さて

麻衣ちゃんのビデオの続きですが、いろいろ見ていましたら2011年10月の「Mai Kuraki Premium Live One for all, All for one」のビデオが見つかったわけです。これはオーケストラと麻衣ちゃんがコラボしたコンサートで、その中に「あなたがいるから」という曲があったわけです。この曲で麻衣ちゃんは白い白鳥をイメージしたドレスを着ていて、しかも曲のイントロの最初に「ホルン」が大写しになるわけで、「あ、これ兄さんの曲だな。」と分かるわけです。そっかー、わざわざ麻衣ちゃんが勝負しに来てくれたのは、このビデオを見て欲しかったんだな、と気がついたわけです。それから同じライブの「Time after time~花舞う街で~」と見たわけですが、この曲の中に「二度と君の手を離さない」という歌詞があって、そこだけ強く聞こえるわけです。あー、そのネタもけっこう引っ張りますねーー;。というか、これも兄さんのお歌であるので、麻衣ちゃんはその点を私に聴いて欲しかったらしいです。そして、そこで唄っている彼女の目には、なんというか祈りと願いに近い表情が見えるわけです。そして、強い覚悟の表情が見えるのです。それは、もはや後には引けない、目的を達するまで突き進むか、途中で力尽き倒れるか、そのどちらかを選ぶしかない状況におかれた人のその「強い覚悟」の表情に見えるわけです。すごいな、と思うわけです。2012年のMステの「生きてる生きてく」の福山君の目にもこれから始まる大嵐に「生き抜いて欲しい」という強い願いの表情は見てとれましたけれども、ここまでの「覚悟」の表情は見えなかった気がするわけです。これが「蛇」の母系社会の人の力の強さなのかな、と思った。いざという時には、本当に腹をくくったらどうも女性の方が強いらしいです。でも、彼女の覚悟の強さは、彼女が応援している人の覚悟の強さの投影でもあるので、今この映像が見れたことはとてもうれしかったのでした。
それから「Your Best Friend」とか「もう一度」とか、良い曲を教えて頂いたのですが、兄さんが言うには、これは過分な好意だということらしいのです。今の私と勝負しても麻衣ちゃんには勝てないことはわかりきっていますから、ここまでの好意を受けすぎてはいけない、お返しをしなければ、ということのようです。で、その「お返し」というのは、要するに敵は「良いビデオを見せるというのであれば、こちら側の良くないビデオも見せろ」と言ってくるということで、次には米米CLUBのビデオを見ることになったのです。


