本日の日誌

うーん。なんだか、昨日の日記を親に読んで貰ったら、「アフリカの人が貧しいのは産児制限しないから」って言われて、ものすごくびっくりする-;。だって、日本に置き換えてみて? と思う。国の予算半分以上が使途不明で消えてしまったら、子供がたくさんいる家庭の人も、子供がいない家庭の人も、「それひどい」ってみんな言うでしょうが。子供の数と、国の予算がどっかに消えてしまうのと、いったいどんな関係があるというのさ?? と思う。


でもって、詳しくはもうすでに忘れちゃったわけですが、なんだか親から、「それはしょうがないこと」みたいに言われて、またものすごくびっくりする@@。何もできなくっても、それは言ってはいけない言葉だ。だいたい、命をかけて、私に直接の直訴に及んできた人達に対して、なんで「総本家のやってることを弁護してやらなきゃならんの?」と思う。それは本気で、誰に対しても裏切り行為ってものでしょ?? と思う。


結局、私もこの「世界」を作ってる「システム」のことを良く分かってないけど、親は私以上に分かっていないわけで。しまいには、「明治維新」がどうのって、言われて呆れかえる。いったい、それがアフリカの窮状となんの関係があるの? と思う。この国は、「神の国」で、「長兄の国」だ。表向き、明治維新がどう語られようと、「長兄」にとって、都合の悪い結果になんかなるわけがないって、そう決まってるも同然である。逆に外の世界の「末弟達」と接触すればするほど、「長兄」は肥え太る結果になる。


だから、結局、どっかの「総本家」はこう言うだろう。サハラ以南のブラック・アフリカは、自分が開拓して作った牧場だ。そこに住んでいるものは、自分たちの「家畜」であって、「家畜」からのあがりも自分たちのものだ。だから、お前は自分の取り分だけ貰って、それで満足して余計な口を出すな、とそう言うだろう。ブラック・アフリカは広大な牧場で、北アフリカ・中東は「末弟」達が作り出した混血児達の世界だ。「牧場」を、混血児達で囲い込ませて、「末弟」達が牧場を管理してる。


だから、「産児制限」なんて、口にしても意味はない。「家畜は増えすぎたら殺せばいい。」ってそんなことしか言われない。子供は少なくても、多くても、家畜は家畜以上のものにはなれないんだよ、この世界はそんな風に「決められてる」のだから。


だから、命をかけて、私に直訴に及んできた人達を責めるようなことは言ってはいけない。だいたい、音楽家の兄さんの体が、どんなにボロボロなのか知ってるよね? と思う。そして、「しょうがない」とも言ってはいけない。私達だって「牧場」からの上がりを誰よりも食べて生きてるんだから。働かなくても、食べていけるっていうのは、結局そういうことなんだから。でも、その人達は「家畜」ではないでしょう、「人間」でしょう、って思う。数が増えたら、紛争を起こして殺し合いをさせるか、地中海に突き落とせばそれでいいの? って思う。自分が、自分たちが、そういう目に合わされたら、どう思うの? ひどいとは思わないのか? ってそういうことなんじゃないの? と思う。


で、こういうことの解決はどうしたらいいの? と兄さん達に尋ねたら、「口で言って分からない相手の財産は、戦ってむしり取るしかないねえ。武家の者ならそう言う。」と言われる気がするわけで@@。


要するに、どっかの「総本家」相手には、「サハラ以南は、私の「牧場」にする。お前はとっとと手を引け。」と言わないといけないらしいー;。それもなんか倫理的にあるんじゃないの? とかそんな気がするわけですが。でも、そうしたら7番目の兄さんに「人道支援でしょ。」と言われる気がするわけで。まあ、そうなんですけれどもねえ?? と思うわけです。地元からの要請があれば、それでいいのか? とも思うわけですが。でも、そうしないと、何も変えられないわけだ。なぜなら、世界とは、そういうところだから。



Posted by bellis 05:39 | 日記 | comments (x) | trackback (x)