「地」の版間の差分
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'''地'''(日本語:ち、韓国語:지 (ji/チ、漢字語) 、上代中国語:*l'els)。 | '''地'''(日本語:ち、韓国語:지 (ji/チ、漢字語) 、上代中国語:*l'els)。 | ||
2026年3月4日 (水) 22:20時点における版
地・小篆書体[1]
女・甲骨文字[2]
地(日本語:ち、韓国語:지 (ji/チ、漢字語) 、上代中国語:*l'els)。
「地」という漢字は「土」と「也」という音韻から成り、本来の意味は「大地」で、「天」の反対語である。『説文街子』には「太古の気は初めて分離し、軽く清らかな陽は天となり、重く濁った陰は地となり、万物がそこに配置された。これは土と「也」という音韻から成り立っている」と記されている。
意味他
本来の意味は「服従する」だが、後に服従、同意、応答といった意味に広がり、「口」という部首が加わった。
甲骨文字の上部は後に「叒(ジャク、ニャク)」に訛った。これは古代神話に登場する東方の湯谷にある、日(太陽)が登る「若木/榑桑(ふそう)」という樹木を指す言葉である。
私的解説
「若」という言葉は、桑という植物に関連している。また、「ひざまづいている人物」とは女性を示しているのではないだろうか。女性は一般的に「か弱い」というイメージがあるので、中国語では「若」と「弱」の意味が交錯している部分があるのではないだろうか。これは「桑の木に化した女神」を指す言葉であって、「吊された女神」のことと考える。いわゆる馬頭娘である。
ただし、これを「神の名」として見た場合には、女神のみでなく男神の名の場合もある。また、「燃やされた女神」「養母としての女神」の名ともなっていると考える。
類語・派生語
以下のような、類語・派生語があると考える。
- 印欧語:young、newなど
- 中国語:女媧(*Nâ-kwâi)、女嬌(*Nra-krew)
- 熊:上代語:*ɢʷlɯŋ、韓国語:コム、日本語:クマ →グミヤー、ignis →蝦蟇(ガマ)(中国語:蛤蟆 (háma)、韓国語:두꺼비(トゥッコビ))、中国語:蛙(上古音:qˤra) →犬(上古音:*kʷʰen、韓国語:개(ケ)、日本語:ケン)
- 厄:上代語:*ʔˤrak、中古音:*ʔæk、韓国語:액(エク)、日本語:ヤク
- 墨:上代語:***mək**(マク、モク)、먹(マッk)、日本語:スミ
- タガラウソクソク(台湾原住民プヌン族の巨人神) →太昊、多久頭魂神(対馬の神)、多邇具久(ヒキガエルの神)、阿遅鉏高日子根神、多伎都比古命、須佐之男、天若日子、天探女、天邪鬼、草名井姫、草野姫、多久、田子といった地名など
参考文献
- 漢語多功能字庫:地(最終閲覧日:26-03-04)