またタバロン社とプユマ族との間には「かつて女神を巡って戦争があった」という伝承があり、印欧語族の神話に「デーヴァ対ヴァルナ」の対立の構図が目立つことと併せて考えると、その起源となる伝承ではないかと考えられ興味深い。
個人的には台湾の「'''パイワン族'''」とは中国での「'''[[プーラン族]]'''」、「'''タバロン社'''」とは「'''[[チワン族]]'''」のことと考える。台湾の「タバロン対プユマ戦争」の伝承は、かつて彼らの先祖が中国大陸にいたときに「'''チワン族対プーラン族'''」の間で何かいさかいがあり、それが台湾の「'''タバロン対プユマ戦争'''」の伝承に変化したのではないだろうか。一方で、「[[チワン族]]対プーラン族」のいさかいが印欧語族の世界に伝播したものが「'''デーヴァ対ヴァルナ'''」の戦いであり、中国神話に移行したものが「'''炎帝(チワン)対黄帝(プーラン)の戦い'''」に発展したと考える。
中国全国男性人口の約5.95%は今より約5,440年前<ref name = "23mofang">[https://www.23mofang.com/ancestry/ytree/O-M119 Phylogenetic tree of Y-DNA at 23mofang]</ref>または4,622(95% CI 5,597 - 3,809)年前<ref name = "FTDNA">[https://discover.familytreedna.com/y-dna/O-M119/tree FamilyTreeDNAによるハプログループO1a-M119の系統樹]</ref>に一人の共通祖先をもち[[良渚文化]]と関係があろうと推測されている。この[[良渚文化]]由来の「父系先祖」が[[良渚文化]]を形成したプーラン族(台湾におけるパイワン族)の出身だったので、彼の子孫がパイワン族の神々を広めた結果、それが「炎帝([[チワン族]])を倒す黄帝(プーラン族)」といった中国神話につながったと考える。