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『日本書紀』には[[日本武尊]]が神坂峠を超えようとしたときに、悪神の使いの'''白鹿'''を殺して道に迷い、窮地に陥ったところ、一匹の狗(犬)が姿を現し、尊らを導いて窮地から脱出させたとの記述がある。そして、『日本書紀』には天武天皇5年4月17日(675年)の条に、4月1日から9月30日の期間、[[ウシ|牛]]・[[ウマ|馬]]・犬・[[サル|猿]]・[[ニワトリ|鶏]]の、いわゆる肉食禁止令を出している。なお、長屋王邸跡から出土した木簡の中に子を産んだ母犬の餌に米(呪術的な力の源とされた)を支給すると記されたものが含まれていたことから、長屋王邸では、貴重な米を犬の餌にしていたらしいが、奈良文化財研究所の金子裕之は、「この米は犬を太らせて食べるためのもので、客をもてなすための食用犬だった」との説を発表した。 | 『日本書紀』には[[日本武尊]]が神坂峠を超えようとしたときに、悪神の使いの'''白鹿'''を殺して道に迷い、窮地に陥ったところ、一匹の狗(犬)が姿を現し、尊らを導いて窮地から脱出させたとの記述がある。そして、『日本書紀』には天武天皇5年4月17日(675年)の条に、4月1日から9月30日の期間、[[ウシ|牛]]・[[ウマ|馬]]・犬・[[サル|猿]]・[[ニワトリ|鶏]]の、いわゆる肉食禁止令を出している。なお、長屋王邸跡から出土した木簡の中に子を産んだ母犬の餌に米(呪術的な力の源とされた)を支給すると記されたものが含まれていたことから、長屋王邸では、貴重な米を犬の餌にしていたらしいが、奈良文化財研究所の金子裕之は、「この米は犬を太らせて食べるためのもので、客をもてなすための食用犬だった」との説を発表した。 | ||
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2026年1月3日 (土) 06:17時点における最新版
イヌ(犬、狗、学名:Canis lupus familiaris、ラテン語名:canis、英名:dog、domestic dog)は、食肉目・イヌ科・イヌ属に分類される哺乳類の一種である。 属名 Canis、種小名 lupus はラテン語でそれぞれ「犬」「狼」の意。亜種名 familiaris はやはりラテン語で、「家庭に属する」といった意味である。広義には、イヌ科動物全般を指すこともある。現代の日本では屋外、あるいは屋内で飼われ、ペットとして猫と並ぶ代表的な動物である。
目次
定義[編集]
古来、日本ではヤマイヌ(狼)に対して「イエイヌ」(家犬)と言っていた。英語名domestic dogは、伝統的な学名C. familiaris(家族の-犬)を英訳にしたもので、日本ではdomestic dogの訳語として古くからすでにあったイエイヌの語をあてるようになった。
また、広義の「イヌ」は広くイヌ科に属する動物(イエイヌ、オオカミ、コヨーテ、ジャッカル、キツネ、タヌキ、ヤブイヌ、リカオンなど)の総称でもあるが、日本ではこの意味での言葉の用法、用例はあまり一般的ではなく、欧文翻訳の際、イヌ科動物を表すdogsやcanineの訳語として当てられるときも「イヌ類」などとしてイエイヌと区別するのが普通である。以下では狭義のイヌ(ヤマイヌなどを除くイエイヌ)についてのみ解説する。
起源[編集]
イエイヌは人間の手によって作り出された動物群である。最も古くに家畜化されたと考えられる動物であり、現代でも、イエネコと並んで代表的なペットまたはコンパニオンアニマルとして、広く飼育され、親しまれている。ただし比較されるネコと違って独特の口臭(後述)がある。
神話・文化など[編集]
犬は人間に身近な動物であるため、様々な神話・伝承に登場する。そのパターンはいくつかあるが、
- 怪物退治に関わるもの:槃瓠、早太郎など
- 犬自身が怪物のもの:天狗(中国)など、このパターンでは狼とほぼ同一視されたり、地域によって犬以外の怪物に置き換わる伝承がある。
- 死と再生の豊穣に関わるもの:花咲じいさんなど
がある。
私的解説[編集]
犬は伝承的には良い存在、悪い存在の両方で描かれる。中国ほか東アジアでは、特に人間の祖とされて「犬祖」を名乗る人達がいる。
世界[編集]
