というものが届きまして、どうも「架空請求」みたいな内容だったものですから、
「何これ?」
と思って、検索して調べましたら、あちこちの人に同じ内容のメールがばらまかれていたようです。で、メールに書かれていた電話番号も検索してみましたら、「東京都庁」とかがヒットしましたので、詐欺というよりは、「悪質ないたずら」みたいなノリではあったのかもしれませんが。
普通、怪しげなメールに書かれている電話番号には滅多に電話したりしないものですが、中には面白がってかける人もいるかもしれないので、都庁の担当者が大変な一日だったかも? とか思ってみたりして。
メールに訴訟云々と書かれていましたが、普通、訴訟というものは、被告がとんずらこいていて住所が分からない、とかいうのであればともかく、普通に市民生活を送っている人相手に訴訟を起こす場合は、裁判所に相手の住所を申告しなければなりませんし、訴状が出て、答弁書を書く期間が与えられて、裁判が始まる以上、原告にも被告にもある程度は、双方の意思を確認した上で期日とか決められるので、最初からばっくれて行かないつもり? とかいうのでなければ、裁判所というものは結構こういう事務的な点では、親切なものです。しかも、被告となるからには、まず訴状を送達して貰わなければ、ということになるわけで。ま、細かな手続きにに至るまで、平等を建前としている以上、みな法律であまり不公平感の出ないように定められていますから。
仮に、つまらない濡れ衣みたいな訴えを起こされたとしても、答弁書の一つや二つはいくらでも書けるわけで、民事訴訟というのは、確か被告の住所地を管轄する裁判所に起こさなければいけなかったんじゃなかったっけ? とか思い出してしまったわけで、日本中に変なメールをばらまけば、日本中の地裁で裁判を起こすって意味? みたいにもなるわけで。暑いせいか、ヘンな人がどうも増えているようですーー;。