昨日からの出来事

ええと、昨日は某所に出かけていたりして、いろいろとあってちと大変でした。(でも、この間よりは楽だったと思いますが。)


まず、休憩地点から出かける時に、かかっていたのが順に「家族になろうよ」「守ってあげたい」「明日に架ける橋」「君がいるだけで」でした。
で、待合室で、待っている時が一番きつくて、背筋がぞくぞくして吐き気がするかも、という感じでした。で、そこでサポーターに来て頂いて、楽になりました。
で、栄養指導は、なんというか、栄養士さんはパソコンと緑色の小さな手提げかばんを持ち込んできていて、そこに黒い猫の絵が描かれて(プリントかアップリケみたいなものかは不明)いました。


でもって、「先生から蛋白を○○g以下にするように指示を受けています。」と栄養士さんが言った瞬間に、誰かが「そんなん守らなくていいから。」ってぼそっと言ったわけで、「指示を出した人がそういうこと言うんだ?@@」と思ったわけですが、その後もいくつか毒をぼそぼそと吐いていたわけで、兄さんは「品行方正なあいつがああいうことを言うよ。」と大爆笑してましたし、お目付役が「あなたたち病院でなんて話してるんですか。これだから医者ってやつの本音って嫌なんだ。」とヒステリー起こしていたようなーー;。んー、でも、私の知っていた一番目の子は、そんなに大人しくて優しげなタイプではなくて、むしろ物静かだけれども芯が強くて、けっこう辛辣な人って印象を持ってましたので、何というか、「学生時代から全然性格変わってないでしょ?」と思ったわけです。で、この人と兄さんが楽しい毒を吐いてくれますので、お目付役からは「お願いですから、この件については誰にも巻き込まれないで下さい。一番まともなのはあなたです。」と言われたような。なんでしょうね? 関係者の中で、医者として人としてこうあるべきっていう高邁な精神を持っているのは私だけなんだ?? みたいなーー;。


で、終わった後は、「耳」でどう聴くことができるのか、再び実験というか、そんな感じであったようで、「目」でそこにいる人の気持ちが見えるのなら、「耳」ではどうなのかな、ということでいろいろと試された気がするのですが、一番すごかったのは「BELOVED」の時に、まるで唄っている人が慟哭しているかのような、激情を感じて「うわー」っと思ったわけです。そうすると、兄さんが「あの男の本性はああいうのだって知ってるでしょ?」と言うわけで、確かに、それはかつて私が知っていた2番目の子の性格そのまんまだと思います。
それから、TOKIOの歌を聴いていると、長瀬君の無念の気持ちが伝わってくるわけで、彼は全てが始まった時に、ドラマのロケで松本に来ていて、彼なりに何か手助けをしたいと思って来てくれたけれども、結局何もできなくて、その時の無念の気持ちをずっと持ち続けてきてくれてたんだな、と分かるわけです。
そして、不思議なことではあるのですけれども、ゆずの曲とかは、ものすごく強い「気」は感じますけれども、そこにある「感情」というものは皆無で、人としては彼らは私とは縁もゆかりもない方々ですから、お歌を届けるときに、個人的な思い入れは特に持たずに、良い気を送れるように、そこに心を込めて唄っていてくれてるのが分かるのです。


で、家に帰ってきてからは、ライブビデオとかはむしろ禁忌とせずに、見ても良さそうなものは見た方が良かろう、ということで、いろいろと見ていたのですが、GLAY 〜 ROCK AROUND THE WORLD(2010~2011年)の「BELOVED」を見ていましたら、なんというか、みんな歌を送ることを諦めてはいないけれども、でもその目には「力が足りなくて届けられない」という無念の思いが浮かんでいたわけです。
それから、2004年のGLAY EXPOの「HOWEVER」を見て見たわけですが、なんというかTERU君が感極まってしまって、「愛しているとどうしても伝えることができなかった」というところで、歌詞が出てこなくて、下向いてしまっているわけで、なんで、そこで言葉を詰まらせてしまうの、何故その歌詞が言えないの? と思うわけです。そうすると、兄さんが「共鳴しすぎて、憑かれてる。2012年の世界選手権の羽生結弦君の迫真の演技を見たでしょ?」 と言うわけです。あの演技もすごかったし、あの時彼は白黒の衣装を着ていて、その衣装は今から考えれば「白鳥」をイメージしていたと思うのですけれども、「ロミオとジュリエット」を演じていて、ジュリエットの覚醒を願うロミオの狂おしいまでの感情が良く表現されていたと思うのです。そっか、あそこに「憑いてた」のが兄さんで、言葉に詰まって歌詞が出てこなくなってるのが2番目の子なわけで、彼は今でもそこに一番の無念の思いを抱いているんだ、と分かるわけです。でも、それでほろっとなりそうになると、
「必要以上に情けをかけることはさせない。力が足りなくて伝えることができなかったのなら、彼女を泣かせることもしなければ良かったんだ。」
と吠える兄さんがいるわけで、はっはっはっ、あなた達、本当に仲が良いですよねえ? いったいこういう人たちを私にどうしろと?(苦笑)ということで、結果的には可愛らしい感傷に浸れない私がいるわけですがーー;。(逆にGLAYの人たちは「今からでも伝えることができて良かった。どうかその蛇に抱き込まれすぎないで下さい。」って言うわけで、なんというか、お気をさんざん遣わせてしまって申し訳ありません、みたいなーー;。)