古代メソポタミアや古代ギリシアでは彫刻や壷に飼いイヌが描かれており、古代エジプトでは犬は死を司る存在とされ(→アヌビス神)、飼い犬が死ぬと埋葬が都度になされていた。紀元前2000年頃の古代メソポタミアの説話『エンメルカルとアラッタ市の領主』では、アラッタ領主が「黒でなく、白でなく、赤でなく、黄でなく、斑でもない犬を探せ」と難題を命じる場面があり、この頃には既にこれらの毛並みの犬が一般的であったことがわかる。紀元前に中東に広まったゾロアスター教でも犬は神聖とみなされるが、ユダヤ教では犬の地位が下り、聖書にも18回登場するが、ここでもブタとともに不浄の動物とされている。イスラム教では邪悪な生き物とされるようになった。
中国の新石器時代の遺跡からは、犬の骨が大量に出土している[1]。中国大陸に住む人々(たとえば長江流域の人々)は犬を食べる文化(犬食文化)を持っていたと張競は指摘する[1]。
古代中国では境界を守るための生贄など、呪術や儀式にも利用されていた。知られる限り最古の漢字である甲骨文字には「犬」がと表記され、「けものへん(犬部)」を含む「犬」を部首とする漢字の成り立ちからも、しばしばそのことが窺われる。古来、人間の感じることのできない超自然的な存在によく感応する神秘的な動物ともされ、死と結びつけられることも少なくなかった(地獄の番犬「ケルベロス」など)。漢字の成り立ちとして、「犬」の「`」は、耳を意味している。
ヨーロッパ人に発見される前のアメリカ大陸では、犬は唯一とも言える家畜であり、非常に重要な存在であった。人間にとってなくてはならない労働力であり、猟犬、番犬、犬ぞり用の犬などに活用された。
また祭りでの生贄やご馳走として様々に利用された。ユイピの儀式など、祭りにおいて犬の肉は重要な存在である。また、白人によって弾圧されたインディアン諸部族の中で、シャイアン族の徹底抗戦を選んだ者たちは、Hotamétaneo'o(ドッグ・ソルジャー、犬の戦士団)という組織を作り、白人たちと戦った。
中世ヨーロッパの時代には、ネコが宗教的迷信により「魔女の手先(使い魔)」として忌み嫌われ虐待・虐殺されたのに対し、犬は「邪悪なものから人々を守る」とされ、待遇は良かった。
欧米諸国では、古代から狩猟の盛んな文化圏のため、猟犬としての犬との共存に長い歴史がある。今日では特に英国と米国、ドイツなどに愛犬家が多い。ヨーロッパ諸国の王家や貴族の間では、古来、伝統的に愛玩用・護衛用・狩猟用などとして飼われている。
犬は欧米や日本など世界の広い地域で一般的に親しまれている。一方で、犬を忌み嫌ったり、虐げたりする文化圏や民族もある。サウジアラビアでは一般に嫌悪の対象である[2]。コンゴのムブティ族は、犬を狩りに必要な「貴重な財産」と見なしつつも忌み嫌っており、彼らの犬は馬鹿にされ殴る蹴るなどされる[3]。欧米では犬をペット・家族の一員と考えるため犬肉食はタブー視されるが、インドや中東で犬肉を食べる習慣がないのは、古代ヒンドゥー教やイスラム教では犬を卑しく汚らわしい害獣と見なしているため犬肉食をタブー視していると考えられる[4]。
犬は一般に出産が軽い(安産)とされることから、日本ではこれにあやかって戌の日に安産を願い、犬張子や帯祝いの習慣が始まるようになる。
日本[編集]
『日本書紀』には日本武尊が神坂峠を超えようとしたときに、悪神の使いの白鹿を殺して道に迷い、窮地に陥ったところ、一匹の狗(犬)が姿を現し、尊らを導いて窮地から脱出させたとの記述がある。そして、『日本書紀』には天武天皇5年4月17日(675年)の条に、4月1日から9月30日の期間、牛・馬・犬・猿・鶏の、いわゆる肉食禁止令を出している。なお、長屋王邸跡から出土した木簡の中に子を産んだ母犬の餌に米(呪術的な力の源とされた)を支給すると記されたものが含まれていたことから、長屋王邸では、貴重な米を犬の餌にしていたらしいが、奈良文化財研究所の金子裕之は、「この米は犬を太らせて食べるためのもので、客をもてなすための食用犬だった」との説を発表した。
犬上の君[編集]
犬上神社(滋賀県犬上郡豊郷町)の伝承。
犬上の君は大層な犬好きで、たくさんの猟犬を飼っていた。犬上川の上流で君が休んでいると、連れていた犬が激しく吠えかかってきた。怒った君が犬の首を刎ねると、首は宙を飛び、松の木の上で君を狙っていた大蛇のノドを喰い破りました。犬上の君は、我が身を捨てて君の命を救った犬を哀れに思い、犬の胴を松の木の根元に埋めた。この塚が犬胴松塚として大滝神社脇に残っている。また、持ち帰った犬の頭を祀ったのが、通称「犬頭明神」と呼ばれている犬上神社である。
