本日の日誌

今日は、じいさんの病院でござる。


じいさんは、前立腺癌で長らく通院しているわけで。カソデックスで、長らく良好な結果が得られていたわけです。幸運なことに。そうしたら、3ヶ月前に、どっかの病院のドクターが、


「もう完治したから来なくていい。薬も出さない。」


と仰ったわけです。そんときに、あたくしは付き添っていなかったわけで。じいさんとばあさん二人の時に、そういうこと言いやがったわけ。我が家の「かかりつけ医」であるあたくしを差し置いて何言ってやがる、癌に「完治」なんてあるわけねーだろ、と思う。で、じいさんが「行かなくてもいい、というのもあれなんで検査くらいして貰いたい。」と言って、ばあさんも「半年後くらいでどうでしょう?」と言ったらしくて、半年後に検査ということになったわけです。で、家に帰ってきた家人から、それを聞かされたあたくしが激怒したわけです。


治療方針を変える時には、注意深い経過観察をするのは当たり前である。半年も放置ってどういうことだ、3ヶ月後に再検査しろい、と思う。だいたい、経過観察なんだから、抗がん剤を切るなら、最初の1年半くらいは3ヶ月に1回検査、その次の1年半は半年に1回の検査、その次は1年に1回で、最低5年は追いかけるものでしょうが、と思う。「癌」だし。というわけで、病院に「せめて3ヶ月後に検査して貰いたいんですけど?」と電話したら、看護師が「完治しました」って医師法違反な発言を繰り返す、「先生とお話できませんか?」と言ったら「どっか行っていません」とかって言うわけで。で、ともかく3ヶ月後に予約を入れたわけです。そうしたら、9時半からの診察だから、7時半に来い、と言われたわけで(呆)。


で、本日は大垣病院の論文とか、取扱規約とか持参して、主治医様と色々お話をしようと思っていて。もう年でテストステロンが上がりそうもないから、薬を切って、様子をみましょう、というのなら分かるわけですが、「完治した」なんて言ったら、「診断書を書け」って、書けるものなら書いてみて、と言おうと思ったわけで。


そうしましたら、診察室に入って開口一番「PSAが上がってきてるから、治療を再開しましょう」と言われたわけでー;。3ヶ月で、0.22になってるし。と思う。まだ、精巣からテストステロンが出てるんだ、と身内でも思うわけですが-;。で、CABをやるとかやんないとかでちょっと医者の説明もぶれて。本当なら、正式な内分泌療法は、リュープリンとかの注射とカソデックスの内服療法の併用らしいのですが。今までは意図的な手抜きで、カソデックスの内服しかさせてなかったんだよね? ね? と思うわけで。あたくしもオーバードーズ(過剰医療)は好きではないので、結果さえちゃんと出てれば、ちょっとした手抜きくらいで目くじら立てるつもりはないわけですが。まあ、次にもPSAが下がってなかったら、CABをやりましょう、ということになって。カソデックスが効かなくなってPSAが上がったのではないので、服用を再開すれば大丈夫だとは思うわけですが。まあ、そうしましょう、とあたくしも賛成しまして。医者が電子カルテにも書き込んでたから、次に行ったら内容が消えていた、とかないであろう、とは思うわけですが。


それ見たことか、泌尿器科の部長よりも、臨床やったことのないあたくしの見立ての方が正しかった、と思うわけで。国立大学を出た医者なんて、まともな思考回路が残ってれば、みんなこんな感じで、高慢ちきの鼻が高いわけで。裁判所で裁判官だの、弁護士だのに嫌がらせさせるのとは話が違うの。これこそ私の専門分野だし、とこういうときだけ思う-;。まあ、でも、臨床経験がないから、教わったとおり、教科書通りのマニュアルなプロトコルしか考えないし、求めませんので。初心や基本は大切だなあ、と思うわけです。うちの母親は、「主治医があんなに低姿勢になっているところを始めて見た」と言っていたわけで。日頃、どんだけ威張ってたんだろう? 私のいないところで?? と思う。そこんところの泌尿器科とは、じいさんが癌になったときに、ぺーぺーの医者とやり合い、今回は部長様ともニアミス、ということで、なんかもう私は超有名人になってそうである。(耳鼻科の部長は大学時代にほんのちょこっとだけ付き合ったことのあるのだし、人間関係の狭い田舎なんて本当に嫌だ、と思うわけですが-;。)


で、家に帰って、昨日の翔君のブラックホールのテレビを見ていたら、「万が一の時の治療方針が、医者の言った通りで良いかどうか調べて確認しておきましょう」と、4番目の子に言われる気がするわけで。母親にも言いましたけれども、じいさんももういい年なので、明日になったら死んでるかもしれないし、それが寿命なら仕方ないし、なにがなんでも生かしておきたい、とかは思わないわけですが。でも、医者にわざわざ殺される必要もないので。そういうことは、家族としては阻止しようと思うわけです。というか、人としての良心として当たり前のことじゃん、それ、と思うわけです。それだけのことなのですが。


で、後は、最低限必要な本も揃ってきたので、そろそろ「買う必要があるもの」と「買っても良いもの」の線引きをしましょう、と言われる気がするわけで。「買っても良いもの」はおこづかいでちょっとずつ買ってもいいわけだから。というわけで、フォントも含めて、必要なものを計算して。だいたい、なんでも来月くらいでなんとかなるかな、と思うわけです。あとは、もう山海経とかマハーバーラタとか読んで勉強するわー、ちょっとずつ、と思うのです。でも、その前に裁判と穴掘りだからねー;。



Posted by bellis 19:24 | 日記 | comments (x) | trackback (x)