日
日(日本語:ヒ、ニチ、ニッ、韓国語:일 (イル)、中国語:rì(リー)(意味としては号 (hào/ハオ))、上代中国語:/*nit/・ニット)。
「日」を日本語で「ニチ」と呼ぶ読み方は、上代中国語に近いことが分かる。また韓国語のイル、中国語のリー、ハオは神話的な意味としては「カエル」という意味なのではないだろうか。また甲骨文字の「日」は「四角(天の象徴)に口」であって、天を巨大な人とした場合、その頭部が「日」なのであり、大抵はこれは「方」で示されていたことが漢字の由来なのではないかと考える。
また「ニチ」と呼ぶ場合には、塗山氏女の名・女嬌(Nǚjiāo (ヌゥー・ジャオ) )に類する名と考える。
私的解説
女媧が「天の神」であるのなら、「日」はまさに彼女の頭部といえないだろうか。
解説
「天」という字は、人が直立し、頭が強調されている様子を象っている。本来の意味は人の頭であり、天と頭が共に高い位置にあることから、天空を象徴している。
甲骨文字において、「天」の上の点は四角形に彫られることが多かったが、後に簡略化され、横線になった。春秋時代には、「天」の上に装飾的な要素として短い線が加えられたが、この様式は秦の時代に徐々に消滅した。
伝承文献でも、「天」は人の頭頂部と関連付けられている。「天罰」とは額に入れ墨をする刑罰のことであった。
甲骨文字において「天」は頭を指していた。『河済』20975には「弗疾朕天」(Fu Ji Zhen Tian)とあり、商王の頭に病がなかったことを意味している。
青銅銘文では、秦公の銘文に「我が祖先は天命を受け給ひし」とある。また、周の王を指して「天子」という語も青銅銘文に見られ、蔡玉盘の銘文には「天子を助けはじめた」とある。「天室」という語は、天を祀る場所を指し、天亡の銘文には「王は天室で礼拝する」と記されている。戦国時代の竹簡には「天命」という語が見られ、天が人類の運命を左右することを示唆しています。上海博物館蔵竹簡IV「曹墨陳」(上博竹書四.曹沫之陈)の7番目の竹簡には「上人が得て損する、それは天命なり」と記されている。