これと同様な伝説が、甲良町の大滝神社にも伝わっている[5][6]。類似した伝承は各地に見られる。
イヌと人の関係の歴史[編集]
世界におけるイヌの歴史[編集]
人間と暮らし始めた最も古い動物であるイヌは、民族文化や表現の中に登場することが多い。
中央アジアの遊牧民の間では、家畜の見張りや誘導を行うのに欠かせない犬は大切にされた。モンゴル帝国のチンギス・カンに仕えた側近中の側近たちは、四駿四狗(4頭の駿馬と4頭の犬)と呼ばれ讃えられた。
イヌの文化的印象[編集]
イランでは犬をペットとして愛玩する人が増えているのに対して、イスラム保守派が「西洋化の象徴」と批判している[7]。
「人間の最良の友 (Man's best friend)」と言われるように、飼い主やその家族に忠実なところはプラスイメージが強い。近代日本では忠犬ハチ公の逸話が多くの国民に愛されたほか、江戸時代以前にも主人の危機を救おうとした伝説・民話も多い(秋田県大館市の老犬神社など)。他方、東西の諺や、日本語にある「犬死に」「犬侍」「犬じもの」「負け犬」といったネガティブ成語・熟語に使われることも多い。また、忠実さを逆手にとって、権力や体制側に順従に従っている人物や特定の事物(思想や団体・有名人など)を盲目的に支持・信奉する人物や、スパイの意味でも、人間以下であるという意味でも「犬」が用いられる。また「雌犬」は女性への侮辱語として使われる。植物の和名では、イヌタデ、イヌビエ(Echinochloa)など、本来その名をもつ有用な植物と似て非なるものを指すのにしばしば用いられる。
フィクションにおいて、戦いを求めてやまないキャラクターに対する綽名としてよく使われる「狂犬」は、畏怖と侮蔑の両方を孕んだ表現である。
日本におけるイヌの歴史[編集]
先史時代[編集]
日本列島における犬の詳細な起源は不明であるが、大陸より家畜化された犬を飼う習慣がもたらされたと考えられている。縄文時代早期からの遺跡から犬(縄文犬)が出土しており、その一部は埋葬された状態で発見されているが、多数例は散乱状態で出ており、家族の一員として飼われた犬と、そうでない犬がいたと考えられる[8]。縄文早期から中期には体高45センチメートル前後の中型犬、縄文後期には体高40センチメートル前後の小型犬に変化しており、これは日本列島で長く飼育されたことによる島嶼化現象と考えられている[9]。
なお、1990年代に縄文人と犬との関係の定説に再考を迫る発見があった。霞ヶ浦沿岸の茨城県麻生町(現行方市)で発掘調査された縄文中期から後期の於下貝塚より、犬の各部位の骨が散乱した状態で出土した。犬の上腕骨1点に、解体痕の可能性が高い切痕が確認された。調査報告では、犬を食用として解体していた物的証拠と評価されており、日本列島]おける犬食の起源がさらに遡る可能性が高い[10][11]。
弥生時代に犬の埋葬例は激減する[12]。また、墓に供えられた壺の中に、犬の骨の一部が入っていることがあり、犬が人間の墓の供え物になったことがわかる[13]。長崎県の原の辻遺跡などでは、解体された痕のある犬の骨が発見され、食用に供されたことも窺える。遺跡からは縄文犬と形質の異なる犬も出土しており、大陸から連れてこられたと考えられる。
古代[編集]
奈良時代・平安時代には貴族が鷹狩や守衛に使う犬を飼育する職として犬養部(犬飼部)が存在した。
平安京では、犬が人間の残飯や排泄物を食べていた。また、埋葬されない人の死体が放置され、犬に食われることが珍しくなかった[14]。
中世[編集]
鎌倉時代には武士の弓術修練の一つとして、走り回る犬を蟇目矢(ひきめや。丸い緩衝材付きの矢)で射る犬追物や犬を争わせる闘犬が盛んになった。
肉食忌避の観念がある一方で、室町時代の草戸千軒町遺跡からは食用にした跡が残る犬の骨が見つかった[15]。浄土真宗の宗祖親鸞は『大般涅槃経』を参考に浄肉(食べてもよい肉)・不浄肉(食べてはいけない肉)の区別を行った際、犬肉を猿肉などとともに不浄肉に分類するなど、犬肉食を忌避する考え方も生まれた。
