ええと、今日は朝から、「書面に追加で書いた方が良いこと」を、法律と首っ引きで7番目の兄さんに教わって、バタバタしながら書いていたので、ものすごく忙しくて。下書きは終わったので、もう少し、調べなければならないことはあるのですが、写真も追加で出さなければならないので、今日はそれをやって。割と色々あって、あまり作業は進まなくて。でも、ここのところ、地盤中に空洞が相次いで発見されているので、それを出さない手はないので。
お外組(母と姉)は、いつも通りで。今日は、しょうゆの入れ物? みたいなペットボトルの大きな破片みたいなものが出ていて。
で、「情報を貰ったからには謝礼を支払うのを忘れないように」と言われる気がするわけでー;。だいたい、「何を買え」と言われるかは、その時になるまで分からないので。傾向としては、自分が何を読みたいと思うのかをまず聞かれて、次にそれについて必要なものを教えて貰う、みたいな感じであって。
今回は「アリストテレスの「弁論術」を買うように。」と言われたわけで@@。「哲学書なんか読まないと思うけど?」と言ったら、「自分で書いたものくらい自分で買って読め」と言われる気がするわけで@@。「そんなもん書いた記憶はございません」と思ったわけですがー;。買ったことは買いました。でも、「哲学に興味がないなら、家にあるじいさんが買った古い哲学書は捨ててしまうように。そして「ソクラテスの弁明」はよろしくない本だから、家には入れちゃ駄目。」と言われる気がするわけで。ソクラテスとは、自分の妙な理想というか、見栄のために自滅した人なので。そんなもんの思想は入れてはならない、と言われる気がする。要するに「自滅してしまえ」っていう呪いの本ですよねえ? それ? と思う。
「買え」と言われる本の傾向はだいたい決まっていて、「良渚文化」を構成している特に「漁撈民」の文化と思想を知ることができる本、彼らの思想を受けた内陸の遊牧民の文化と思想を知ることができる本が中心である。後は、自分のルーツに繋がる本、応援してくれる人達に繋がる本、「お見合いの釣書も兼ねて」7番目の兄さんに関する本、となるわけで。特に、応援してくれる人達に「是非買って欲しい、すぐに」と言われたものは断れない。でも、できれば買う速度はもっとゆっくりとはしたいと思ってるわけですー;。
で、今日のメインは、NHKスペシャルの「四大文明」と「ルーツ」と「高師直」であると思う。NHKも昔は気合いの入った良い教養番組とか作ってたのになー、と思う。良くも悪くも,羌族に関してそれだけのことが書いてある本は見たことがない気がするわけで。「ルーツ」はちょっと斜め読みしただけだけれども、涙なくしては読めない。でも、アメリカの黒人差別とは、単純に「奴隷主と奴隷」とか、「白と黒」という感じの問題ではなくて、例えば白人の奴隷主と黒人女性との間に生まれた子供達の中には、見かけは白人であるけれども、立場は奴隷、であるという人もいて、彼らは結局白人社会にも、黒人のコミュニティーにも受け入れられない、という問題と直面することになるわけで。差別の激しい社会の中で、どこにも属する場所がなくて苦労せざるを得なくなるわけです。そして、作者のアレックス・ヘイリーも、公平とか平等という観念が浸透した70年代に本が出版されたから、安穏に成功することが出来たけれども、差別の激しい60年代に「ルーツ」が世に出ていたら、安泰ではなかったかもしれない、と思っていたらしくて。「ルーツ」を出版するまでにもいろいろと苦労したらしくて。いろいろと考えさせられたわけですが。
で、後は「高師直」であるわけですが。これは「お見合いの釣書代わりに、暇があったら親に読んで貰うように」と言われる気がするわけで。師直の最後については、「腹のくくれてない主君は駄目だ」と言われる気がするわけで。私自身も、足利幕府のたどった運命を見ればそう思う。7番目の兄さんには、「自分が買えと言ったものは、ただ黙って買え」って言われそうである。それが兄さんを信頼してついていくってことだし、と思う。親に多少苦言を言われた程度で、諦めて話を途中で止めてしまうようでは、私自身が駄目でしょ、と思う。特に、ケルトの人達が「買って欲しい」というものをどんどん買ってきているのに、アフリカ系の人達が「買って欲しい」と言ってきてる数冊の古本すら買い渋るようでは、それこそ「差別主義者だ」と言われても、「その通り」としか返せなくなってしまう。まあまあ、本については、「お手柔らかにお願いしますよ。資金にも限りがあるんだから。」とは思う。でも、止めることはできないです。例え負けても、最後まで生死を部下と共にできねば、私に主君としての価値はない。私は尊氏にはならない、とそういうことなわけです。