赤ん坊をさらう代わりに、自分の子供を置いていってしまった、その子供のこと。
普通の赤ん坊と違って、異様な行動をしたり、成長が普通でなかったりする。
人々は知恵を使って、とりかえ子を追い出し、本物の赤ん坊を取り戻そうとする。
「とりかえ子」は大声で叫んだり、異常な大食いであったりして、まるで古代中国の饕餮のようである。
類話は「とりかえ子(スコットランド)」、「とりかえ子(ドイツ)」
#伝説 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール #取り替え子 #饕餮
「妖精の誕生 トマス・カイトリー」 110-112p
「フェアリーのおくりもの トマス・カイトリー」 36-38p
「とりかえ子」について2篇。
「とりかえ子」とは、精霊が赤ん坊をさらう代わりに、自分の子供を置いていってしまった、その子供のこと。
普通の赤ん坊と違って、異様な行動をしたり、成長が普通でなかったりする。
人々は知恵を使って、とりかえ子を追い出し、本物の赤ん坊を取り戻そうとする。
「とりかえ子」は大声で叫んだり、異常な大食いであったりして、まるで古代中国の饕餮のようである。
類話は「とりかえ子(スコットランド)」、「とりかえ子(ドイツ)」
#伝説 #スカンジナビア #デンマーク #北欧 #トロール #取り替え子 #饕餮
じゅうにのかみのおたのすけ
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 91-94p
「狐に化かされる」小編が4つ語られる。
狐神に対する信仰は、日本では「稲荷信仰」に集約されるが、その起源は古代中国の西王母の随獣である「九尾の狐」にまで遡ると思う。
狐神は人に恩恵を与えてくれるだけでなく、道に迷わせたり、幻を見せたりする神であり、その結果、狐の好物とされている食べ物を人間から取り上げたりする。
化かされると、道に迷ったりする結果、人が命を落とすことも少なくないように思う。
「化かす」とは、神の所業としては「祟り」に似たものだと思うが、動機は餌のためであったりして、姿だけでなく性質も獣的な面を強く残しているのが狐神の特徴であるような気がする。
筑北村(旧坂北村)の里坊稲荷には7年に一度「狐の嫁入り」行列が披露される、珍しいお祭りがある。
#昔話 #長野県 #中信 #稲荷 #狐 #動物 #化かす #祟り
「長野のむかし話 長野県国語教育学会編」 91-94p
「狐に化かされる」小編が4つ語られる。
狐神に対する信仰は、日本では「稲荷信仰」に集約されるが、その起源は古代中国の西王母の随獣である「九尾の狐」にまで遡ると思う。
狐神は人に恩恵を与えてくれるだけでなく、道に迷わせたり、幻を見せたりする神であり、その結果、狐の好物とされている食べ物を人間から取り上げたりする。
化かされると、道に迷ったりする結果、人が命を落とすことも少なくないように思う。
「化かす」とは、神の所業としては「祟り」に似たものだと思うが、動機は餌のためであったりして、姿だけでなく性質も獣的な面を強く残しているのが狐神の特徴であるような気がする。
筑北村(旧坂北村)の里坊稲荷には7年に一度「狐の嫁入り」行列が披露される、珍しいお祭りがある。
#昔話 #長野県 #中信 #稲荷 #狐 #動物 #化かす #祟り