南北朝時代以降には軍用犬として犬を活用する武将も現れ、『太平記』には越前国鷹巣城(現・福井県高須山)攻防戦に於いて、南朝方の守将、畑時能が愛犬「犬獅子」と2人の従者と共に寄せ手の北朝方の砦を攻め落とす逸話が記述されており、江戸時代に歌川国芳が干支の動物と縁の深い歴史上の人物を浮世絵に描いた『武勇見立十二支』にて戌年に畑時能と犬獅子が描かれるなど、人々に広く知られる存在となった[16]。戦国時代には武蔵国の武将太田資正が、岩槻城と松山城の緊急連絡手段として伝令犬を用い、北条氏康方の包囲を突破して援軍要請に成功し、度々撃退していた逸話が『関八州古戦録』や『甲陽軍鑑』に記述されている。太田資正の伝令犬戦術は「三楽犬の入替え」と呼ばれ、日本における軍用犬運用の最初の例とされている[17]。日本の中世で犬が軍用に利用されたことを伝える逸話はこれだけのようである。日本では犬を改良して「武力」のひとつとして使うという思想はなかった[18]。
近世[編集]
江戸幕府中期、江戸では野犬が多く、赤ん坊が食い殺される事件もあった。5代将軍・徳川綱吉は戌年の戌月の戌の日の生まれであったため、彼によって発布された「生類憐れみの令」(1685年 - 1709年)において、犬は特に保護(生類憐れみの令は人間を含む全ての生き物に対する愛護法令)され、元禄9年(1696年)には犬を殺した江戸の町人が獄門という処罰まで受けている。綱吉は当時の人々から「犬公方」(いぬくぼう)とあだ名された。
徳川綱吉は狆を愛玩したようで、綱吉は二人の大名に狆を飼わせたため、二人は高価な狆を求め百余匹も飼育していた。それらの狆は綱吉の命によって江戸城に納められたが、狆は役人に護送され、立派な乗り物に乗せられて登城したという(『三王外記』)[19]。この法令が直接適用されたのは天領であったが、間接的に適用される諸藩でも将軍の意向に逆らうことはできなかった。綱吉の後を継いだ徳川家宣の治世当初に生類憐れみの令は廃止された。天明の大飢饉により米価が高騰し深刻な米不足が起こった際、江戸北町奉行・曲淵景漸がイヌやネコの肉の価格を示して「米がないならイヌやネコの肉を食え」と発言し町人の怒りを買い、江戸市中で打ちこわしまで引き起こす結果となった。
近現代[編集]
幕末・明治維新期には開国・文明開化により西洋人が日本へ渡り、西洋の文物ももたらされ洋犬を飼う習慣が流行した[20]。
分類[編集]
野生のオオカミを祖先種とすることからその亜種Canis lupus familiarisとされるが、野生種と家畜化された種に対してそれぞれ別の種名を与える提案もあり、それに従えばイエイヌの学名はCanis familiarisとなる[21]。
分布[編集]
イヌの染色体は78本(2n)あり、これは38対の常染色体]と1対の性染色体からなる(ヒトの23対46本より多い。)。これは同じイヌ属のドール、リカオン、ジャッカル類、コヨーテ類などとも共通である。これらの種は個体の大小、形状が異なっていても交配が可能であり、この雑種もまた生殖能力をもつ。ただし、これらは行動学的に生殖前隔離が起こり、また、地理的にも隔離されている。ジャッカル類は主にアフリカに、(アジアに分布の及ぶキンイロジャッカルはジャッカル類では無くオオカミに近縁だとされる)、コヨーテ類は北アメリカ大陸に分布する。
また、オーストラリア大陸と周辺地域に生息するディンゴと、ニューギニア島に生息するニューギニアン・シンギング・ドッグは、人類によって約4,000年前に持ち込まれたイヌであり、かつては別種とされていたが、遺伝子の確認された現在ではイエイヌに含まれる。
生態的・形態的特徴[編集]
イヌの属するイヌ科は、森林から開けた草原へと生活の場を移して追跡型の狩猟者となった食肉類のグループである。待ち伏せ・忍び寄り型の狩りに適応したネコ科の動物に対して、イヌ科の動物は、細長い四肢など、持久力重視の走行に適した体のつくりをしている(発汗できる種がヒトだけであるように、哺乳類の持久力走行は短距離走行に比べ難しく、稀である)。
また、イヌは古くから品種改良が繰り返されて、人工的に改良された品種には、自然界では極めて珍しく難産になるものも多く、品種によっては、出産時に帝王切開が必要不可欠となる(主にブルドッグ)。
腺[編集]
イヌの耳下腺は、副交感神経性の強い刺激を受けると、ヒトの耳下腺の約10倍のスピードで唾液を分泌する。唾液は浅速呼吸(喘ぎ)により、口の粘膜と舌の表面から蒸散する。激しい運動のあと、イヌが口を開け、舌を垂らしてさかんに喘いでいるのはこのためである。イヌの体には汗腺が少ないが、この体温調節法は汗の蒸発による方法と同じくらい効果的であるという。
