細長い板状の石に、特異な姿をした人物像が刻まれ、その頭上には光り輝く太陽が象徴的に彫られている。また、人物の腰のあたりには、左右二つずつ円が彫られる。これはこの人物が「生まれた」とされる岩あるいは[[ヒョウタン]]を現すものかもしれないと思う。この人物には「尾」のようなものがある。
この人物が何と呼ばれていたのかは定かではないが、おそらく「太陽神」ではないと考える。たぶん、城背渓文化の時代にはすでに亡くなっていた人物で、その子孫を称する人々が彼を「偉大な天の神」として現そうとしたのだと考える。太陽神に寄せているとは思うが、もっと広範囲を含む神とされたのではないだろうか。例えば後の時代の「天帝」のように、である。この人物が何と呼ばれていたのかは定かではないが、おそらく「太陽神」ではないと考える。考え得る名前で有力なものは、台湾原住民の神話から類推するに、クニュー(グミヤーに相当)、ハールス(伏羲、インド神話のプルシャに相当)、デナマイ(北欧神話のユミルに相当)、
少なくとも太陽や天体が小さく現されるほどの「神」なので「'''巨人神'''」といえる。たぶん、プーラン族の神グミヤーとか、台湾の伝承に出てくるクニューという巨人の名とか、日本語の「'''[[クマ]]'''」に類する名で呼ばれたのではないか、と考える。後の「熊トーテム」の神で、父系の王権思想の象徴ともなった神であろう。ただし、非常に早い段階から、この神の「熊」としてのトーテムを隠そうとする動きがあったように思う。そのため、この神の「尾」は熊のようには現されていないし、神そのものも熊のようではない。熊のトーテムが別のもの、例えば蛇などに仮託されていると考える。
[[Category:遺跡]]
[[Category:クマ|*]]
[[Category:ヒョウ|*]]
[[Category:ヘビ|*]]
[[Category:巨人]]
[[Category:考古学]]