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1,187 バイト追加 、 2026年1月22日 (木)
とのことである。「ワンという青年」とは名前から見て'''「[[バロン]]」を男性化したもの'''と考える。苗族の始祖とされる[[チャンヤン]]には、大洪水の後水牛を犠牲とした、という伝承があるので、いわゆる「大洪水」の後に、犠牲獣は豚から水牛に変更されたのだと考える。でも、厳密には城背渓文化にあるように「牛」に変更され、その後苗族の中で水牛に変更されたのだろう。すなわち、'''城背渓文化は伝説的な神話の「大洪水」よりも後の文化'''である、と古代の人達は考えていたと思われる。
 
豚を犠牲にして効果がなかったかどうかはなんともいえない。ヴェマーレ族の伝承では、ラビエという女神が亡くなった際に、豚を犠牲に捧げたら彼女は「月」となって復活した、とあるので一定の効果があった、と考えていた人達もいたし、そういう人達の中では豚は重要な犠牲獣であり続けたと思う。おそらく、当初は'''ダロン・蚩尤は犠牲獣的な存在に過ぎず、「そのトーテム」が豚だった'''ので、彼らをより上位の神としたい人々が、犠牲獣(豚)のトーテムを嫌って、犠牲獣を牛に変更してしまってダロン・蚩尤とは関係のない獣を犠牲にする、としたのではないかと思う。でも、この試みは失敗してしまって蚩尤のトーテムに「牛」が入ることになったので、牛を犠牲獣にすることに変更しても蚩尤は引き続き「犠牲神」であり続けることになってしまった。だから更にそれを「水牛」に変更して、「蚩尤は犠牲獣なんかじゃない」としたのが苗族なのだと考える。
== 民俗学的私的考察 ==

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