肛門には肛門嚢(こうもんのう)と呼ばれる一対の分泌腺があり、縄張りのマーキングに使われるにおいの強い個体識別のもとにもなる分泌液はここから出ている。ジャコウネコやハイエナのように外に直接開いてはおらず、細い導管で肛門付近に開口している。なお、イヌが雨に濡れたときなどに特に匂う独特の強い体臭は、主に全身の皮脂腺の分泌物によるものである。
嗅覚[編集]
イヌの感覚のうち最も発達しているのは嗅覚であり、においで食べられるものかどうか、目の前にいる動物は敵か味方かなどを判断する。また、コミュニケーションの手段としても、ここはどのイヌの縄張りなのかや、相手の犬の尻のにおいを嗅ぐことで相手は雄か雌かなどを判断することでも嗅覚は用いられたりする。そのため、イヌにとっては嗅覚はなくてはならない存在である。
寿命[編集]
イヌは10歳になると老犬の域になり12歳から20歳程度まで生きる。ただし犬種や生育環境によっても異なり、基本的に大型犬のほうが小型犬よりも短命である。また、一般的には屋外飼育よりも室内犬のほうが、寒暖差、雨露をしのげることから長命の傾向があり、純血種よりも雑種のほうが長命と言われる。歳を取るスピードは若いほど早く成犬となってからは緩やかになる。イヌの年齢をヒトの年齢に換算する方法は諸説あるが、科学的根拠に基づいたものではなく必ずしも正確ではない。目安として、小型犬は生後1年でヒトの約17歳、生後2年で約24歳、大型犬は生後2年で約20歳、それ以降は小型犬で1年につきヒトの4歳程度分、大型犬は5から6歳程度分、歳を取ると考えられる。
社会性[編集]
イヌの特徴としてヒトと同じく社会性を持つ生き物であることが挙げられる。意思疎通をするための感情や表情も豊かで、褒める、認める、命令するなどの概念を持っている。ヒトに飼われているイヌは、人間の家族と自身を1つの群れの構成員と見なしていると考えられ、群れの中の上位者によく従い、その命令に忠実な行動を取る。この習性のおかげでイヌは訓練が容易で、古くからヒトに飼われてきた。最古の家畜とする説が有力である。子犬を入手して飼う場合には、親犬の元での犬社会に対する社会化教育と新しい飼い主と家庭および周囲環境への馴化(じゅんか)との兼ね合いから、ほぼ6週齢から7週齢で親元より直接譲り受けるのが理想的とされる。
知能[編集]
全般的に高い知能を有する。また、品種によってはより優れた学習能力を示す。総じて記憶力も高く、例えば狂犬病の予防接種を受けた犬は次年度の狂犬病予防接種に行く際、パニックを起こす事がある。試行錯誤を行う事もあり、例えば脱走するために首輪のフックを地面にこすりつけてフックが外れないかどうか試行したり、室内で粗相をしたときは何か他のものをのせて大便を隠し、とぼけるなどの行動を行う事もある。他の犬に対して関心を示し、威嚇する行動を取る品種とそうでないものがある。他の犬への関心の示し方、攻撃性は、躾(しつけ)によっても抑えることがある程度可能である。なお、犬自体の「人間に対しての関心の示し方や接し方」は現時点において未知のものが多く、その解明の為の研究が今も進められているが、近年の研究では飼い主側の人間が示す「声を荒げて叱る」などの態度に対して敏感な反応を示すことが明らかになっている[22]。加えて、英オンライン科学誌のサイエンティフィック・リポーツにおいて犬が『意思疎通の手段』として使う目的で顔の表情をコントロールしている可能性があることが論文で掲載されている[23]。
一方で、ある調査結果からは「人間の恐怖心」の有無を感じ取れる知性を持つことが判明しており、この内容は「Journal of Epidemiology and Community Health」(2018年2月1日付オンライン版)にて掲載されている[24]。さらには、犬自体にも人間同様に嫉妬の感情を持つ可能性があるとする研究結果が発表されており、これらの研究結果は「Psychological Science」へ2021年4月7日付で掲載されている[25]。
また、イヌ自体にも感情の昂りがあり、感極まると涙を流すことを日本の[麻布大学の研究チームが確認・発表している[26][27]。
