台湾の伝承には、太陽神を射て血が流れる話はあるが、作物を得る話はない。ヴェマーレの神話にしても、多少話の筋に混乱はあるが、「死した女ラビエの遺産」にまつわる神話は「女性が腹から出血する原因」の神話であって、作物の起源神話ではない。誰かが「男性の太陽が射られて血を流す神話を、女神の月経の話に置き換えた神話」と「女神が殺されて作物を取り出される神話」を一塊にしてしまったものが、ヴェマーレ族の神話と考える。
==トゥワレとアメタ = トーテムについて ======= ハイヌウェレの場合 ====彼女は、* 豚→ココヤシ→(+アメタの血)と変化して生まれる。アメタは男性なので、彼の「血」とは精液の役割を果たすと考える。ということはココヤシは女性ということになる。バロン・ダロン神話で、子供達の母親が「死した女性の化身」のカボチャとして語られるように、ココヤシは「死した女性」の化身と考えられる。
== 関連項目 ==