そうしますと、亀梨君とかが来て「戦う力を送りますから、まず「In Fact」のPVを見て下さい。」とか言うような気がするわけで、「米米のビデオってさんざん見た気がするんだけど、それってそんなにまずい?ものなんだ???」と思うわけで。
で、まず最初に米米が最初に紅白に出演した動画が見つかって、その次に「米米クラブ メドレー(1993年テレビ版)」が見つかりました。ともかく、見つかった順に見ていったものですから、まず全体の感想から述べれば、ともかく石井はとてもいやな目をしていて、そして彼はライブをやって、お客を自分の魅力に巻き込んで踊らせて、それを見ているのが彼自身もとても好きな人なのだということが分かったわけです。要するに「人を踊らせる」のが好きなタイプなわけだ。米米のライブの客席を見ますと、みんな彼に魅了されたような顔をして踊っているのが分かるわけで。で、ライブそのものも禍々しいし、歌詞も良くない曲が多いと。そして、米米の曲を見ていると、兄さん一人では足りないと思うのか、他の二人も寄ってくるわけで、要するに三人ともすごい敵意を石井に対して持っていて、あなた達、仲悪いですけど、石井が嫌いなとこだけはみんな気が合うんだ? みたいなーー;。
で、「米米クラブ メドレー(1993年テレビ版)」を見ていますと、どうにも画面から「享楽と快楽にはまれ。そうして墜ちるところまで墜ちろ。」って聞こえてくるわけで、「えっ、『こっちに来い』とすら言わないんだ?@@」と思ったわけで。確かに、米米の曲はそんな真面目な曲なんかほとんど無いわけですが、見ている人にそういうこと煽ってるんだ? と思うわけで。そうすると兄さんが言うわけです。「1993年て、何もかもが始まった年でしょ。もしあそこで付き合い始めたばかりの2人が、享楽と快楽にはまって、なすべきことを忘れ全てをぶちこわしたらどうなったと思う?」と。!!!そっかー、あれって付き合い初めて間もない私と2番目の子に対するメッセージだったんだ@@。って初めて知ったわけで。どうもね、私が米米のファンになったのは、純粋に彼らの持つ「力」に惹かれたのであって、別に石井の言ってることが聞こえたりとか、心の底まで石井の魅力に丸め込まれたのではなかったようです。要するに私は敵でも味方でも「力」そのものに惹かれる傾向が強いらしくて。「なまじ、見えなくて良かった。見えてて、あれにはまられたのでは手の施しようがない。」と兄さんは呟くわけで。
そうして、ビデオを見ていると、今度は別のビデオで「Shake Hip!」がかかるわけで、これはいわばナンパな男性がいろんな状況とか何も考えずに一夜限りの男女関係を貪るような内容の歌詞なわけで、それを聴いていると「お前も、順番とか、秩序とか無視して欲しい女は手に入れろ。」とか聞こえてくるわけです。「え? それって私に言ってるんじゃないよねえ?@@」と思うわけで、そして「こっちに喧嘩売ってるな。」と呟く兄さんがいるわけで、もしかして、それって兄さんを煽ってるんだ??@@ と思ったわけで。そういうことできるんだ、石井竜也って?? と思うわけですが。どうもですねえ、米米のファン(言い換えれば石井のファン)というのは、女性が多いわけで、女性を踊らせて煽るのが得意の男であるのは分かるのですけれども、私は今までこの男が「男性」にもたらす作用とか全く考えたことがなかったわけですが、確かによく考えたら米米の曲には男性目線の曲もいくつかあるわけで、そういう曲は男性に対してよろしからぬ性質を煽る作用があり、力の弱い男性がそれを聴けば、その人はそうして石井に踊らされてしまうわけだ。要するに、男の子達(特に1番目と2番目)は、あの石井に勝てるわけがない。米米の曲(特に悪い曲)に触れるわけもない。触ったら踊らされてしまうだけだから。ということで、SMAP×SMAPに米米が出演していた動画も見たのですが、すごいなと思った。SMAPもみんな力の強い人たちですけれども、彼らですら、石井に踊らされまいとしているし、中でも一番平気な顔をしているのは木村君でしたけど、彼でも「平気な顔をしているだけ」というのが分かるわけで。
そうしていると、2番目の子が私の目を通して、米米のビデオを見にきているのが分かるわけで、彼は私の目を通せば、平気で米米のライブを見ることができるけれども、今までは見ることすらできなかったらしいです。石井のあの力が恐ろしすぎて!! どうにもね、私としては米米(とそして石井)のライブは「平凡な日常生活の中の息抜きとして見に行くもの」だと思ってたのですが、「あの禍々しいのは「息抜き」で見に行くもんじゃないでしょ。」と兄さんが言うわけで、そっかー、そしてあれは特に女の人にとっても良くないものだけれども、男の人にとっては更に良くないものだったんだな、と思うわけで。


要するに、あの年、あの場所で兄さん以外の3人が同じ学年に居たのは、結局偶然ではなくて、そういう状況を作るには敵の手も借りなければならなかったわけで。そしてあの年にヒットした米米CLUBと「君がいるだけで」と「Octave」は味方の歌ともいえるわけで、それは男の子達から私に送る唄でもあったわけで。それで分かった。敵はこう言ってた。「3人を一同に会わせる機会を作ってやろう。そして、送る歌も作ってやろう。歌を送って、それを相手に気づかせることができるのであれば、お前達の勝ちである。そうできずに娘が石井の魅力に墜ちれば、女はこちらのものだ。」と。3人を会わせる機会は誰もが欲しかったから、みなその勝負に乗るしかなかった。で、私は米米のファンになってしまった。でも、そこで留まって特に享楽や快楽にはまることもなかったから、石井はその責任を問われて大借金を背負わされた上に、米米は解散することになって、仕切り直しをすることになった、と。そっかー、そういうことだったんだ。みんなあの男がそんなに怖かったんだ? と思って思わず「SMAP×SMAP」を見ながら一緒に「Shake Hip!」を笑いながら踊ってしまう私がいるわけで。(お目付役からは「こんなところでイナンナな本性出してどうするんですか。」と言われるわけですがーー;。)いーじゃん、人の過去をとやかく言うでない。私は米米の曲はほとんど全部知ってるんだよ! ということで(苦笑)。