イヌは他者の情動を読み取るだけでなく、視線を読み取ることで「きっとこの人はこう考えているのだろう」と他者の意図を推測する社会的知能がある[28]。この他者の視点に立ち適切な判断を下す能力を共同注視(joint attention)といい、心の理論の基礎をイヌが備えていると考えられる要素のひとつとなっている[28]。また、イヌは他者の顔から視線を追跡し、対象物について予測した後に再度視線を合わせようとする交互凝視(gaze attention)という動作を見せる。ペットのイヌが空の餌皿を見た後に飼い主を見上げてくるという動作を繰り返す、などがよくある交互凝視の例として挙げられる。ヒトの交互凝視は相手が何を見ているかの確認の伝達から、自分の視線の意味を相手に理解させようとする催促、自分の感情を伝える共感へと段階的に高度になるが、イヌは催促の段階までは使いこなしていると考えられている[28]。
イヌの起源[編集]
イヌは最も古くに家畜化された動物であり、手に仔犬(イヌかオオカミかはっきりしない)を持たせて埋葬された1万2千年ほど前の狩猟採集民の遺体がイスラエルで発見されている。分子系統学的研究では1万5千年以上前にオオカミから分化したと推定されている。イヌの野生原種はオオカミ (Canis lupus) の亜種のいずれかと考えられている。イヌのDNAの組成は、オオカミとほとんど変わらない。イヌがオオカミと分岐してからの1万5千年という期間は種分化としては短く、イヌを独立種とするかオオカミの亜種とするかで議論が分かれているが、交雑可能な点などから亜種とする意見が優勢となりつつある。本項の分類もそれに従っている。イヌとオオカミの交雑に関しては、別項「狼犬(ハイブリッドウルフ)」も参照のこと。
人間による犬の利用法や関係[編集]
イヌは、下記のような形で人間に使役犬として訓練され、あるいは人間と関わってきた。
- 家畜の群れの誘導や監視。羊飼いや牛飼いなどが口笛や声で与える指示に沿って、ヒツジやウシなどの群れなどの周囲を走り回ったり吠えて誘導する。(コーギー、ボーダーコリーオールド・イングリッシュ・シープドッグなど)
- 牧羊犬、牧畜犬
- 荷物を運ぶ(犬ぞりは現代でも使われて人々に広く知られているが、昔は小さめの荷車を引かせることもあった。)
- 寒冷地で犬ぞりを引く(そり犬)。特に氷上や大量の積雪の上を引く際に、他の動物よりも、聴覚、嗅覚を駆使して、氷の割れや雪の崩落を察知できることから選ばれている。
- 荷車を引く
- 人間の住居などを見張り、野獣や不審者の接近・侵入を防ぐ
- 番犬
- 愛玩動物(ペット)、コンパニオン・アニマル(伴侶動物)として飼育される
- 愛玩犬(Toy dog)愛玩用小型犬種(トイドッグ)
- 体の不自由な人を助ける(主にラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーなど)
- 身体障害者補助犬(身体障害者補助犬法)
- 盲導犬、聴導犬、介助犬
- 身体障害者補助犬(身体障害者補助犬法)
- すぐれた嗅覚を活かし何かを探す、探知する、あるいは追跡する
- 狩猟での獲物の存在の探知、追跡。鳥が猟銃で撃たれ草むらなどに落ち見つかりにくい時の発見。猟犬(鳥猟犬、獣猟犬)(犬種はセッター、ポインターなど)。けものに遭遇した時には威嚇したり直接咬みつくこともある。
- 食材の探知犬。高級食材のトリュフを探すための専用犬、ポルチーニ茸を探すための専用犬などがいる。特定の食材の匂いを覚えており、場所を見つけ(食材を食べないで)飼い主に知らせるような訓練を受ける。
- 遭難者の発見・救助。建物倒壊、雪崩、海洋遭難などが発生した時に活躍する(災害救助犬 海難救助犬)。
- 戦闘犬(Attack dog)(攻撃犬とも称される)
- 軍犬(自衛隊は警備犬と呼ぶ。航空自衛隊は元々「歩哨犬」と呼んでいたが改称された。)(ジャーマン・シェパード・ドッグ、ドーベルマン、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアなど。)
- 馬車の護衛として馬と共に併走する(グレート・デーン、ダルメシアンなど)
- 食用:犬食(チャウチャウ、ヌロンイなど)。なお、現代日本では犬をみだりに食べることや、食べるために殺すことは法律違反である[29]。
- 中国、朝鮮半島、スイス、フィリピン、アフリカ、一部の北米原住民など
犬の登場する諺・故事成語[編集]
古代より、犬と人は生活していたため、慣用句に多く使われる。一方で、「〇〇の犬」「負け犬」などの悪い意味で使われる場合が古今東西において多い。 [36][37] 五十音順に並べる。
- 赤犬が狐追う
- 一犬影に吠ゆれば万犬声に吠ゆ
- 一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う
