どうにも

今日は、最初からたいへんな一日になると予想されていたらしくて、朝からけっこういろんな方にサポートして頂いたようで、なんというか、いつになく「お目付役」までつけて頂いたというか。


ということで、とある某病院に朝から出かけていたわけですが、ありのままを書いて欲しいと言われれば、だいたい目的地に近づくにつれて、いらいらするとまでは言いませんが、ちょっといらっとして、そして心の中でどんどん「毒づきたく」なるわけです。

で、目的地の病院につくと、どうにも寒くもないのに、鳥肌がたって、しかもぼーっとしてしまうような感じがするわけです。しかも、そこにつけ込むかのように、受付でまず問診票を書くように言われて、書いて出したらまた看護師さんが問診に来るわけです。>何のために問診票を書いて出したんだか!? ということでヘンなことが続きますし、受付が妙に長く感じて落ち着けないというか。

で、診察が始まりまして、ドクターに出そうと思って用意してきたものを渡しましたら、あちらも当然のように受け取って、で、患者に相当する人をいろいろと診察&問診して頂いて、で、その間に心の中でも毒吐きが止まらない、と。(ええと、具体的には対象者がお気の毒なんで、なんて言ったかは書きませんが。)でもって、必死になって止める「お目付役」。「お願いですから、全部筒抜けですから、仕事している人の後ろで毒吐かないで下さい。」って言われましても、「聞こえるんだ、心の中で思ってるだけでも?」と思うわけで、思うことはどうにも止められない上に、もう一人、「お目付役」以外に止められそうな人は、「絶対に止めない」と。
で、診察の間、ずっとドクターの後ろに座っていまして、その背中を見ながら学生時代に比べて広くなったなあ、とかぼーっと考えたりしていたわけです。で、毒吐きが得意な方と、毒吐いていたわけですが、どうにも「糖分と塩分を制限してる」とかいうあたりで、3人揃って、「嘘つけ、この買い食い魔王が!」とか毒づいてしまうわけで、なんというんでしょうか、さすがに温厚で真面目そうな方でも、その程度の毒は私たちと一緒に吐くんだ? みたいなーー;。
それで、最後に診察室を出るときに、ふとドクターと目が合いまして、「あ、この人の目って、こんなに大きかったんだ。」と思ったわけです。確かに、卒業してから(というか、その前から)「目を見る気も、その機会もあんまりなかった。」ということは、先日書きましたので、「ん?」というか、なんで、この人私の目を見るのかしら? とは思ったのですが。あとは、まあ、ドクターはちと、顔を真っ赤にして、冷や汗をお書きになっていらっしゃったようかな、と。(うちの母親は、わざわざ髪型をさっぱりさせてたように思うし、緊張していたようにも思う、と言ってましたが。)
まあ、何というか、好き勝手書いている私の方が平然としていて、冷や汗かく必要のない方の方がかいているような? というか。でも、私ってたいていの場合こういう人なわけで、実のところ裁判所へ行こうが、どこへ行こうが、相手が私がどこで何書いているのか百も承知していようが、向こうから何も言い出さない限り、こちらからは絶対に何も口では言ったりしないタイプなんで。(でもって、表向きの人格なんか豹変するようなタイプではないような、気がしますけれども? 概ねね。)

で、診察が終わりまして、検査の段階になって、中休みということで、トイレに行ったわけですが、お目付役はどうにもせっぱつまると私のことを医者時代の呼称のままに呼ぶようで、「お願いですから、○○先生、全部筒抜けなんであんまり毒吐かないで下さい。」って焦りながら懇願されるわけで、気をつけてはいても出ちゃうものをどうすれば? ということで。私が春分の日の兄さんを非難できないのは、そういうところが、思ったことがそのまま出ちゃう「似たもの同士」ってことで、なんだかもう「不良娘と不良息子だ」とか、さんざんなことを言われた気がするわけですがーー;。

でもって、途中でふと「もう一度来て貰わなければならない」と浮かんできまして、別にそれは良いのですけれども、具体的にはどういうことなのかな、と思ったわけです。検査が終わって、診察室に再び呼ばれましたら、ええとお気の毒にダダ漏れの毒吐きを聞かされているらしいドクターから結果をお聞きして、でちょっと「○○の予約をとっておきますか?」 みたいなことを聞かれましたら、すかさず「とっとけ」ということが浮かびましたので、とっておきました。後から考えれば、「もう一度来て貰わなければならない」というのはこのことだったのかな、と思いますけれども、そう浮かんだのと、とっさに「とっとけ」って浮かんだのとでは、どちらが分かりやすかったのかといえば、後者の方かな、と思います。(でも、こうやって二重にやって頂ければ、漏れは少なくなるとは思うのですが。)


それから、驚いたことに、ドクターの説明を聞いている最中に、「首筋に「ふっ」と息を吹きかければ」とか浮かんでくるというか、何というか、そういうこと言うか、普通? ってようなことを言う人がいたようで、いくら私でもそんなこた実行したりしませんが、お目付役は「お願いですから、やめて下さい。セクハラですよ!」って言ってくるわけで、私は高橋大輔選手にキスをしまくる橋本聖子ですか? っていうか、兄さん、そういうこと言う人だったんだ!!

ということにびっくりするわけで。なんていうんですかね、私がキューピーの後ろ姿をちょっとセクシーだと思うと、私に背中を見せたがる人がいる。私が兄さんの目を見て同情すると、自分の目も見せたくなる人がいる。と。で、蛇の兄さんは「何番目だろうと力のない者に女は守れない。」と思ってるし、そう振る舞うし、兄さんの力を知っている人は誰も止められないし、頼るしかないので、兄さんは対象が気に入らなければ私の毒吐きを止められても止めない、と。

なんですかね、誰も彼もがいったいいくつになったのか知りませんが、こういうことで牽制し合うような阿呆な婿二人を迎えろとかいう親戚一同なんて、私にはいるはずないですよねえ? ということで。どうも、昨今は「間違いながら大人になってきて、まだ間違ってる」のがいる気がしてならないのですが。しかも、私は、こういうことは「忘れない」人ですけれども? 記憶力がいいなんて、驚かれてもそれこそ知りません、て感じなわけですがーー;。

(というか、毒吐きモードが酷くなると、いろいろと贈って頂いた歌の中に「君の手を放さない」的な歌詞を聴く度に、「MUSIC MONSTER」の兄さんのMCを思い出して、笑いが止まらなくなってしまうわけですがーー;。普段は「笑ってもいいよ」っていう兄さんでも、さすがにせっぱつまってる時には「笑うな!」って突っ込んでくる気がするのですがーー;。まあ、止められないものは止まらないわけです。でも、私はそれは滅多には表には出さない人だと思いますけれどもーー;。)

 

<追記>ええと、ドクターのおめめをどう思うかと言われれば、澄んで、誠実で、真面目で、良い方だとは思います。夫にしたら、兄さんのように力強いところは、確かに欠けているかもしれませんが(というか、兄さんが強すぎ、派手過ぎな気がするわけですがーー;)、相手の家族にも誠実に接することのできる明るくて良い方だとは思います。



Posted by bellis 16:45 | 日記 | comments (x) | trackback (x)