それで、米米が解散した後は、私は石井のファンクラブに入りましたから、なんかヘンだな、と思うところはあっても(要するに私が向こうの望むような遊び人にならないところはヘンには見えていたらしいですが)、だいたいにおいては石井の魅力に巻き込めていたのだとみんなそう思っていたらしいです。そして、どうやって呼び戻したら良いのか分からず、兄さん始めとする芸能チームは歯がみしていたと。しかも、誰もがそういう状態だと思っていた私は、途中で石井のファンを止めちゃいましたし、それは私から見れば、石井はファンに対して誠実なアーティストとはいえない、と思ったから止めただけなわけですが、その後は誰のファンにもならなかったわけで、そのことは誰もが困っていたわけで、ともかく間違っていても誰かのファンになってさえくれれば、そこから初めて勝負していくことができるのに、それすらできない、ということが、特に芸能チームには絶望的に感じられていたわけで、そっかー、だから誰かさんは泣きそうになってるんだ、「milk tea」を唄いながら? と思うわけで。で、結局兄さんが思うには、「あなたがあの時誰のファンにもならなかったのは、純粋に「力」に惹かれるあなたのことだから、あの時芸能界に石井以上に力を持って引きつけられる者が見つからなかったから、誰のファンにもならなかったんでしょ?」ということで、たぶん、そんなことなんじゃないかと、自分でも思います。要するに私の目には、一番目は小魚、二番目は小蛙、兄さんは小蛇にしか見えてなかったということで(苦笑)。悪かったですね、とことんそういうものに貪欲な嗜好で、と思うわけですがーー;。だから、敵は私が誰のファンなのかを執拗に聞き出そうとしていたし、私は私でイ・ビョンホンとか、心にもないことを言って逃げてたわけですから、そういう点では誰もが困っていたわけだ。でも、敵は「仕事」という場で私とかかわっていますから、私を虐めるネタには困らない、ということで。


でもって、特に「愛してる」という曲で勝負して欲しい、ということで、この曲を探したわけです。この曲は1番目の子の曲なわけで、でも結局彼は一度も石井と勝負して、「これが僕の曲なんだよ」と言って勝つことはできなかったわけで。要するにそれが彼の「借り」になるようです。そんな兄さんじゃあるまいし、あの子にそんな力技みたいな真似できるわけないでしょう。要は、私が石井の動画を見て、「愛してる」は一番目の子の曲だと思えればそれで良いのでしょう。夫がどうあがいても一生支払えそうもない「借り」は妻の私が代わって返してあげましょう、ということで。石井は今となっては、ファンとしての私の誠実さを踏みにじった「ろくでなし」という男にしか思えませんので、そんなこと私にはたやすいことです。


で、それをちゃっちゃと片付けて、しかもこういう勝負事では負債は多めに返しておいた方が良い、ということで、どうもね、「カバー曲」というものは良くないもの(その人の「持ち歌」ではないから)らしくて、「まがい物」だから聴いてはいけないものらしいのですけれども、石井はそういう曲もかなり歌っていますので、そういう曲も見るだけ見てやって、借りを返そうということになりまして。石井という男はソロになってから、テレビ東京で「音楽空間アンモナイト」という番組を1クール(か、2クール?)やっていまして、そこでカバー曲をさんざん歌っていたので、それを2,3曲見て見ることにしました。(アンモナイトというのはアメン神の象徴ですから、要するに石井はあそこで偽物のアメン神をも演じていたわけだ。これを見て私が勝つと言うことは、本物である兄さんもちょっとは溜飲が下がることなんじゃないのかな、と思ったわけですが。)で、「いとしのエリー」の動画とか探して見て見たわけですが、なんですかね、そういう動画を探していましたら、「魂のラジオ」で福山雅治という人が「いとしのエリー」をカバーしているのを見つけまして。なんというかですねえ、あれも聴いちゃいけないものなんだから、聴いて私が福山雅治のファンにならなければ、それで「こちらの勝ち」になるって代物なんですよねえ? 試しに勝負してみますか? 今の私が福山君に勝てないと思う人って誰かいる? と思ったわけで。

で、見て見ましたら、「ともかく画像を見ないでくれ、聴くだけにしれ、昼間っから見ないで欲しい。」って言われるわけで、えー、でも、私だって福山君のかっこいいお顔を少しぐらいみたいじゃん? と思って見ますとですねえ、どうにも今の私と兄さんはとても近くなっているらしくて、見られている兄さんの高揚感がすごく伝わってくるわけですよ。うーむ、ということで、だいたいは横向いてた気がするのですが、こういうのが「力」の差とか、「勝つ」っていうことになるんだ?? と思うわけで。まだまだいろんなことが奥の深い世界であるようです。(お目付役は、どうにもこういうやり方は得意でないようで、冷や汗かきながら見ていたような気がするのですが。まあ、これが「勝つ」ということで、これで何かいいことがあるというのであれば、その勝ち分は兄さんが自由に使っていいですよ、と思うわけで。なんだか、不思議な気がします。)



Posted by bellis 17:17 | 日記 | comments (x) | trackback (x)