- 一犬吠形百犬吠聲 - 王符『潜夫論』賢難
- 〇〇の犬
- 犬一代に狸一匹
- 犬が西向きゃ尾は東
- 犬が星見る
- 犬腹(いぬっぱら)
- 犬に肴の番
- 犬になっても大家の犬
- 犬になるなら大所の犬になれ
- 犬にも食わせず棚にも置かず
- 犬に論語/犬に念仏猫に経
- 犬の川端歩き(犬川)/犬の子の徒歩き
- 犬の糞で敵を討つ
- 犬の遠吠え/負け犬の遠吠え
- 犬の蚤の噛み当て
- 犬は三日の恩を三年忘れず
- 犬骨折って鷹の餌食/犬骨折って鷹に捕らる
- 犬も歩けば棒に当たる
- 犬も頼めば糞食わず
- 犬も朋輩、鷹も朋輩
- 犬を喜ばせる
- 飢えた犬は棒を恐れず
- 兎を見て犬を放つ
- 内は犬の皮、外は虎の皮
- 粤犬(えっけん)雪に吠ゆ
- 粤犬吠雪/越犬吠雪
- 大犬は子犬を責め、子犬は糞を責める
- 尾を振る犬は打てず/尾を振る犬は叩かれず
- 飼い犬に手を噛まれる
- 垣堅くして犬入らず
- 画虎類狗/画虎成狗/描虎類狗
- 食いつく犬は吠えつかぬ
- 狗緇(くし)衣に吠ゆ
- 狗吠緇衣
- 狗頭角を生ず
- 狗頭生角
- 狗尾続貂
- 暗がりの犬の糞
- 鶏犬の声相聞こゆ
- 鶏犬も寧(やすら)かならず
- 鶏犬不寧
- 鶏鳴狗盗
- 桀の犬尭に吠ゆ
- 桀犬吠尭
- 犬猿の仲/犬と猿/犬と猫
- 犬牙相制す
- 犬馬の心
- 犬馬の年/犬馬の齢
- 犬馬の養い
- 犬馬の労を取る
- 犬羊の質
- 狡兎死して走狗烹(に)らる - 司馬遷『史記』「越王句踐 世家」
- 狡兎死 走狗烹
- 狡兎走狗
- 狡兎死して良狗烹(に)らる。- 司馬遷『史記』「(韓信)淮陰侯 列伝」→ 韓信、范蠡
- 狡兎死 良狗烹
- 狡兎良狗
- 米食った犬が叩かれず、糠食った犬が叩かれる/笊(ざる)舐めた犬が科かぶる
- 蜀犬(しょっけん)日に吠ゆ
- 蜀犬吠日
- 姑への怒りに犬のわき腹を蹴る[38]
- 棄犬(すていぬ)に握り飯
- 跖狗吠尭
- 喪家の狗
- 鼠窃狗盗
- 打落水狗/水に落ちた犬は打て
- 本来の諺は「不打落水狗」(水に落ちた犬は打つな)であり、これを打落水狗としたのは魯迅の過激発言である。日本や韓国では、魯迅の発言の方が有名な諺になっている。
- 泥車瓦狗
- 陶犬瓦鶏
- 唐犬額
- 夏の風邪は犬もひかぬ
- 夏の蕎麦は犬も食わぬ
- 白衣蒼狗/蒼狗白衣
- 飛鷹走狗
- 夫婦喧嘩は犬も食わぬ
- 吠える犬は噛まぬ
- 煩悩の犬追えども去らず
- 邑犬群吠
- 鷹犬之才
- 羊頭狗肉/羊頭を懸げて狗肉を売る
- 楊布之犬
- 狼心狗肺
- 驢鳴犬吠/驢鳴狗吠
- 淮南之犬
- 犬去りて、豚来たる
参考文献[編集]
- Wiipedia:イヌ(最終閲覧日:22-11-25)
- 谷口研語, 犬の日本史―人間とともに歩んだ一万年の物語―, 吉川弘文館, 2012, isbn:9784642063821
- ハロルド・ハーツォグ, 山形浩生, 守岡桜, 森本正史, ぼくらはそれでも肉を食う 人と動物の奇妙な関係, 柏書房, 2011, isbn:9784760139620
- 松井章, 狩猟と家畜, 上原真人・白石太一郎・吉川真司・吉村武彦, 列島の古代史 ひとものこと, volume2, 岩波書店, 2005, isbn:4000280627
- 犬は「びよ」と鳴いていた-日本語は擬音語・擬態語が面白い-, 山口仲美, 光文社, 光文社文庫, 2002-08, isbn:4334031560
関連項目[編集]
参照[編集]
- ↑ 1.0 1.1 張競『中華料理の文化史』筑摩書房〈ちくま新書〉、1997年9月。ISBN 4-480-05724-2
- ↑ ハーツォグ, 2011, p67
- ↑ ハーツォグ, 2011, p67
- ↑ ハーツォグ, 2011, p238
- ↑ 犬上(いぬがみ)神社 、狼信仰(最終閲覧日:26-01-03)
- ↑ イラン神話のロスタムには類似した伝承が馬(ラクシュ)の話として伝わる。
- ↑ 【世界発2017】イラン、犬はタブー?友達?イスラム教では忌避するが…ペットで人気『朝日新聞』朝刊2017年8月31日
- ↑ 松井, 2005, p184
- ↑ 西本豊弘「イヌと日本人」西本豊弘編『人と動物の日本史1 動物の考古学』吉川弘文館、2008年
- ↑ 袁靖「哺乳綱」、麻生町教育委員会編『於下貝塚 発掘調査報告書』1992年、154〜183頁。