それで、なんというか、こういうビデオというものは、こちらから見ていると相手も分かるものだし、そうやって縁をつないでいくと「結縁」してしまうものだから、本当はあまり多くのところにご縁を結ぶのも好ましくないものらしいのですが、まあ、私の目の力は特殊ですし、相手の力に負けて「巻き込まれる」ということは皆無であろう、ということで、見ようということになっているようです。でも、今のところ一番鑑賞しているのは兄さんのビデオなわけで、誰かさんは私の視線を感じるようにだんだんなっているらしいのですが、どうもお目付役によると(お目付役も毎日せっせと通っている内に、必要以上に私と「結縁」してるらしくって、他の人よりも私の視線を強く感じるようになっているらしいのですが)、私の視線を感じると「ぞっとする(特に背中に感じると)」ようで、「あんまり見ないで下さい」って言われるわけで、その一方で、誰かさんはそういう視線を浴びせられて、自分の発している強い気を超えて、私の視線を感じると、ステージの上で身ぐるみ剥がれるような気がするらしいのですが、どうもそれでけっこううれしいようで、「舐め回すような目で見て欲しい」とか言われるわけで、個人的には「あなたドMでしょ?」と思うわけですが。
(お目付役からは「変態です。」とか、「あなたがそいつに巻き込まれることをみんな心配してたのに、あなたが巻き込んでどうするんですか?」とか言われるわけで、そっか、こういうのを「巻き込む」っていうんだ?? と思うわけですが。まあ、でも「いいじゃないですか。新婚なんだから。」って言ってくれる方もいるわけですから、まあ、そんなもんなのかな、と。)


で、昨日は最後に「KAT-TUN」の「In Fact」を見たわけで、彼らが送ってくる気持ちはとても攻撃的で強いものだと思ったのですが、たぶん彼らが「女癖云々」で私に言いたいことは、「幾度染まっても偽れぬ心」ということで、彼がどんな生き方をしてきていようが、心まで染まっていなければ、それで良い、とそう言い切れる強さを私にも求めているし、そういう私であって欲しいと願っているのだと思います。

だいたい、この点については、お目付役は
「安心して下さい。今は3人とも清廉潔白です。」
と言うわけで、私としては
「ふーん、へー、そうなんだ。『今は』ね。」
と言いたくなるわけで、どうにも、この点はね、誰が何と言おうとも、だいたい、あんな毒気と色気に溢れたライブをやる人が若い頃に散々遊んでいないわけないでしょ。その人の本性しか見ない私の目には、そういう姿しか見えるわけない。と思うわけで、でも、そういう人と真面目なお話が来れば、それはその人の人生だと思って、私も全て受け入れねば失礼だと思うだけだし、それが知られてても兄さんはその実態がどんなものだったか、絶対に私に言おうとしないでしょうし、他の人も言わないでしょうし、だいたいみんな「言ったら兄さんに殺されちゃう」って思ってるんじゃないですかね? と思うわけですが(苦笑)。そういうオブラートに包み込まれるようなお気遣いも嬉しくないわけではないですけれども、KAT-TUNのように、率直にストレートに言って頂く方が個人的にはむしろ合っている気がするわけです。



Posted by bellis 11:34 | 日記 | comments (x) | trackback (x)