書き直し作業
印欧語における「神」の語源についてをせっせと書き直していましたら、

楔形文字

というものに捕まって、それにかかりきりでした。アッカドの楔形文字のフォントを手に入れたのはちょっと前なわけですが、その意味をある程度解説してくれるサイトというのはめったにありませんし、神様の名前を手がかりに意味を探ろうとしても、古代メソポタミアの言葉は

撃 と書いて ばばあ と読ませる

みたいな、いわゆる、音読みと訓読みみたいな使い方が混在しているので、どちらが音読みで、どちらが訓読みで、それぞれの読み方をした場合に、

意味に何か違いがあるのか

ということを読むまでが大変なわけですーー;。しかも、神様の名前の楔形文字もwikipediaに載っていたり、いなかったりするわけで、基礎資料もなかなか収集できないわけです。でも、アバウトなアッカド人は

A と書いて Aplu と読ませたりするし、

意図的にやっててもやってなくても、

いろんな意図と意味がごたまぜ状態で、うまく纏めていくまでにヒエログリフなんてものではなく

大変

ということが、理解できるようになる程度には理解できる辞書サイトをいうのを、ようやく見つけたのでした。これが本日最大の収穫でした。

それにしても、太陽神バッバルって、それは

山姥皮蛙

のことでは? とか、「白い」とか「銀」というのは

おばあさん

だからでは? と思うわけで、どうやら

ばばあ

という言葉は、東西共通のグローバル用語だったらしいですーー;。でも、蛇神信仰が超強烈なメソポタミアに入ると、どんな神様も強制的に

DINGER

という「発音しないけど蛇神」ということを示す言葉をつけられてしまうわけで、基本的には何もかもが



の神様になってしまうわけです。そういう点が、一応オグドアドとかで、手足のついている神様も公然と採用している古代エジプトの方が

まだマシ

でもあるわけで。辞書をダウンロードしたついてに、「エヌマ・エリシュ」の原文なんかにも、必要を感じる分のみ手を出したりしているわけです。いずれはアダパの記事も加筆修正できるようになるまで頑張りたいと思います。

Posted by bellis 21:03 | 神話 | comments (x) | trackback (x)