- ↑ 袁靖・加藤晋平「茨城県於下貝塚出土の小型動物の切痕(英文)」『千葉県立中央博物館研究報告 人文科学』2巻2号、1993年。
- ↑ 松井, 2005, p184
- ↑ 松井, 2005, p186
- ↑ 松井, 2005, p187
- ↑ 松井, 2005, p186
- ↑ http://www.oidenense.net/stories/hata/, 勝山物語(畑時能物語) , おいでねんせカッチャマ, 2019-05-05
- ↑ 関根久夫, 埼玉の日本一風土記: 埼玉が誇る自然・歴史・文化を訪ねる読み物ガイド, 2010, 幹書房, isbn:9784902615630(要ページ番号、2019-05-06)
- ↑ 谷口, 2012, p67
- ↑ 谷口, 2012, p80
- ↑ 大木(1994)、p.250(Full citation needed、2019-05-06、大木氏を著者とする文献は本記事に載っていないようです。従って文献名などが不明です。)
- ↑ Anthea Gentry, Juliet Clutton-Brock, Colin P. Groves, “The naming of wild animal species and their domestic derivates,” Journal of Archaeological Science, Volume 31, Issue 5, Elsevier, 2004, Pages 645-651.
- ↑ 犬の「ごめんなさい」の姿勢は飼い主の態度に反応しているだけ?(英研究) 2015年10月22日 the WOOF
- ↑ 「子犬のような目」で飼い主を操作? 研究 2017年10月20日 AFPBB
- ↑ 「犬は怖がっている人間にかみつく」は本当か 2018年2月28日 毎日新聞「医療プレミア」
- ↑ https://diamond.jp/articles/-/268994, 犬も人間みたいに嫉妬する!?大学研究でわかった3つのサイン, ダイヤモンド・オンライン, 2021-04-24, 2021-04-25
- ↑ https://gigazine.net/news/20220824-dogs-tears-reunited/, 「犬は飼い主と再会するとうれし泣きの涙を流す」ことが日本の研究で判明, GIGAZINE, 2022-08-24, 2022-10-08
- ↑ https://www.azabu-u.ac.jp/topics/2022/0823_39642.html, プレスリリース:麻布大学、イヌが飼い主との再会時に情動の涙を流すことを発見, 麻布大学, 2022-08-23, 2022-10-08
- ↑ 28.0 28.1 28.2 菊水健史、市川眞澄(編)『社会の起源:動物における群れの意味』 <ブレイン・サイエンス・レクチャー>6 共立出版 2019年 ISBN 978-4-320-05796-8 pp.106-112.
- ↑ 刑事事件弁護士ナビ「ペットを食べる!?動物を殺傷した場合に科される罰則とは」
- ↑ ハーツォグ, 2011, p235
- ↑ ハーツォグ, 2011, p236
- ↑ ハーツォグ, 2011, pp237-238
- ↑ ハーツォグ, 2011, p236
- ↑ ハーツォグ, 2011, p236
- ↑ 2019-04-19, http://blog.taiwannews.jp/?p=50745, 犬肉の食用禁止を目的に連盟が発足, 台湾新聞, 株式会社 臺灣新聞社, 2019-05-30
- ↑ https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/3/36337/20141126055628605585/J-Int-Edu-HiroshimaUniv_18_30.pdf
- ↑ https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/3/39291/20160323101241923545/ReportJTP_1990_131.pdf
- ↑ 2020-01-21, https://japanese.joins.com/JArticle/261706, 太永浩元駐英北朝鮮公使「李容浩氏の解任、金正恩委員長の不安心理が反映」, 中央日報, 2020-03-03